WAX(ワックス)wiki的基本情報・特徴・欠点・今後の将来性・評判・購入できる取引所まとめ

WAXは世界的に有名なオンラインゲームの取引サイトとして知られるOPSkins(オプスキンズ)によって立ち上げられたプロジェクトです。

OPSkinsは既に大規模なプロットフォームであることから、ICO額が90億円と大規模な案件となり、WAXは非常に注目されています。

ここではWAXの基本情報や特徴からメリット・デメリット・取り扱い可能な仮想通貨取引所までまとめました。

WAX(ワックス)のwiki的基本情報

仮想通貨名 WAX
トークン名 WAX
公開月 2017年10月5日
開発国
開発チーム OPSkins
開発者 ウィリアム・クイグリー
発行上限 1,850,000,000 WAX
発行枚数 942,694,871 WAX
アルゴリズム DPOS
公式HP wax.io
ホワイトペーパー WAX_White_Paper.pdf
Twitter @waxtoken
Facebook @WAX.io.Communit
Reddit -
TelegramID waxtokenannoucements
YouTube WAX_io

WAX(ワックス)とは

OPSkins(オプスキンズ)発のゲーム内アイテム取引に特化したプラットフォーム

WAXはオンラインゲーム内部のアイテム取引に特化した分散型取引プラットフォームです。

日本で言うPSN(PlayStationStore)やニンテンドーeShopで販売されている各種ゲームの追加要素の取引をブロックチェーン上で管理しています。

WAXは世界最大級の規模を誇るゲーム内アイテム売買サイト「OPSkins(オプスキンズ)」によりプロジェクトが立ち上げられました。

ブロックチェーンを活用することでセキュリティを高め、WAXでアイテム売買を可能とすることにより利便性の向上も図ることを目的しています。

なお、WAXはWorldwide Asset eXchangeの略称です。

WAX(ワックス)の特徴

OPSkins創業者が開発

OPSkinsは世界最大級の規模を誇るゲーム内アイテム取引に特化したサイトです。

世界的に利用者が多く、週に200万件もの取引が発生しています。

日本語には対応していないため、日本人の利用には敷居が高めです。

しかし、日本にはOPSkinsの代理購入サービスがあることから、国内でもゲーマーから高い人気があります。

WAXはそんな世界的に人気があるOPSkinsが立ち上げたプロジェクトであることから、注目を集めているのです。

WAXトークン

WAXトークンはWAXプラットフォーム内で利用する通貨です。

ゲーム内のデジタル資産の購入はもちろんのこと、手数料の支払い等に幅広く利用されています。

また、P2P取引に対応し、マイクロペイメント(小数点以下18桁)での取引も可能です。

4つのアカウントで制御するWAX Protocol

WAXはWAX Protocol(ワックスプロトコル)と言う仕組みで制御しています。

以下の4種類のアカウントによって成り立っています。

ユーザ

一般利用者が使うアカウントです。

WAXトークンとゲーム内アイテムを始めとしたデジタル資産を管理します。

ギルド

WAXプラットフォームの管理ノードです。

取引のブロック生成と承認を行います。

転送エージェント

デジタル資産の送受信を行います。

主に2つの階層派生(HDウォレット)の秘密鍵を制御します。

  • デジタル資産とWAXトークンの送受信によるマスタアドレス、子アドレスの制御
  • ユーザメッセージの受け入れによる独自公開暗号キーを生成

契約者

主に外部エージェントから実行されるアカウントです。

WAXにプラットフォームにコードが保持されており、それらが都度実行されます。

ERC20と互換性のあるERC721を採用

WAXはイーサリアムで一般的に使われているERC20ではなく、新規格のERC721を採用しています。

ERC721はERC20との互換性を持ちながら、NFTと呼ばれる種類のトークンを扱えるのが特徴です。

ERC20準拠のトークンは互換性が高く、各種取引所の審査が通りやすいメリットがあります。

取引所としても非常に管理がしやすく、非常に多く使われています。

ERC20と互換性を持っていることは大きなメリットの一つです。

DPOS(Delegated Proof of Stake)を採用

従来の承認方式Proof of Stake(PoS)を発展させた方式です。

仮想通貨の保持者による投票により、取引の承認者が選ばれ、承認者がブロックを生成します。

WAX(ワックス)の欠点

RMT(リアルマネートレード)の助長が問題

WAXはゲーム内のアイテムと現実の通貨を交換するRMT(リアルマネートレード)に特化しています。

しかし、RMTはオンラインゲームの寿命を縮める危険性があることから、多くのゲームでは禁止行為とされています。

その理由としては、ゲーム内アイテムを販売するために不正ツールを利用してゲーム内通貨を販売する行為を助長させるためです。

オンラインゲームでの不正やチート・バグはゲームバランスを崩すことになり、純粋にゲームを楽しんでいる人に対する迷惑行為にあたります。

運営によってはRMT(リアルマネートレード)を黙認

しかし、現実的にはRMTにより人気が出ているオンラインゲームがあるのも事実であり、運営によっては黙認していることもあります。

RMTは法的には何も関与をしていないので、各種運営陣の判断となるのです。

ゲーム内でアカウント停止等にされることがあっても、法的には罰せられることはありません。

RMT(リアルマネートレード)市場は年々増加

オンラインゲームでのRMTに関する議論は尽きず、未だに賛否両論の声が上がっています。

RMT市場は年々増加傾向にあり、市場規模は500億にも及ことから、需要があることは明らかです。

WAXはあくまでRMTのマーケティングの場を提供することが目的であり、不正ツールを支援している訳ではありません。

しかし、RMTが必ずしもプラスのイメージではないという点は大きな課題点となります。

WAX(ワックス)の提携情報

SALT(ソルト)

WAXは仮想通貨SALTと提携を結び、WAXトークンがキャッシュローンの担保として認められるようになりました。

SALTはユーザが保有している仮想通貨に対し、法定通貨で融資することができる仮想通貨です。

SALTでの担保として認められたということは、WAXが信用度の高い仮想通貨であることを証明しています。

SALTとの提携により、ますます仮想通貨としての価値が向上しました。

Trust Wallet(トラストウォレット)

EthereumのDAppsブラウザ機能を持つスマホアプリです。

ETHを使ってアプリの取引が行えるのですが、OPSkinsへ直接行けたり、WAXが利用できるようになりました。

TrustWalletから直接取引ができるようになり、利便性が向上しました。

Nexo(ネクソ)

Nexoは仮想通貨を使って融資を受けられる仮想通貨です。

元々はゲーム業界とは全く関係のないプロジェクトでしたが、WAXと提携を結ぶことによりゲーム業界と密接になることが予想されます。

SALTとは違い、全て仮想通貨で完結することが大きな特徴です。

WAX(ワックス)の評判・口コミ

WAXに関するTwitterの評価をまとめました。

WAXを始めとしてゲームの仮想通貨プロジェクトは様々ありますが、2018年ごろにはツイート数の多い仮想通貨ランキング5位に入っていました。

このようにランキング順位やツイート数が、非常に注目されている通貨であることを現しています。

また、提携先のアプリが増えた際には大きな価格上昇が見られています。

今後も提携先が増える度に価格上昇が見込めるでしょう。

WAXのプロジェクトに期待する声も上がっています。

これまでもゲームに関連する仮想通貨のICOは多く発表されてきましたが、このツイートはICOの内容がイメージしやすく非常に期待できると好評です。

また、世界的に有名なOPSkinsが関わっていることからも期待度が非常に高くなっています。

WAX(ワックス)が購入できるおすすめの取引所3選

国内にはWAXを取り扱う仮想通貨取引所はありません。

海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

そのため、国内の仮想通貨取引所を通じて海外仮想通貨取引所とやり取りする必要があります。

Bittrex(ビットレックス)

アメリカの仮想通貨取引所です。

取り扱い通貨の種類が200以上と非常に豊富です。

取引所のカスタマーサポートがあり、対応も非常に速いです。

しかし、日本語には対応していないので全て英語でやり取りする必要があります。

また、豊富な数の仮想通貨を取り扱っていることから取引手数料が2.5%と少し高めです。

イーサデルタ(EtherDelta)

ETHのブロックチェーン上で取引できる仮想通貨取引所です。

分散型取引所の中では利用者が多く、ETHを基軸通貨としていることから初心者にオススメです。

ユーザ同士で直接交換できることから、運営側の不正による問題やハッキングによる被害が発生しないことが大きな特徴です。

しかし、ブロックチェーン上の操作の保証がなく、もし桁の入れ間違いが発生してもサポートはしてもらえません。

手数料が割高であることもデメリットです。

Huobi(フォビ)とUPbit(アップビット)について

日本人利用が多かったHuobiと韓国の仮想通貨取引所であるUPbitでもWAXの取り扱いはあります。

Huobiは日本企業と提携したり、専用通貨を保持すると手数料が安くなったりと様々な特典がありました。

しかし、Huobiは2018年12月31日をもって日本からの利用ができなくなりました。

また、UPbitについてはもともと韓国国内向けの仮想通貨取引所であるため、日本からの利用はできません。

WAXは取り扱っている仮想通貨取引所が少ないですが、OPSkinsがあることからそこまで気になりません。

WAX(ワックス)の今後の将来性

WAXはオンラインゲームにおける取引のセキュリティと利便性の向上を図るために開発されました。

世界的に知名度が高いOPSkinsの開発陣が関わっており、今後も提携先が増え続けることによって期待できるプロジェクトです。

また、ゲーム内以外の分野でも活用できる仕組みであることから、今後はゲーム以外の分野でも発展していくことが見込めます。

マイナスイメージ払拭が今後の課題

しかし、一方ではRMTに関する問題点もあり、未だに賛否両論の声が上がり続けています。

プロジェクト自体は期待できる代物ですが、RMTに関する印象は世間一般的には悪いイメージが強く残ります。

法的には問題ではなく、今後規制される可能性も低いですが、今後の大きな課題点として残り続けるでしょう。

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