Zaif(ザイフ)でリップル(XRP)は購入できない!?特徴や取り扱い通貨、手数料に使い方まで大公開

仮想通貨の中でも、時価総額ではトップ3に入り、技術開発では世界中の金融機関や企業と提携し、多くの支持と期待を集めているリップル(XRP)。

世界的に有名な企業との提携も気になるところですが、日本国内では仮想通貨における保有額でビットコインを抜いて1位を獲得したことが衝撃を与えました。

日本ではビットコインよりも人気のリップル(XRP)ですが、国内のいくつかの取引所でも購入することができます。

今回は国内の仮想通貨取引所のひとつであるZaif(ザイフ)をピックアップします。

とはいえ、結論から言えばザイフでリップルはまだ取り扱っていない為、購入できません。

本記事ではザイフの特徴や通貨の買い方、手数料などについてお届けしていきます。

日本を含めた世界中で注目を集めるリップルの購入の検討に役立ててもらえたらと思います。

Zaif(ザイフ)はリップルを扱っていない!?

Zaif(ザイフ)について

ザイフはかつてはテックビューロ株式会社が運営する仮想通貨取引所でした。

某有名女優さんをイメージキャラクターに起用するなど、宣伝にも力を入れていた取引所です。

しかし、同業者であるCoincheck(コインチェック)の不正送金事件が発生し、仮想通貨業界の規制が強くなると広告も自然と縮小していきます。

2017年には、当時一種のブームとなっていたICO(イニシャル・コイン・オファリング)ソリューションである「COMSA(コムサ)」を発表し話題となりました。

しかし、COMSAでICOの実施を予定していたクラウドファンディングプラットフォームで有名なCAMPFIRE社のICOが突如調整中になったり、サーバーダウンなどの不具合が多く不安視されている部分も。

2018年には、不正取引・不正出金・70億円相当の仮想通貨の流出もあり、信頼度は下降の一途を辿ります。

その後、仮想通貨市場の規制や取り締まりによりセキュリティが強化されましたが、2018年11月22日にフィスコ仮想通貨取引所に事業譲渡をして現在に至ります。

Zaif(ザイフ)で購入できる通貨・銘柄

2019年現在ザイフでは、計5種類の仮想通貨と9種類のトークンの購入が可能です。

【仮想通貨5種類】

  • ビットコイン(BTC)
  • ネム(XEM)
  • モナコイン(MONA)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアム(ETH)

【トークン9種類】

  • ザイフトークン(ZAIF)
  • カウンターパーティ(XCP)
  • ビットクリスタル(BCY)
  • ストレージ(SJCX)
  • フィスココイン(FSCC)
  • ペペキャッシュ(PEPECASH)
  • カイカコイン(CICC)
  • ネクスコイン(NCXC)
  • ゼン(JPYZ)

今回のテーマであるリップル(XRP)は2019年3月現在、ザイフでは購入できません

ザイフには一定の金額を購入していくという「コイン積立」というサービスがありましたが、2019年3月現在はサービスを停止しており、再開についても未定となっています。

リップル(XRP)の積立ができれば便利でしたが、そもそもリップル(XRP)を取り扱っていないことに加え、残念ながらコイン積立サービスも停止しているのが現状です。

リップルを購入できる取引所はどこか

ザイフではリップルの購入はできませんが、国内の仮想通貨取引所ではどこで購入できるのか、リップル(XRP)を取り扱っている取引所を4つご紹介します。

bitbank(ビットバンク)

国内の仮想通貨取引量No.1を強みとしている取引所です。

取引量が多いということは、それだけユーザーも多いということになります。

取引はユーザーが多いほど成立しやすくなるため、急な取引にも対応しやすいことが大きなメリットです。

  • 買いたいときに買えない
  • 売りたいときに売れない

これでは効率的な取引はできません。

bitbank(ビットバンク)は取引量が多いため、国内保有額No.1という人気の仮想通貨リップル(XRP)であれば、スムーズな取引が期待できるでしょう。

取引のしやすさを求める場合はbitbank(ビットバンク)がおすすめです。

GMOコイン

東証一部上場企業のグループ会社が運営しているということで、安心感を前面に打ち出しているGMOコイン。

前述したように、ザイフやCoincheckの不正送金被害があって以降は、仮想通貨取引所の安全性や信頼度が重要視されるようになりました。

GMOグループは東証一部上場企業でもあり、その知名度からも会社への信頼度が高いと言えます。

リップル(XRP)を購入する際は、取引所と販売所の2種類を利用できますが、GMOコインはその両方を持っています。

取引所は取引に参加しているユーザー同士での取引価格となりますが、取引が成立するかどうか不安な面もあります。

特に売買を急いでいるときは、取引の成立が遅くなる場合もあることがデメリットです。

しかし、販売所であれば、GMOコインによる販売のため、即座に通貨を手に入れることができます。

取引所価格に比べると若干値段は高くなってしまいがちですが、すぐに売買を行いたい場合には重宝します。

取引所と販売所の両方があることに加え、多くのユーザーが気にする信頼度という点においても、有名企業であるGMOのグループ会社の運営であれば問題はクリアできるでしょう。

信頼度と、いざという時のために販売所がある取引所が良いという場合はGMOコインがおすすめです。

また、リップル(XRP)のレバレッジ取引にも対応していますので、リップル(XRP)のレバレッジ取引を行いたい場合はGMOコインを選んでみましょう。

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

DMM

会社の信頼度を重視するならDMM Bitcoin(DMMビットコイン)もおすすめです。

DMMは知っている人も多いかと思いますが、インターネットを通して動画・ゲーム・英会話・FXなど様々なサービスを展開している大手企業です。

タレントのローラさんがイメージキャラクターを務めていることでおなじみで、CMをみたことがある人も多いのではないでしょうか。

DMM Bitcoinは、知名度だけでなく、セキュリティの高さも魅力です。

仮想通貨取引所で起きるハッキングは、オンライン上に置かれているホットウォレットに対して発生することがほとんどです。

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)では、会社の資本と顧客の資産が分別して管理されており、顧客の資産はオフライン上のコールドウォレットに保管されています。

そのため、購入したリップル(XRP)など、DMM Bitcoinに預けている資産が盗まれてビットバンクしまうというリスクが非常に小さいことが強みなのです。

仮想通貨取引所へのハッキングなどに不安がある場合はDMM Bitcoinからリップル(XRP)の購入をしてみてはいかがでしょうか。

Coincheck(コインチェック)

coincheck2018年1月に起きた騒動で仮想通貨を知らなかった人にはマイナスイメージの強いCoincheck(コインチェック)ですが、それ以前から仮想通貨取引を行なっていた人にとってはおなじみの取引所のひとつです。

騒動があって以降は、経営陣が代わりセキュリティも強化され取引が行われています。

Coincheckの大きな魅力は取り扱い通貨の種類が豊富であるという点です。

他の国内取引所で取り扱っている仮想通貨は5種類前後ですが、Coincheckでは9種類と多く、その中にはリップル(XRP)も含まれています。

さらに、何と言ってもアプリの使いやすさはダントツで、タブレットやスマホをメインに取引を行っている人や、今後スマホでの取引も考えている人におすすめです。

リップル(XRP)だけでなく、他の通貨の取引も考えているという人はCoincheckで取引を開始してみてはいかがでしょうか。

Zaif(ザイフ)がリップルを取り扱う可能性は

Zaif(ザイフ)では、2019年3月現在リップル(XRP)の取り扱いはありませんが、取り扱う可能性があるかどうかについて考えてみましょう。

結論から言ってしまうと、上場するかはわかりません。

神のみぞ知るということになります。

ただし、上場する可能性はあります。

日本の仮想通貨取引所に上場する通貨・銘柄は、原則として金融庁・財務局が作成しているホワイトリストに載っているものに限られています。

つまり、ホワイトリストに載っていない通貨に関しては国内の取引所での購入ができないため、海外の取引所を使うことになります。

このホワイトリストの中にはリップル(XRP)の名前もありますので、ザイフでも取り扱うことは可能であり、上場の可能性は残っていると言えるでしょう。

また、リップル(XRP)は送金技術の開発において、世界各国の金融機関や金融サービスを取り扱う企業およびIBMやマイクロソフトといった世界的にも有名な企業との提携が進んでいます。

この流れを受けて、ザイフでもリップル(XRP)を取り扱う動きが、今後出てきてもおかしくはありません。

ただし、ザイフは2017年10月2日にイーサリアム(ETH)を新規上場させて以降、仮想通貨の銘柄を増やしていません。

なぜなら、日本国内の仮想通貨取引所が取扱い銘柄を増やすには費用や人材、技術面での大きなコストが発生するからです。

特に、2018年1月に発生したCoincheck(コインチェック)のハッキング事件以降は、取引所に求められるセキュリティ体制が厳しくなっているため、通貨の新規取り扱いよりも、セキュリティ強化に力を入れています。

このため、新規通貨の取扱いへの希望は、可能性はあるもののやや低めという印象を受けます。

現在、ザイフの運営はフィスコに変わっているので、フィスコの今後の動きにも注目です。

Zaif(ザイフ)での通貨の買い方や手数料は

通貨の買い方

ザイフの取引画面(上記画像参照)を見てみましょう。

画面左上にはチャートが載っています。

「BTC/JPY」というところをクリックすることで通貨を切り替えることができます。

画面左下では取引板と取引履歴をリアルタイムで見ることが可能です。

これにより、現在どれくらいの量が売買されているのかをひと目で把握することができます。

画面右上では「買い注文」や「売り注文」を選択し、実際に取引を行えます。

  • 現物買い/現物売り
  • 信用買い/信用売り

などを選択し、数量を入力することで取引を行うことが可能です。

初心者にとってもわかりやすい設計になっています。

チャット機能

また、画面右下では取引所にログインをしているユーザー間のチャットがリアルタイムで流れており、挨拶や考察など、コミュニケーションの様子を見ることができます。

もちろん、ログインをしていれば参加することも可能ですので、コミュニケーションをとってみたい人は参加してみると良いでしょう。

取引手数料・入出金手数料

取引の手数料については基本的に無料となっていますが、取引する通貨によっては手数料が違いますので注意が必要です。

手数料の表に記載されているmaker(メイカー)とtaker(テイカー)についての説明は以下の通りです。

  • maker:取引板に指値注文を出していた取引参加者
  • taker:相手方となる注文を発注した取引参加者

価格を出した人がmakerで、その価格を取りに行った人がtakerです。

現在ザイフではリップル(XRP)の取り扱いはありませんが、取引回数が増えたり、1回の取引額が大きくなると手数料も侮れません。

1回の手数料は小さくても、取引回数が増えるとじわじわと手数料も増えていきます。

また、手数料額は一定ではないため、1回の取引額が大きくなるにつれて手数料も高くなってしまいます。

取引所の手数料に関してはしっかり押さえておきましょう。

まとめ

2019年3月末時点では、残念ながらザイフでのリップル(XRP)の取り扱いはありません。

しかし、良くも悪くも何が起きるかわからない、情報や体制の移り変わりが早いのが仮想通貨業界です。

リップル(XRP)は日本を含めた世界中の金融機関や企業と次々提携を発表しています。

この流れが進んでいけば、取引所でもリップル(XRP)を取り扱う動きが出てくる可能性は大いにあるでしょう。

リップル(XRP)の国内保有額がビットコインを抜いて1位になっていることから見ても、手数料商売の取引所としては、今後リップル(XRP)を取り扱いたいという狙いは十分あると考えられます。

仮想通貨市場は、まだまだ低迷しているとはいえ、2019年に入ってからは徐々に活気を取り戻しつつあります。

これまでは期待感だけで、投機的に購入されていた仮想通貨ですが、今後はリップル(XRP)のように送金手段という形で我々の生活に浸透してくることが予想されます。

動きの早い仮想通貨業業界ですので、今後のリップル(XRP)の動きや、各取引所の動向、ザイフの取り扱い通貨の動向も、しっかりチェックしていきましょう。

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