SynthetixNetworkToken(SNX)のwiki・特徴・評判(口コミ)・将来性まとめ

仮想通貨には多くの特徴があり、十人十色、多彩な個性あるコインが様々な場面で登場しています。

今回紹介するSNX(Synthetix Network Token)はこの仮想通貨の価格変動に注目したコインとして開発が行われています。

この仮想通貨SNXについて、その特徴や懸念点、評判や将来性についてまとめました。

この記事を読めばきっとSynthetixの独自トークンであるSNXについて知ることができるのではないでしょうか。

SynthetixNetworkToken(SNX)のwiki的基本情報

仮想通貨名 SynthetixNetworkToken
トークン名 SNX
公開月 2019年
発行上限 149,038,462 SNX
発行枚数 142,133,057 SNX
公式HP https://www.synthetix.io/
ホワイトペーパー https://www.synthetix.io/uploads/synthetix_litepaper.pdf
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SynthetixNetworkToken(SNX)とは

SNXとはSynthetix(旧Havven)を創業したケイン・ワーウィック氏らによって開発された仮想通貨です。

氏はオーストラリアで最大の暗号通貨決済プラットフォームを構築し、数千万件の取引量を記録させた実績を持っており、このSNXもそういった決済に関する目的で開発が行われています。

仮想通貨によってネットワーク上で形成されているSynthetix Networkにおいて、その取引手段となるトークンとしての決済などが利用用途として挙げられます。

そんな機能を持つSNXですが、上場されたのは2019年8月で、すでに5つの取引所で取引がされています。

一通り挙げていくと、使いやすいユーザーインターフェースで有名な分散型の仮想通貨取引所であるKyber Network(イーサリアムとのペア)、香港の有名な仮想通貨取引所の一つであるKuCoin (クーコイン)(ビットコイン、イーサリアム、テザーとのペア)、同じく香港の仮想通貨取引所Gate.io(テザーとイーサリム)、日本にも仮想通貨取引所を設置している海外の仮想通貨取引所Liquid(ビットコイン、ただし日本でのLiquidは認可の関係から取引不能)、世界最大規模の会員数を誇るビットレックス(ビットコインとのペア)などが挙げられ、基本的にアジアの仮想通貨取引所での上場が目立っています。

発表されて日が浅いにもかかわらず上場した件数が5つもあるというのは、それだけ期待の表れと言えるのではないでしょうか。

SynthetixNetworkToken(SNX)の特徴

SNXの特徴は、ビットコインの価格との連動、フィアット通貨との関与、イーサリアムのプラットフォームを使用、ステーブルコインの発行、ICOでの成功の5つが挙げられます。

ビットコインの価格との連動

ビットコインの価格との連動ですが、SNXはSNXを利用するSynthetixのネットワーク上で発行された仮想的なビットコインに連動したトークンです。

SNXを預けることによって、ビットコインの価格と連動をしたsBTCの取引を行うことが可能になるというもので、今まで法定通貨の価格に連動した仮想通貨はありましたが、ビットコインの価格に連動した仮想通貨を作り出す機能を持たせたプラットフォームはSNXが初めてです。

フィアット通貨との関与

フィアット通貨との関与も特徴と言えます。

フィアット通貨とは先ほどお話しした法定通貨のことで、米ドル・ユーロ・日本円など実際に中央銀行が発行している通貨のことを指します。

これらの通貨は、特に先進国ほど安定して運用されており、仮想通貨のような暴落などがほとんどありません。

SNXはSNXのプラットフォームを利用することで、USドル・ユーロ・日本円・オーストラリアドルと連動したアセット(アセット)を手に入れることが可能です。

しかも、これらのフィアット通貨に留まらず、天然資源のゴールドとも連動したアセットを手にすることもできます。

イーサリアムのプラットフォームを使用

イーサリアムのプラットフォームを利用した通貨であるというのも特徴です。

イーサリアムを利用したプラットフォームは非常に多くの仮想通貨で実績を持っており、安定したプラットフォームでノウハウも確立されています。

そのため、多数のアセットを扱うSNXのプラットフォームをイーサリアムの技術で支えるというのはとてもメリットがあるのです。

更にこれらの取引をイーサリアムのスマートコントラクトによる自動取引で行うことで、効率的な資産の取引や管理を可能としています。

ステーブルコインの発行

SNXはステープルコインの発行も可能です。

先ほどもお話しした通り、SNXはプラットフォーム上で仮想的なステープルコイン(法定通貨の価格に連動した仮想通貨)を生み出すことができますが、仕組みはスマートコントラクトを使ったものになっています。

SNXをプラットフォームの金庫的な存在(スマートコントラクトによる共有の流動性プール)に預けることで発行されますが、発行量はSNXを預けた金額の1/5です。

つまり、特定のステープルコインを発行しようと思ったら、その5倍のSNXを用意する必要があります。

このスマートコントラクトはイーサリアム由来のもので安定しているというもの特徴です。

類似の仕組みでMakerDAOなどがありますが、その仕組みの場合は独自トークンではなくイーサリアムを預ける必要があるという点で、SNXの方が気軽に利用可能です。

ICOでの成功

ICOでの成功も収めています。

独自トークンであるSNXと法定通貨と同程度の価値を持つステープルコインが実質交換できると言う特徴から、コンセプトが公表されてから大変な評判となっており、事前の販売では日本円にして33億円もの資金調達に成功しました。

これだけの成功を収めたアルトコインは数えるほどしかありませんから、いかに期待されたプロジェクトとトークンであるかが分かるのではないでしょうか。

SynthetixNetworkToken(SNX)の懸念点

SynthetixNetworkToken(SNX)の懸念点

SNXの懸念点は、SNX自体の価格が安定しない、プールが破たんする可能性、法規制が入るリスクが挙げられます。

SNX自体の価格が安定しない

SNXのトークン自体価格が非常に不安定で、急騰や下落を繰り返しています。

そのため、そのタイミングを利用してステープルコインを発行させれば利益が得られる可能性もありますが、不安定な分損をすることも考えられ、実用性に関しては懸念があると言えるのです。

実際に決済手段として利用しようと思ったら流動性を高めて価格を安定させる必要もありますが、先ほどお話しした類似のプロジェクトであるMakerDAOに比べると知名度が低く、流動性に関しても期待できないという点も懸念です。

プールが破たんする可能性

プールが破たんする可能性もあります。

SNX自体が価値を失ったら、発行される様々なアセットのステープルコインの価値が相対的に上がってしまい、バランスが取れなくなるのではという危惧です。

そういった点は十分な対処がされている可能性が高いですが、資産と直結するだけに懸念点として挙げられます。

法規制が入るリスク

各国当局の法規制が入る点も懸念されるのではないでしょうか。

実際に米ドルと連動するステープルコインのテザーは、何度もアメリカ合衆国の連邦政府から圧力を加えられており、見方を変えればステープルコインがどんどん作られるSNXに何かしらの規制が入るのではというリスクもゼロではないのです。

SynthetixNetworkToken(SNX)の評判

SynthetixNetworkToken(SNX)の評判

SNXの評判について、Twitter上で気になるツイートをまとめました。

一番好きな仮想通貨の一つとして挙げています。

将来的なセキュリティ問題などを懸念しています。

SNXには非常に興味深いトークンの仕組みと成長をしていると評価しています。

全体的に評判はいいもののセキュリティなどの面で一抹の不安があるという点を上げている方もいます。

基本的に海外の評判ばかりで国内の評判はあまりないというのが、このSNXの印象でした。

SynthetixNetworkToken(SNX)の将来性

SNXの将来性は比較的明るいと言えます。

ただ、ステープルコインやゴールドと連動するアセットのトークンを発行できる機能に関しては、各国の法解釈によっては何らかの規制が入るリスクもあるため不安な面も存在します。

ただ、現状としてテザーは今も進化し、仮想通貨取引所のいくつかではビットコインやイーサリアムと並ぶ基幹通貨となっており、仮想通貨の世界では十分市民権を得てアメリカ当局の本格的な規制も入っていません。

そういった点でこれからも徐々に知名度を上げていき、SNX自体の価格が安定すれば、より優れたトークンとして存在できるのではないでしょうか。

SynthetixNetworkToken(SNX)のまとめ

SNXは、プラットフォームに担保とすることでステープルコインを発行できる仮想通貨です。

これを利用すれば、今まで以上に法定通貨と仮想通貨の距離が縮まる可能性を秘めており、将来的にはより多くの法定通貨(現在は一部の先進国通貨のみ対応)を利用できる可能性があります。

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