仮想通貨で寄付するとメリット多数あり!仲介せずに直接募金可能

寄付や募金と聞くと多くの方は、コンビニのレジに設置された募金箱や、街頭で募金を呼びかける子供たちを想像すると思います。

これらは現金で寄付をする方法ですね。

また、TV番組等で特定の電話番号に電話をすることで寄付をする方法も目にしたことがあると思います。

これは携帯電話代金から差し引かれたり、手持ちのクレジットカードから引き落としをかける方法です。

これらは現金を使わずに寄付をする方法で、数年前から目にする機会が増えました。

しかし、仮想通貨での寄付というのは、あまりイメージが出来ない方が多いのではないでしょうか。

仮想通貨で寄付(募金)ってできるの?

実は、仮想通貨で寄付を行う方が最近増えてきているのです。

現在ではいろいろな種類が発行されている仮想通貨。

最近では様々なメディアで取り上げられており、目にする機会も増えていると思います。

発行総額は爆発的に増加しており、現在のキャッシュレス化の流れとともに、仮想通貨も分かりやすく容易に利用できる時代が近々やってくるでしょう。

とはいえ、世の中に認知されはじめたばかりの仮想通貨は、それを説明する用語でさえも聞きなじみのない言葉が多く、利用にはハードルがあるのも実情です。

また、市場価値も変動しやすく、なんとなく仮想通貨の利用はリスクがあるようなイメージが先行しているようです。

一般の方が気軽に取引するにはまだ課題もある仮想通貨ですが、利用には様々なメリットがあります。

手数料が格安

通常、通貨のやり取りには手数料がかかります。

ATMで給与を引き出す時にも、手数料がかかりますね。

ATM等の設備料や、銀行支店などにかかる人件費など、現金をやり取りするにはどうしても手数料がかかってしまいます。

特に、他行への送金や、海外への送金などは手数料も割高になってしまいます。

対して、仮想通貨は実物が存在しないため、これらの手数料も格安で利用できるのです。

即日送金が可能

銀行振り込みを行う場合、営業日や時間帯によって送金日が翌日などにずれ込む場合があります。

しかし、仮想通貨の場合は銀行を介す必要がないため、取引所を仲介して送金ボタンを押すだけで、スピーディーに送金することが出来ます。

少額投資が可能

仮想通貨が投資対象になっていることはご存じかと思います。

多くの方が投資を行うのは、多くの仮想通貨が数100円程度の少額から投資出来るということも理由の一つです。

取引時間を選ばない

外国為替取引は日曜日が休みになりますが、仮想通貨取引は24時間365日いつでも取引が可能です。

このように、取引にメリットがある仮想通貨、実は寄付を行うときにもメリットがあるのです。

仮想通貨(ビットコイン)を寄付するメリット

ここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、仮想通貨で寄付する際にもメリットがあります。

手数料が格安

手数料が格安であるということは寄付する際にもメリットになります。

特に、海外へ寄付金を送金するような場合に有効です。

例えば、現金で海外へ10,000円の寄付をした場合、相手側に実際に届く金額は半分にも満たない場合があります。

さらに寄付金が少額になれば、手数料のほうが高くなってしまい、送金自体出来ないこともあるのです。

仮想通貨であれば、手数料が格安のため、実際に寄付した金額の多くを届けることが出来るのです。

特にビットコインは送金手数料が安く、少額の送金に適していると言えます。

スピーディーかつ簡単に届けることができる

即日送金が可能で、取引時間を選ばないメリットも紹介しました。

東日本大震災のような大災害がどこかで発生した場合、被災地では1分1秒が人命救助にかかわってきます。

世界中の思いが1秒でも早く届けられる仕組みは非常に重要です。

受け取る側としても、様々な国から様々な外貨を受け取ると手続きも非常に煩雑となり、受け取ったお金をなかなかすぐに活用できないというデメリットもあります。

世界に多く広まっているビットコインであれば、こうした問題も解決できます

業者や団体を仲介せずに直接とどけることができる

街頭で募金した際、そのお金が本当に目的地に届いているのか、不安になることはないでしょうか。

現金をその場で渡してしまうと、お金がどのように流れるのかを追跡することはできません。

そのため、街頭で募金をお願いされても、知らない団体の場合は寄付しにくいものです。

この問題もビットコインであれば解決できます。

ビットコインのネットワークはブロックチェーンと呼ばれる帳簿に記録される仕組みがあるため、通貨の流れの透明性が高く不正がしにくいのです。

また、NPOなどの支援団体を介さずに個人へ直接支援することが出来るのもメリットです。

つまり、NPOなどの団体では目が行き届かない地域や、個人の問題へも直接寄付が行えるのです。

コインチェックの『ビットコイン寄付』とは

出典:Coincheck

コインチェックはマネックスグループ株式会社の完全子会社の仮想通貨取引所サービスです。

国内の主要取引所の一つで、サイトデザインが分かりやすく操作性も高いことから、認知度の高い取引所です。

マスコミで仮想通貨が取り上げられると名前が良く挙がるので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

コインチェックで募集される寄付は、QRコードの表示のみで即寄付を受け付けることが出来る仕組みで、世界中どこでも簡単に寄付を行えるようになっています。

もちろん英語化もされており、より多くの寄付を集めることができます。

※2019年5月現在は、寄付が一時的に制限されているようです。

グッドネーバーズ・ジャパンはビットコインで寄付できる

グッドネーバーズ・インターナショナルは韓国で設立された国際NGOです。

世界35か国以上において、天災や紛争、飢餓などで苦しんでいる人々の人道・開発援助を行っています。

この国際NGOの一員であるグッドーイバーズ・ジャパンでは、アジア・アフリカの7か国と日本国内を対象に支援活動を行っています。

グッドーイバーズ・ジャパンでは、コインチェックのアカウントからの寄付を受け付けています。

支払手数料も無料で、1円も無駄にせずに寄付することが出来ます。

名前やメールアドレス等の個人情報も必要なく、気軽に寄付できることも特徴です。

ただし、ビットコインによる寄付の場合は、グッドネーバーズ・ジャパンが行う様々な活動からプロジェクトを指定することは出来ません。

しかしながら、どの活動も人道支援に確実に役立ててくれますので、安心して寄付が行うことが出来ます。

ビットフライヤーから日本赤十字社にできる『ビットコイン寄付』とは

出典:bitFlyer

ビットフライヤーもコインチェックと同様の仮想通貨取引所サービスの一つです。

ビットコイン取引高日本一で、初心者でも安心して使うことが出来る取引所です。

ビットフライヤーでは、日本赤十字社へビットコインでの寄付を受け付けています。

赤十字病院を初めとする国内医療を初め、国際的にも幅広く活動を行っている日本赤十字社は街頭での募金も行っていることもあり、その名前はだれでも知っているかと思います。

ビットフライヤーの日本赤十字社寄付も、手数料無料で簡単に行うことが出来ます。

国連児童基金(ユニセフ)のフランス支部が仮想通貨の寄付を受け付け中

出典:UNICEF

世界の子供たちの命と健康を守るために活動する国連機関ユニセフは皆さんご存じかと思います。

世界190の国と地域で活動をしていますが、ユニセフのフランス支部では仮想通貨各種での寄付の受付を2018年9月から開始しました。

対象となる通貨は、以下の全9種類です。

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • ビットコインキャッシュ
  • ライトコイン
  • リップル
  • EOS
  • モネロ
  • ダッシュ
  • ステラ

ビットコイン以外でも聞いたことのある通貨があるのではないでしょうか。

寄付はユニセフのフランス支部HPから行うことが出来ます。

特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体へもビットコインが寄付できる

特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体とは、2013年に設立された兵庫県明石市を中心に子供への学習支援や小児がん・難病支援の事業などを行っている団体です。

大学生などの若いメンバーを中心に、子どもにまつわる様々な問題を支援しています。

この団体でも、以下6種類の仮想通貨で寄付を受け付けています

  • ビットコイン
  • ビットコインキャッシュ
  • イーサリアム
  • リップル
  • NEM
  • モナコイン

仮想通貨によって寄付された資金は、同法人が活動する「明石ひみつ基地~おひさま~」の運営費として活用されます。

「明石ひみつ基地~おひさま~」とは、ひとり親や低所得・多子世帯の子どもへ学習支援を行うことをメインに、地域の交流の場として小学生から大学生、社会人までがあつまり交流が出来るスペースです。

また、寄付者は限定のFacebookグループに招待されるほか、年次報告書やサポーターメールを受け取れるため、寄付したお金がどのように利用されたかを見ることもできます。

まとめ

ビットコインをはじめとする仮想通貨の寄付は、まだまだ知らない人が多い状況です。

しかし、わずかな手数料で少額から気軽に寄付できるだけでなく、全世界から容易に寄付を募ることが出来ることできます。

その有用性が広く認知されれば、チャリティーの機会をより広げることができるはずです。

2011年の東日本大震災では、海外からも多くの寄付の声が上がったものの、上記で述べたような様々な問題が障害となり、受け付けられる団体が少なかったことが問題となりました。

現在、日本でもようやくキャッシュレス化の波がやってきましたが、仮想通貨の取り扱いにはまだまだ心理的なハードルが高いのも事実です。

しかし、少しづつですが間口が広がり、仮想通貨での寄付を受け付ける団体や個人も出てきています。

もしもあなたが寄付や募金への興味があるのであれば、仮想通貨での寄付を行ってみてはいかがでしょうか。

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