仮想通貨の分散型取引所

仮想通貨を取引する際には仮想通貨取引所を利用することになります。

仮想通貨取引所には中央集権型取引所と分散型取引所(DEX:Decentralized Exchange)が存在。

中央集権型は銀行などの従来の型ですが、近年では分散型取引所が注目を集めています。

今回は、注目が集まりつつある分散型取引所についてお届け。

どんな取引所があるのか、その特徴や利用するメリットを中心に解説していきます。

中央集権型との違いについても見ていきますので、あなたの仮想通貨取引の後押しになれば幸いです。

仮想通貨の分散型取引所とは

仮想通貨が世に普及していく中で、徐々に注目を集めている分散型取引所。

そもそもの仮想通貨の理念である、分散型を実現した取引所です。

中央集権型には中央管理者が存在

中央集権型の取引所というものは、中央管理者(取引所運営会社など)がいて、その中で取引が行われます。

つまり、中央管理者がユーザー同士の仲介役を担っているということです。

また、取引を行う際には、一度資産を中央管理者の元に預けるということになります。

分散型取引所には管理者がいない

一方、分散型取引所は中央管理者おらず、個人間での取引が行われます。

中央管理者を通して取引を行う中央集権型に対して、個人間で取引を行うということが分散型取引所の大きな違いです。

 

仮想通貨の分散型取引所を利用するメリット

自分の考えにあった取引を行いたい場合は、利用する取引所がどのような特徴を持っていたり、どんなメリットがあるかを把握しておくことが重要です。

ここからは個人間で取引が行われる分散型取引所を利用するメリットについて見ていきましょう。

本人確認不要で取引開始できる

仮想通貨取引所を利用する場合、KYCという本人確認が必要になります。

かつて中央集権型取引所のCoincheckやZaifなどで不正送金事件があり、セキュリティに対しては厳しいチェックが入り、本人確認が必須となりました。

しかし、分散型取引所では本人確認の必要がありません

そもそも中央管理者がいないため、本人確認をする機関や人物がいないためです。

中央集権型取引所での本人確認は、数日から数週間かかります。

取引を行いたいと思ったとしても、すぐに取引所を利用できないことがネックでしたが、分散型取引所ではすぐ取引の開始が可能

スムーズな取引が行えるという点がメリットの一つです。

セキュリティが高い

個人認証がないとセキュリティに不安があるという人もいるかもしれません。

しかし、これまで起きた不正送金事件やハッキング事件は、中央集権型の取引所で起こっています。

一度、個人の資産を取引所へ預ける形になり、個人の手から離れることに。

自分の手から離れるということは、管理できないところへ資産を預けるということです。

また、ウォレットを使い際に必要となる秘密鍵も中央管理者の元にデータが存在することになります。

こうした形でハッキングを受けてしまうと、秘密鍵も資産も流出してしまうことに。

分散型取引所では、個人間のやり取りのため、自分の資産が一旦自分の手から離れるということがありません。

秘密鍵も資産も、自分の管理下にあるので、ハッキングによって秘密鍵や資産が流出する可能性は限りなく低くなるということがメリットです。

いつでも取引が可能

中央集権型の取引所の場合、メンテナンスや急なサーバーダウンなどで取引を行えない時間が発生します。

仮想通貨は特に値動きの激しい市場ですので、メンテナンスの数時間の間に大きく根が動くことも珍しくありません。

取引をしたい時間に、すぐに取引を行えない可能性があるのが中央集権型の取引所です。

一方、分散型の取引所では、一部のサーバーがダウンしたとしても取引所自体の機能が停止することはありません

いつでも取引を行えるということも大きなメリットの一つです。

手数料が安く済む

中央集権の取引所では、管理者が存在していたり、セキュリティ向上などから多くのコストがかかります。

そのため、手数料が多くかかってしまいますが、分散型取引所であれば管理者がいないため、その分の手数料が浮くことになります。

つまり、中央集権型よりも手数料が安く済むということです。

取引を行う上で手数料が安いということは、非常に大きなメリットと言えます。

仮想通貨の分散型取引所におけるデメリット

どんなものにも、メリットがあればデメリットもあります。

ここからは分散型取引所のデメリットについてもお届けしていきます。

取引量・出来高が少ない

分散型取引所の最大のデメリットと言えることは、出来高の少なさです。

個人間で直接取引を行えることは、様々なメリットがありますが、ユーザーがまだまだ少ないため、そもそも取引が成立しない場合もあります。

分散型取引所は、まだ歴史が浅いため、ユーザーが少ないという背景があり、出来高が伸びにくい傾向があるのです。

将来的には出来高が伸びる可能性がありますが、ユーザーが増えてくるまでは出来高の少なさはデメリットと言えます。

初心者には難易度が高い

分散型取引所は管理者がいないため、中央集権型のようにサポートがついているわけではありません。

つまり、困った時に問い合わせをする先がないということです。

そのため、取引や取引所への知識・経験がある人の方が扱いやすい傾向にあります。

仮想通貨や取引に慣れていない初心者には、扱いが難しい点がデメリットと言えます。

取引できる通貨の種類が限定的

中央集権型の取引所では法定通貨とビットコインや、ビットコインとイーサリアムなどのペアで取引が可能です。

また、世界の取引所であれば、ビットコインを軸として様々な通貨と取引を行うことが可能です。

しかし、分散型取引所では、取り扱いのある通貨のペアが少なく、取引できる通貨の種類が限定的

必ずしも自分が欲しい通貨が取引されているとは限らないという点がデメリットとなります。

仮想通貨分散型取引所おすすめ7選

分散型取引所のメリットやデメリットを理解したところで、実際にどのような取引所が存在しているのか、特徴も合わせて7つのおすすめ取引所をお届けします。

今後の取引の参考にしてみてください。

IDEX(アイデックス)

出典:IDEX

分散型取引所の中では最大の取引高を誇る人気の取引所です。

公式サイトのチャートでは、様々なインジケーターを表示することができ、取引に便利なツールが揃っていることが特徴。

取り扱っている仮想通貨の種類も、徐々に追加され、2019年5月現在では数百種類の通貨が取り扱われています。

残念ながら、サイトは日本語対応しておらず、基本的には英語の表記を読む必要があります。

しかし、取引の経験がある人は、それほど難しい単語は出てきませんので、英語でも問題なく操作はできるはずです。

パソコンやスマホで取引ができるため、柔軟かつスピーディーに取引を行うことができます

Waves(ウェーブス)

出典:Waves

Wavesは独自トークンプラットフォームで、時価総額でも30位前後にランクインしているWAVESでもおなじみです。

Wavesは分散型取引所としての機能も搭載しています。

この分散型取引所での基軸通貨となる通貨がWAVESになります。

Wavesでは、仮想通貨同士の取引だけでなく、法定通貨への両替も行えるため、幅広い取引が可能です。

ビットコインやイーサリアムなど、複数の人気主要通貨の入出金にも対応している珍しい分散型取引所でもあります。

様々な取引を行ってみたいという人におすすめの取引所です。

Kyber Network(カイバーネットワーク)

出典:Kyber Network

Kyber Networkは販売形式の分散型取引所です。

取引の際は、購入者にとって最適なレートを自動で選択して決済してくれます。

イーサリアム以外の通貨で決済をしたとしても、自動でイーサリアムに換金する機能を持っています。

そのため、イーサリアムを持っていなくても、イーサリアムで参加可能なICOに出資することが可能。

取引の際、売買の価格差(スプレッド)はありますが、日本の中央集権型取引所のような大きな価格差がないことが特徴です。

Openledger(オープンレジャー)

出典:Openledger

BitShares(BTS)上で稼働している分散型取引所です。

オープンレジャーは世界初の分散型取引所と言われており、歴史ある取引所でもあります。

また、サイトは日本語にも対応しているため、日本人でも使いやすいサイトとなっています。

BitSharesを基軸通貨としているため、ビットコインよりも素早い決済が可能です。

オープンレジャーは会員制になっており

  • BASIC MEMBER
  • ANNUAL MEMBER
  • LIFETIME MEMBER

以上3種類のメンバー制度を導入しています。

  • BASIC MEMBER・・・無料
  • ANNUAL MEMBER・・・約5000円
  • LIFETIME MEMBER・・・約1万円

上記料金で会員になることができます。

ANNUAL MEMBERは1年間50%キャッシュバックされ、LIFETIME MEMBERになると、手数料が80%キャッシュバックされるというメリットがあります。

長期で使用する場合は、会員になった方がお得です。

EtherDelta(イーサデルタ)

出典:EtherDelta

イーサデルタは分散型取引所の中では有名な取引所です。

取り扱っている通貨が豊富で、イーサリアムから誕生したERC20トークンが主に取引できます。

ただし、種類の豊富さが仇となり、取引をしたくても参入者が少なく取引が成立しにくい通貨も混ざっていることがデメリット。

しかし、取り扱い通貨の種類は随一なので、様々な通貨の取引を行いたい場合はおすすめです。

0x(ゼロエックス)

出典:0x

ゼロエックスは分散型取引所を開発するためのプラットフォームです。

取引の処理はブロックチェーン上で行いますが、マッチングはオフチェーンで行います。

そのため、手数料が安価に抑えられるというメリットがあり、手数料を気にする場合や、多くの取引を行う際におすすめです。

Cryptobridge(クリプトブリッジ)

出典:Cryptobridge

ビットコインやBitSharesが基軸になっていますが、大きな特徴としてマイナーな通貨を取り扱っているということです。

国産の仮想通貨モナコイン(MONA)も取り扱っています。

出来高の高い人気通貨を取引することができますが、大きな取引所への上場を前に、マイナーな通貨を手に入れて仕込んでおくということもできます。

公式サイトは、分散型取引所の中では珍しく日本語に対応していますので、日本人でも気軽に利用することが可能です。

まとめ

分散型取引所は、規模や出来高はまだ小さいかもしれませんが、今後の普及が期待されています。

仮想通貨が世の中に普及してくると取引の量も多くなり、取引所利用者も増えてきます。

中央集権型の取引所も、分散型取引所もそれぞれメリットとデメリットがありますが、セキュリティ面や取引の手軽さなどを考慮して、うまく活用していきましょう

分散型取引所の中には、中央集権型取引所にはまだ上場していない通貨の取り扱いをしているところもあります。

将来的な値上がりを期待したり、応援したいプロジェクトなどがあれば、分散型取引所で取り扱っていないかをチェックしてみると良いです。

仮想通貨界の盛り上がりと合わせて、分散型取引所の普及にも注目していきましょう。

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