
仮想通貨チャートサイトを利用するにあたり、まず直面するのが「どのサイト・アプリを利用すればいいんだろう?」という疑問ですよね。
この記事では、仮想通貨チャートサイトの選び方やおすすめの仮想通貨チャートサイトを紹介しています。
チャートサイトの場合、それぞれのサイトごとに”対応している通貨”や表示方法、搭載されている機能や特徴などが異なってきます。
是非、この記事を参考にご自身に適した仮想通貨チャートサイトを見つけてみてください。
仮想通貨チャートサイトの選び方
仮想通貨チャートサイトを選ぶ際に、必ずチェックしなければいけない重要ポイントは以下の3つです。
- 運営主体
- 料金
- 対応デバイス
それぞれの仮想通貨チャートサイトの特徴など、考慮するポイントはほかにもありますが、上記3つをチェックしておけば少なくとも”後悔”することはないでしょう。
では、早速解説していきますね。
運営主体
まず確認すべきは、チャートサイトの運営主体です。
仮想通貨チャートサイトの場合、主に運営主体は以下2つに分かれます。
- 仮想通貨取引所・販売所
- メディア
それぞれメリット・デメリットがありますが、結論から言うと、メディアが運営しているチャートサイトの利用をお勧めします。
詳しくは後述していますが、「利便性の高さ」と「対応通貨が多い」の2点が主な理由です。
取引所が運営するチャートサイトの特徴
取引所が運営してるチャートサイトの特徴として挙げられるのは、以下3点。
- 無料で利用できる
- 独自機能が搭載されている
- 対応通貨が少ない
取引所が運営しているチャートサイトは無料で利用できることが多いです。
また、取引所が展開しているサービス内容(取引方法)によってそれに適した独自機能が搭載されいている場合もあり、
取引所とその取引所が運営しているチャートサイトを併用することで、利便性を高めることも可能なこともあります。
デメリットとして挙げられるのは、「対応通貨の少なさ」です。
例えば日本の仮想通貨取引所の場合、金融庁が定めた「ホワイトリスト」に記載されている仮想通貨銘柄しか取り扱うことができないため、
取引所が運営しているチャートサイトも、そのホワイトリストに掲載されている仮想通貨銘柄のみに対応している場合が多いです。
メディアが運営するチャートサイトの特徴
メディアが運営しているチャートサイトの特徴として挙げられるのは、以下2点。
- 対応通貨が多い
- 料金が発生する場合もある
メディアが運営しているチャートサイトのメリットとして挙げられるのは、「対応通貨の多さ」です。
先述した通り、取引所が運営しているチャートサイトは、その取引所が取り扱っている仮想通貨銘柄にしか対応していないケースが多いです。
その点、メディアが運営しているチャートサイトはそれらのしがらみにとらわれることなく、主要通貨以外の様々な仮想通貨チャートに対応しています。
初心者の方は取引所が取り扱っている主要通貨のみを把握できれば問題ないため、あえてメディアが運営するチャートサイトを利用する必要は無いかもしれませんね。
料金
基本的に、仮想通貨チャートサイトは無料で利用できます。
ただ、メディアが運営しているチャートサイトの中には”課金しないと利用できない機能”を備え付けているサイトもありますので、
課金要素があるか否か、利用を開始する前に確認しておく必要があります。
課金要素をもつチャートサイトとしては、「TradingView」が挙げられます。
TradingViewは仮想通貨だけでなく、株・原油・金・国債など、幅広い金融商品に対応している総合金融チャートサイトです。(詳しくは後述)
対応デバイス
チャートサイトはアプリ(スマホ)利用に対応しているものが多いです。
先ほど紹介したTradingViewや、大手仮想通貨チャートサイトとして知られる「Coinmarketcap」もアプリ利用に対応しています。
外出先でも仮想通貨チャートを利用したい方や、頻繁にチャートをチェックしたい方は”アプリ利用に対応しているチャートサイト”を選択するといいでしょう。
おすすめの仮想通貨チャートサイト
ここからはおすすめの仮想通貨チャートサイトを、運営主体(取引所・メディア)ごとに分けてご紹介します。
以下の情報を中心に紹介していますので、ご自身に適したチャートサイトを探す際の参考にしてみてください。
- 運営主体
- 対応通貨数
- 料金
- 対応デバイス(アプリ対応)
- 特徴
取引所が運営しているチャートサイト
取引所が運営しているおすすめのチャートサイトは以下の3つ。
- コインチェック/Coincheck
- bitbank.cc
- Cryptowatch(Kraken/クラーケン)
コインチェック/Coincheck
運営主体 | コインチェック/Coincheck |
対応通貨数 | 9銘柄 |
料金 | 無料 |
対応デバイス(アプリ対応) | 〇 |
公式サイト | コインチェック/Coincheck |
コインチェックが運営するチャートサイトの最大の特徴は、「対応通貨数の多さ」です。
後述する”メディアが運営するチャートサイト”に比べれば圧倒的に少ないですが、取引所が運営するチャートサイトとしては、対応仮想通貨銘柄が最も豊富です。
デメリットとして挙げられるのは、「チャートのスマートさ」ですね。
下記画像をご覧いただければわかるとおり、チャート自体は余計な機能が無く シンプルで見やすいのですが、スマート(かっこいい)とは言い難いですね。
ビットバンク/bitbank.cc
運営主体 | ビットバンク/bitbank.cc |
対応通貨数 | 6銘柄 |
料金 | 無料 |
対応デバイス(アプリ対応) | 〇 |
公式サイト | ビットバンク/bitbank.cc |
ビットバンクは、以下6通貨(8ペア)の仮想通貨チャートに対応しています。
- BTC/JPY
- XRP/JPY
- ETH/BTC
- LTC/BTC
- MONA/JPY
- MONA/BTC
- BCH/JPY
- BCH/BTC
ビットバンク最大の特徴は、「チャートの見やすさ」です。
下記画像の通り、基本的な機能はほぼ備わっており、通貨変更も簡単に行うことが可能です。
ローソク足も赤と緑で色分けされており、価格の傾向がわかりやすく利用しやすいインターフェースとなっています。
Cryptowatch(Kraken/クラーケン)
運営主体 | Kraken/クラーケン |
対応通貨数 | 660銘柄 |
料金 | 無料 |
対応デバイス(アプリ対応) | 〇 |
公式サイト | Cryptowatch |
>>>Cryptowatch
Cryptowatchは、海外の大手仮想通貨取引所Kraken/クラーケンが運営している仮想通貨チャートサイトです。
なんといっても660銘柄以上の仮想通貨チャートに対応していることで知られており、取引所が運営しているチャートサイトの中では、世界No1の対応通貨数かもしれません。
料金は無料で、アプリ利用に対応していますので是非ダウンロードしてみてください。
メディアが運営しているチャートサイト
メディアが運営しているおすすめのチャートサイトは以下の2つ。
- TradingViwe
- Coinmarketcap
TradingView
運営主体 | Trading Viw |
対応通貨数 | 30銘柄以上 |
料金 | 一部有料 |
対応デバイス(アプリ対応) | 〇 |
公式サイト | TradingView |
先述した通り、TradingViewは仮想通貨だけでなく、株・原油・金・国債など、幅広い金融商品に対応している総合金融チャートサイトです。
TradingViewは、この記事で紹介するチャートサイトの中で唯一、課金制度(有料機能)を備えているサイトです。
無料版では以下のような制限がかけられているため、仮想通貨上級者のほとんどは有料版に登録しています。
- インジケーターが3つまでしか表示できない
- チャート保存が1つまでしか出来ない
- 広告が表示される
初心者であれば有料版に登録する必要はありませんが、無料で使うのであればTradingViwe以外のチャートサイトを利用することをおすすめします。
実際利用してみるとわかりますが、チャート上部に広告が表示されるのはかなりストレスになりますよ。
Coinmarketcap
運営主体 | Coinmarketcap |
対応通貨数 | 2131銘柄 |
料金 | 無料 |
対応デバイス(アプリ対応) | 〇 |
公式サイト | Coinmarketcap |
最後に紹介するのは、仮想通貨チャートサイトの王道「Coinmarketcap」です。
Coinmarketcapは世界最大規模の仮想通貨チャートサイトで、計2131銘柄のチャート表示に対応しています。
他のチャートサイトと異なる点は、「仮想通貨ランキング」を掲載している点です。
Coinmarketcapでは、「時価総額」「通貨額」「取引量」などの項目で仮想通貨をランキングしており、仮想通貨の勢力図を一目で確認することが可能です。
広告表示はされていますが、ストレスになるほど邪魔な位置には表示されませんのでご安心ください。
まとめ ~PCとスマホ 両方で利用するならどれ?~
最後に、「PCとスマホ、両方で利用すのであればどのサイト・アプリが良いの?」という疑問に答えます。
結論から言うと、PCとスマホの両用におすすめなのサイト・アプリは、一番最後に紹介した「Coinmarketcap」です。
Coinmarketcapは、チャート自体もとてもシンプルで利用しやすくて見やすい他、ランキング機能などの独自機能も備えており、初心者から上級者まで誰でも利用できる便利なサービスです。
もちろん、「主要通貨だけ確認できればいい」「余計な機能はいらない」という方には、Coinmarketcap以外にも適したサービスがありますので、そちらを検討してみてください。
ご自身に適した仮想通貨チャートサイトを選び、良質な仮想通貨トレードを行えるといいですね!
ここまでご覧いただきありがとうございました。