Perlin(パーリン/PERL)

各仮想通貨の性能の一つにトランザクションのスピードがあります。

トランザクションは取引を意味するもので、このスピードが速いほど様々なやり取りがスムーズに行くのです。

このスピードについて特に強調している仮想通貨の一つが今回紹介するPerlinです。

このPerlinについて、その特徴や懸念点、評判、そして将来性についてまとめました。

きっとこの記事を読めば、シンガポール海運協会(SSA)、国際商工会議所(ICC)などと船舶の登録や更新プロセスの電子登録の協業で話題となっているPerlinについて、より多くのことを知ることができるのではないでしょうか。

Perlin(パーリン/PERL)のwiki的基本情報

仮想通貨名 Perlin(パーリン)
トークン名 PERL
公開月 2019年
発行上限 1,033,200,000 PERL
発行枚数 262,005,330 PERL
公式HP https://www.perlin.net/
ホワイトペーパー https://wavelet.perlin.net/whitepaper.pdf
Twitter @PerlinNetwork
Facebook perlin.network
Reddit r/perlin
TelegramID Perlin Discussion
YouTube Perlin

Perlin(パーリン/PERL)とは

Perlin(PERL)とは高速のトランザクションスピードを誇る仮想通貨です。

そのスピードは世界最速の一つとして公式サイトでアナウンスされており、処理速度(TPS)は31,240という数字を出しています。

これは従来の仮想通貨ではあり得ないスピードで、例えば仮想通貨で有名なビットコインは7tpsしかありません。

仮想通貨と対峙する関係にある世界的な決済手段であるクレジットカードのVISAは4,000~6,000tpsということですから、このPerlinの処理速度は世界中の取引をカバーできる能力を持っています

このトランザクションの処理能力については、多くの仮想通貨がその速度に問題を持っているため、処理速度の問題を解決することができるプロジェクトとして注目されているといっても過言ではありません。

そして、もう一つは日本人が共同開発者に名を連ねているということです。

その日本人とは、香港科技大学とスタンフォード大学経営大学院を卒業した岩崎健太氏で、日本の教育機関ではなく香港やアメリカの大学で研究をしてきた実績を持つ人物です。

現在CTOとして参加しており、仮想通貨の世界で、しかも海外の事案で日本人がその中枢にいるのは、かなり珍しいケースと言えます。

そういった話題もある仮想通貨がPerlinなのです。

また、2019年8月にバイナンスローンチパッドを使ったIEO(取引所によるオファリング)により資金調達を行ったことでも話題になった仮想通貨であり、海外の様々な組織(国際商工会議所、シンガポール海運協会、ドバイ商工会議所等)と提携しています。

Perlin(パーリン/PERL)の特徴

Perlin(パーリン:PERL)

出典:Perlin

Perlinは5つの特徴があります。

  • Leaderless POS
  • Perlin Cloudify(パーリン・クラウディファイ)
  • 日本人の参加
  • 実在機関との提携
  • Perlin Wavelet(パーリン・ウェーブレット)

Leaderless POS

Leaderless POSとは同意形成の形式の一つで従来からあるプルーフオブステーク(PoS)の系列を組む仕組みになります。

PoSは効率的な同意形成の仕組みで一部のユーザーを様々な方式(選挙、ランダム、流動性の高さなど)で選び、そのユーザーたちをリーダーとして同意を行っていきます。

しかしこのリーダーたちがたまたま不正を犯すユーザーだけになってしまうという可能性はゼロではありません。

そういったものをなくすために採用しているのがこの同意系形成の仕組みであり、Perlinの特徴です。

Perlin Cloudify(パーリン・クラウディファイ)

Perlin Cloudify(パーリン・クラウディファイ)は分散型クラウドコンピューティング市場をスマートデバイス向けに開放するもので、稼働していない計算能力を利用することができるシステムです。

手軽にスマートフォンなどでも利用できることで、公式では手のひらに収まるスーパーコンピューターというニュアンスの表現でその特徴を伝えています。

日本人の参加

前述した通り、日本人の岩崎健太氏が共同創業者兼CTO(最高技術責任者)として参加しています。

20を超える国際的なハッカソンに参加し、韓国のIT企業Naver(ネイバー)の研究ヘッドを以前務め、2つのスタートアップ企業の買収に関わり、40を超える有名なオープンソースプロジェクトで受賞経験があります。

日本企業や日本の教育機関での実績はほとんどありませんが、国際的な感覚で多くの海外の組織を渡り歩いてきた人物と言えます。

この日本人である岩崎健太氏が中心となって開発したPerlinが、VISAのシステムを超えるトランザクションスピードを達成しているのです。

実在機関との提携

実在機関との提携も特徴です。

仮想通貨の提携と言うとゲーム会社や聞いたことがない企業と言うイメージですが、Perlinは実在機関との連携を行っています。

トランザクションの速さが実用的であるという観点から、船舶の運用が盛んに行われているシンガポール海運協会、ドバイ商工会議所、世界の商工会議所をまとめる国際商業会議所(ICC、本部パリ)と提携を行い、このブロックチェーンを利用するというビックニュースも特徴的な出来事として挙げられます。

ここまで公的な機関と提携する仮想通貨はそれほど多くはありません。

この他、インド政府のシンクタンクである国立インドトランスフォーミング研究所ともプライバシー保護プラットフォームの面で提携を行っています。

Perlin Wavelet(パーリン・ウェーブレット)

Perlin Wavelet(パーリン・ウェーブレット)は端的に言うとDAppsのプラットフォームです。

これが冒頭でもお話した高速トランザクションを達成する仕組みでもあり、2%のパケット損失、1MB / sの制限された転送速度、および220msの通信遅延が存在する現実的なネットワーク条件下(外出先で電波のやや悪いスマートフォンに近い条件)で1秒あたり31,240を超える支払いトランザクション処理を記録しました。

これら以外にも、トレーサビリティーを提供する機能であるPerlin Clarify(パーリン・クラリファイ)、商品および資産の認証を可能にするPerlin Certify(パーリン・サーティファイ)と言った特徴もあります。

Perlin(パーリン/PERL)の懸念点

Perlin(パーリン/PERL)の懸念点

Perlinの懸念点は3つあります。

  • 価格の下落
  • 速度だけでは仮想通貨の評価ができない
  • 民間企業との提携が不十分

価格の下落

Perlinは、2019年11月現在の価格が当初に比べて1/3程度に下落しています。

価格がすべてではありませんが、明らかに当初の頃よりも評価が下がっており、低い価格で低迷しています。

出来高も低迷しているため、今後の価値について不安な点です。

速度だけでは仮想通貨の評価ができない

トランザクション速度こそ世界的有数の速度を持っていますが、繰延決済(一定期間猶予する支払い)などのケースに柔軟な対応ができるのかと言った点が疑問視されています。

これができない場合は商取引などにおいて特に支障が出やすいことから懸念されています。

民間企業との提携が不十分

公的機関との提携が多いものの国内外の有名企業との提携はありません

企業の仮想通貨への参画は非常にリスクが高いというイメージもあるためか、基本的に参加していません。

官民そろってこそプロジェクトの進展が期待できますが、こういったケースはなかなか難しいというのが現状です。

Perlin(パーリン/PERL)の評判

Perlin(パーリン/PERL)の評判

Perlinの評判について、Twitter上の気になるツイートをまとめました。

立ち上げに期待しています。

貿易の概念を発展させるものとして認識してます。

このまま価値が維持されてほしいと願っています。

Perlinは仮想通貨のブロックチェーンによって様々な価値を見出そうとしており、期待も大きいです。

また、貿易などの分野での活用に関しても期待が大きくどのように発展していくかということについて多くの人々が期待を寄せています。

Perlin(パーリン/PERL)の将来性

Perlin(パーリン/PERL)の将来性

Perlinの将来性は比較的明るいです。

シンガポールの船舶管理機関やインド政府のシンクタンクなど公的な組織との連携が多いのは将来的に見ても大きな強みです。

これを生かしプロジェクトを完成させ、そこから民間企業にも採用が増えれば、かなり大きなプロジェクトになることが期待できます。

ただ、価格が低迷していることから、理想的な金額まで上がれば明るい未来はより確実なものとなるのではないでしょうか。

Perlin(パーリン/PERL)のまとめ

Perlinは2018年のトップICOなどに名前が上がるほど有能なチームメンバーを取りそろえた期待のプロジェクトです。

また、日本人が参画するプロジェクトとしても有名な仮想通貨です。

世界最速を謳うほどトランザクションの処理速度が速い反面、技術的な障壁も多いことから、今後いかにそれを実用レベルまで落とし込むかがポイントになるでしょう。

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