
仮想通貨のZIP(Zipper)は、【中国版リップル】とも呼ばれ、2018年6月に大きく価格を上げ、今注目が高まっている仮想通貨ですね。
先にZIP(Zipper)の機能を紹介しますと、リップルと非常に似た次の機能を持っています。
つまり、ZIP(Zipper)とリップルは、金融業界に着目して開発されている仮想通貨であるということです。
では、今回はZIP(Zipper)の次の5つを紹介します。
- ZIP(Zipper)の概要
- ZIP(Zipper)とは/特徴
- ZIP(Zipper)が購入できる仮想通貨取引所
- ZIP(Zipper)の買い方
- ZIP(Zipper)の今後の将来性
上記の5つを順番に紹介していきます。
では早速ZIP(Zipper)のことを詳しく見ていきましょう。
ZIP(Zipper)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | Zipper |
トークン名 | ZIP |
時価総額 | ¥1,899,865,220 JPY |
公開日 | 2018年5月29日 |
発行上限 | 1000億枚 |
発行枚数 | 1000億枚(詳しい内訳はこちら) |
アルゴリズム | コンセンサスアルゴリズム |
中央機関 | ZIPPER |
公式サイト | ZIP(Zipper)の公式サイト |
ホワイトペーパー | ZIP(Zipper)のホワイトペーパー |
公式Twitter | @ZipperInfo |
公式Facebook | ZIP ZIPPER |
TelegramID | ZipperFoundation |
ZIP(Zipper)の発行枚数は、リップルと同様に1000億枚でありますが、市場に出回っている発行枚数は約400億枚とのことです。
また、ZIP(Zipper)のTelegramには約6万人が登録しており、人々が注目しているのが分かりますね。
ZIP(Zipper)とは
ZIP(Zipper)とは、【Cross-Chain Message & Tranzaction Switching Network】という独自の機能を持っている仮想通貨です。
このZIP(Zipper)の機能は、一つのアドレスに複数の仮想通貨を保管できるようにすることが出来る機能です。
他のビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は、1つのアドレスで管理することはできず、仮想通貨専用のアドレスを持ち保管しなくてはなりません。
しかし、ZIP(Zipper)は1つのアドレスで複数の仮想通貨を保管することが出来る為、複雑な管理方法から解放することができるのです。
つまり、ZIP(Zipper)を活用することで、面倒な手間を無くすことにつながります。
ZIP(Zipper)の開発会社であるZipperOneの取り組み
ZIP(Zipper)の開発会社であるZipperOneは、ZIP(Zipper)を開発することに次の取り組みができるようにしています。
- クロスチェーン取引
- 資産発行
- スマートコントラクト
- 第三者支払いのインターフェース
上記などの機能を提供する取り組みができます。
もちろん、ZIP(Zipper)の技術開発とインフラ整備がどれだけ進むのかがポイントになりますが、ZIP(Zipper)の技術やインフラ整備が進めば次のことが出来ます。
- 価値の異なる仮想通貨の保有が可能
- ウォレットから複数の仮想通貨の入出金・送金が可能
- 一つのウォレットで決済に必要な仮想通貨を選択して行うことが出来る
上記のことが可能になる為、ZIP(Zipper)は注目されている仮想通貨なのです。
ZIP(Zipper)が購入できる仮想通貨取引所
ZIP(Zipper)は、日本国内の仮想通貨市場では購入することが出来ません。
しかしZIP(Zipper)は、現在(2018年9月15日時点)では、2つの海外仮想通貨取引所に上場しています。
それが、次の仮想通貨取引所です。
OKEx(オーケーイーエックス)
OKExは、現在(2018年9月15日時点)で、512銘柄の仮想通貨を売買することが出来る、世界でもトップクラスの取引量がある仮想通貨取引所です。
OKExは、中国(香港)にある仮想通貨取引所であり、ZIP(Zipper)も購入することが出来ます。
Fcoin(エフコイン)
Fcoinの仮想通貨取引所でもZIP(Zipper)を購入することが出来ます。
Fcoinは、2018年5月21日に設立された仮想通貨取引所でありますが、設立から1ヵ月ほどで【1日の取引高が世界1位(7,500億円)】にもなった注目の仮想通貨取引所です。
現在(2018年9月15日時点)では、取り扱う仮想通貨は60銘柄ですが、独自の取り組みをしているFcoinは注目ですね。
ZIP(Zipper)の買い方
ZIP(Zipper)の買い方は簡単に説明しますと、次の買い方で手に入れることが出来ます。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- 上場している仮想通貨取引所にビットコインを送金
- ビットコインでZIP(Zipper)を購入する
上記の方法で、ZIP(Zipper)は手に入れることが出来ます。
ZIP(Zipper)の購入方法
では、ZIP(Zipper)の購入方法を、OKExで説明します。
※ここでは、あなたがすでに国内取引所でビットコインを持っていて、OKExに登録しているということを前提に説明します。
1.OKExにログインして、【Account】のタブをクリックします。

OKExにログインし、【Account】タブをクリック。
2. 左のメニューから【Withdraw】をクリックします。

左のメニューから【Withdraw】をクリック。
3. 【送金通貨がBTC】になっているのを確認して、送金先のBTCアドレスを登録します。

【送金通貨がBTC】になっているのを確認して、送金先のBTCアドレスを登録します。
4.Toの部分はBTCを選択し、送金先のビットコインアドレスをコピー&ペーストで、赤〇に入力し、【Confirm】をクリックして確定します。※クリックすると、2段階認証が必要になります。

Toの部分はBTCを選択し、送金先のビットコインアドレスをコピー&ペーストで、赤〇に入力し、【Confirm】をクリックして確定します。
5.送金先のアドレスが正しく選択されていることを確認し、送付数量と手数料を設定します。全て確認できたら、【Withdraw】をクリックして送金手続きを完了させます。

送金先のアドレスが正しく選択されていることを確認し、送付数量と手数料を設定します。
6.後は、OKExでビットコインを購入すると、OKExで売買できるようになり、ZIP(Zipper)を購入することができる様になります。
- 例えば、国内取引所である【bitbank】でビットコインアドレスを見るには、【BTCアドレスを確認したい(PC)】で確認出来ます。
- 他の国内取引所でも、同様に【BTCアドレスを確認する方法】は、公式サイトに記されています。
- 2段階認証は4.と5.で、2回必要になります。
- OKExの画面は英語ですので、【Googlechrome】で日本語翻訳をすると分かりやすいです。
仮想通貨ZIP(Zipper)の今後の将来性について
ZIP(Zipper)の今後の将来性について、注目すべき点はZIP(Zipper)独自の取り組みである、マルチタイプブロックチェーン【Z0】の開発でしょう。
ZIP(Zipper)の公式サイトには、【Z0】ついて、今後のロードマップに、次のことが示されています。
- 2018年第2四半期:複数の資産を実現する機能
- 2018年第3四半期:契約関数とコンセンサスアルゴリズムを実現する
- 2018年第4四半期:非対称チェーンアルゴリズムを実現し、社内での使用をサポート
- 2019年第1四半期:同期オンライン
つまり、2019年には【Z0】が、ほぼ完成し、実用化されるということです。
ですから、完成すると、ZIP(Zipper)に対する期待値は上昇する為、価格も上昇する可能性が高いでしょう。
ZIP(Zipper)の【Z0】とは
ZIP(Zipper)独自が開発されている【Z0】とは、マルチタイプブロックチェーンのことです。
マルチタイプブロックチェーンとは、それぞれのネットワークをつなげることができるブロックチェーンのことです。
ZIP(Zipper)の開発が進むと、ZIP(Zipper)の目的である、【金融業界の高いコンプライアンス要件を維持することを目的】を達成することになります。
つまり、これまでクレジットカードを活用し、銀行を利用してでしか受けられなかったサービス(第三者への支払い、使用料金引き落とし等)を、ZIP(Zipper)のウォレット操作一つで可能になるということです。
ですから、ZIP(Zipper)の今後の将来性には十分期待ができると言えますね。
ZIP(Zipper)をチャートから分析
ZIP(Zipper)は、2018年06月13日に、様々なメディアが【中国版リップル】ということに反応し、ニュースに取り上げたことで価格が一気に上昇しています。
その後、利益確定をさせたい投資家からの大幅な売りが入り、価格変動が激しいチャートになっています。
しかし、Coin Market Capのアナリストは、ZIP(Zipper)に対して次のことを表明しています。
どの仮想通貨に関しても言えるのだが、こうしてメディアで取り上げられることで、“買い”が入り、一気に価格が乱高下するけれども、運営者も明確で、上場も果たしている観点から、Zipが掲げるZipperOneがどれだけ、本当に実現可能なのか?という推移を長い目で見守る必要があると思います。
個人的(あくまでも個人の予測です。)には相場変動で利益を上げることを目的とせず、中長期にわたり所有、保持し、その推移を見守ることが出来れば、買いかもしれません
上記のことを表明しています。
ZIP(Zipper)を購入するポイントは、長期的な視野に立ち、国際的な金融要件を満たした通貨となる可能性があると見込めるのであれば、ZIP(Zipper)は購入しておくべき仮想通貨の可能性が高いです。
従って、アナリストの表明通り、ZIP(Zipper)は長い目で見守るべき仮想通貨だと言えますね。
ZIP(Zipper)のまとめ
仮想通貨の中でも注目できるZIP(Zipper)ですが、やはり気になるのは、【中国版リップル】だということですね。
ZIP(Zipper)の今後は、随時注目すべきことですので、ZIP(Zipper)が気になる人は、ZIP(Zipper)ニュースを随時気にしておきましょう。