
プロジェクトの開発自体は2017年から行われていたものの、実際にトークンが販売されたのは2019年7月と、
念入りに事業を温めた上で、世に知れ渡っているUltraCOIN(ウルトラコイン)。
すでに、Ultra Coinのプラットフォームになっている「Ultra(ウルトラ)」が立ち上がっていることから、注目度は高く、IEOではわずかの時間で完売するほど期待されているプロジェクトです。
ゲーム業界に特化しているUltra Coinですが、実際にどんな特徴や評判があるのかを、まとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
UltraCOIN(ウルトラコイン/UOS)のwiki的基本情報
仮想通貨名 | UltraCOIN(ウルトラコイン) |
トークン名 | UOS |
公開月 | 2017年 |
開発国 | 中国 |
発行上限 | 1,000,000,000UOS |
発行枚数 | 73,066,964UOS |
アルゴリズム | ERC |
公式HP | https://ultra.io/ |
ホワイトペーパー | https://ultra.io/whitepaper |
@ultra_io | |
@ultra.platform | |
r/Ultra_io | |
TelegramID | Ultra Discussion |
YouTube | Ultra |
UltraCOIN(ウルトラコイン/UOS)とは
UltraCOINとは、次世代のゲーム配信プラットフォームの「Ultra」で使うことができる仮想通貨です。
Ultraに関しての詳しい解説は後述しますが、主にPCゲームにおいての次世代型プラットフォームです。
そして、開発者には
- ニコラス・ジロー
- デイビッド・ハンソン
のアメリカ人がおり、2017年から開発されてきています。
Ultraはブロックチェーンの技術によって作られているため、仮想通貨との相性がよくUltraでのすべての決算はUltraCOINで行われてることになっています。
プロジェクト自体は2017年から始まっていますが、実際にUltraCOINの仮想通貨取引所を介してトークンを購入できるようになったのは、2019年7月のことですから、長年のプロジェクト進行も甲斐まってか、IEOではわずか35秒で完売したという伝説を持っています。
Ultra Coin(UOS) 第二弾のIEOは35秒で完売、7月17日より取引開始
Ultra上で展開するコンテンツマーケットの決済手段(従来の決済も可能)、そして全トランザクションの執行にUltra Coin(UOS)を用いる。UOSは、2019年7月16日に、BITFINEX ETHFINEXのIEOプラットフォームtokinexで第二弾のIEOが行われ、ハードキャップとしていた1,000,000 USDは、僅か35秒で完売した。そして、2019年7月17日 19:00 よりBITFINEXとETHFINEXにてUOS/USD と UOS/BTCでの取引が開始された。
引用:コインテレグラフ
UltraCOIN(ウルトラコイン/UOS)の特徴
ハイスピードのトランザクションが可能
UltraCOINの大きな特徴は、ハイスピードのトランザクション(取引)ができることです。
トランザクション開始からおよそ6秒で決済することができるので、ゲーム内での様々なコントラクトをスムーズに行うことができます。
イーサリアムをプラットフォームにしている為、スマートコントラクトのアルゴリズムを活用することもできます。
ビットコインの約4,5倍の数を生成予定
UltraCOINの発行予定枚数は1億枚となっています。
ビットコインの発行上限は2100万枚になるので、そのおよそ4,5倍もの発行枚数を予定していることになります。
また、マイニングによる報酬は1回で10UOSを受け取ることができます。
Ultraで配信しているゲーム内通貨として使用できる
上記でも紹介しましたが、UltraCOINはUltraで配信しているゲームの中でも通貨として使用することができて、よりリアルな世界間でゲームを楽しめるようになっています。
そのため、MMORPGやオンラインカジノといったゲーム内でのすべてのトランザクションがUltraCOINを使って決算することができます。
UltraCOINを受け取れるアクションの種類が多い
UltraCOINを報酬として受け取ることができるアクションはマイニングだけではなく、Ultraを友達に紹介したりUltraが提供しているゲームを遊ぶだけでもUltraCOINを報酬として受け取ることができます。
その他にも、
- 『Ultra GO』というスマホアプリのインストール
- SNSを使いUltraの拡散
- β版のテスト参加
- Ultraの広告動画の視聴
- ゲーム内のバグを報告
といった様々なアクションでUltraCOINを報酬として受け取ることができます。
下記は、β版を公表した時の実際のツイートです。
You asked it...
Here it is: The #Ultra store front.
This is not only a design, it's fully functional!
Right now available in our closed beta for #GameDevs!#Gaming #EOS #EOSIO #Blockchain pic.twitter.com/a4tu31oev4— Ultra (@ultra_io) 2019年7月9日
Ultraに参加すればするほど報酬が増える
先述した様に、UltraCOINを報酬として受け取る方法は様々ありますが、Ultraへの参加がより積極的な人ほど多くのUltraCOINを受け取ることができます。
主にUltraが配信しているゲームのプレイ時間やUltraCOINを保有している期間が長ければ長いほど、報酬として受け取ることができるUltraCOINを増やすことができます。
Ultraの次世代ゲーム配信プラットフォーム『Ultra』とは
UltraCOINを使うことができるゲームは「Ultra」という次世代ゲームのプラットフォームが配信しているゲームだけになります。
その次世代ゲーム配信プラットフォームの「Ultra」とは、ブロックチェーンの技術を使って生み出されたゲームダウンロードストアになり、既に世界中で1億回以上ダウンロードされています。
Ultra(ウルトラ)は、世界中で1億回以上ダウンロードされたEAゲームなどで使用されている段階的なソフトウェアダウンロード技術によって強化されたブロックチェーン基盤を備え、ブロックチェーンベースの機能は、革新的なビジネスカスタマイズを可能にし、ユーザーと開発者に新しい機会を提供する。
引用:コインテレグラフ
ゲームのデベロッパー(開発者)の手数料がとても安くゲームの売り上げの9%を支払うだけで、Ultraから配信することができます。
一般的にストリーミングゲームの支払手数料は30%が相場となっているので、デベロッパーとしてもコストを抑えることができるプラットフォームになります。
また、ユーザーにとっても購入したゲームを自由に売買することができるので、パッケージ版のゲームソフトのように遊び終わったらUltraCOINに換金することができます。
さらに、ユーザーが販売したゲームソフトの売り上げ金の一部はデベロッパーに還元されるものになるので、デベロッパー側にはかなり魅力的で大きな利益を上げやすいプラットフォームになっています。
UltraCOIN(ウルトラコイン/UOS)に対する評判・口コミ
UltraCOINはエンターテインメント性の高い仮想通貨になっていますが、実際の口コミなどはどのようになっているのでしょうか。
Twitterを参考にUltraCOINについての評価を見てみましょう。
初めてUltraCOINが決済として使用された
日本でも大人気のEDM音楽フェス「#Ultra/#ウルトラ」ですが台湾で行われる「Ultra Taiwan 2018 Music Festival」にて食べ物やグッズの購入に仮想通貨決済が利用できるとの事。#PundiX #Xpass #UltraCoin #XPOS
— 仮想通貨ポリス (@C_C_Police) August 22, 2018
台湾・来場者3万人の大型音楽フェスで仮想通貨決済が導入されるhttps://t.co/WTLyIj8Dwz
こちらのTwitterでの投稿は、UltraCOINを使って決算できるイベントの「EDM音楽フェス」についての内容となっています。
この時のUltraCOINはフェス内でのみ使用可能となっていましたが、当時は世界初の試みだったとのことです。
台湾で開催されるEDM音楽フェス「Ultra Taiwan 2018 Music Festival」で、来場者が食べ物やグッズを仮想通貨で購入できる仕組みが世界で初めて導入されることが分かりました。
引用:CRYPTO TIMES
もちろん、当時はまだ取引所に上場しておらず、他の通貨と売買できなかった為、フェス終了後はUltra Coin自体消滅しています。
UltraCoinは開催後には消滅。
フェス×ブロックチェーンで今後の事例になりそう。来週開催のクラブフェス「ULTRA TAIWAN」、ブロックチェーン決済に対応——ジャカルタのPundi Xがシステム構築、期間中通用コインも発行 https://t.co/oxqytCAfQX @thebridge_jpより
— 藤園光英(Fujizono) (@zono0111) 2018年8月30日
UltraCOIN(ウルトラコイン/UOS)の将来性
2019年7月16日に行われたUltraCOIN の二回目のIEO(仮想通貨を使った資金調達法)では、およそ35秒で完売しています。
またその翌日には
の、2つの取引所で取引が開始されています。
The block round for the @ultra_io sale is closed following $3m committed from strategic investors. For more information on the block round/public round split, see below:https://t.co/nLfG2p0BkQ
The Ultra sale opens at 11am UTC on July 16th - Get started: https://t.co/DNnGRekOaD
— Bitfinex (@bitfinex) 2019年7月15日
❗️@Ultra_io IEO on @EthFinex (@Bitfinex) starts tomorrow, on 16th of July at 11:00 AM (UTC)
👉https://t.co/KbTvK60cGL pic.twitter.com/vW9OnxnM86
— CryptoDiffer (@CryptoDiffer) 2019年7月15日
このことからも分かる通り、UltraCOINの将来性は大きく期待することができ、次世代ゲーム配信プラットフォームUltraの相乗効果も見込まれます。
UltraCOIN(ウルトラコイン/UOS)のまとめ
ブロックチェーンの技術を使った次世代ゲーム配信プラットフォームのUltraは、世界中で既に1億ダウンロードを達成しています。
また、そのUltraの中で使える仮想通貨はUltraCOINになり、マイニングだけではなくゲームをするだけでも報酬としてUltraCOINを貰うことができます。
Eスポーツなどの世界的なゲーム大会でも仮想通貨による資金調達は行われているため、UltraCOINも今後はそのような世界的なゲーム市場の資金調達などにも進出していくのではないでしょうか。