
仮想通貨の中でもビットコインは有名で、一度も購入したことがない人でもその名称は聞いたことがあることでしょう。
そんな仮想通貨の代表ともいえるビットコインで大儲けした「麵屋銀次」さんという男性が注目されています。
この記事では、この男性がどうやって多額の金額を儲けたのか、資産はいかほどになったのかについて紹介していきます。
Twitter上での発言やその男性のその後などについてもお伝えします。
この記事によって「仮想通貨の注意点」も分かってくるので、既に利用している人もこれから利用しようとしている人もぜひ参考にしてください。
仮想通貨は大きなお金が動くため、注意点を知っておくことが大事です。
麵屋銀次さんの例は特殊で、頻繁に起こるようなことではありませんが、イレギュラーなことも知っておくと万が一の時にも判断しやすくなるはずです。
麺屋銀次さんとは
麵屋銀次はYouTubeで使用している名前
麵屋銀次さんとは、ごく普通の日本人男性です。
「麵屋銀次」という名前はユーチューバーにて動画をアップしているときに使用している名前であり、本名は公表していません。
一般人のため仕事やプライベートな情報は出回っておらず、本人も公表していない状態です。
とはいえYouTubeにて顔出しをしているので、顔も分かっています。
他に分かっていることと言えば、「麵屋銀次」という名前、男性ということ、そして「ビットコインで一時期、億万長者になった」ということです。
Zaifのバグにより2246兆円のBTCを入手
麵屋銀次さんはZaifを利用していました。
そこでビットコインを購入していたようですが、ある日、ビットコインの売買価格がゼロになっていることに気が付きます。
そこで試しに大量のビットコインを購入したところ、無料で購入できたという流れです。
そのときに儲けた金額は2,246,000,000,000,000円(2246兆)というとんでもない金額でした。
麵屋銀次さんは「単なる表示バグだろう」と思って購入手続きをしたようですが、実際に購入できたのです。
そしてZaifにある自分の時価総額を確認すると、上記の信じられないような金額が表示されていたというから驚きです。
つまり麵屋銀次さんとは、信じられないような大量のビットコインを手にした人です。
麺屋銀次さんの資産はどれくらい?
一時期の資産は2246兆円以上だった
麵屋次郎さんの総資産は個人情報なので本人にしか分かりません。
しかし、一時期ビットコインの時価総額は2,246,000,000,000,000円(2246兆)となっていたので、それ以上の資産があることになるでしょう。
年度によっても異なりますが、日本の国家資産は100,000,000,000,000円(100兆)ほどなので、その20倍以上というとてつもない金額です。
その時価総額の表示された画像や動画を自ら公開していますから、間違いはないでしょう。
個人資産が他にいくらあるのかは公開していないので分かりませんが、その途方もない金額を一時期手に入れていたのです。
バグとして取引自体が取り消された
しかし結局、この騒動はシステムのバグということで、取引自体がなかったことになりました。
麵屋銀次さんを含めた7名がこのバグの間にビットコインを購入しましたが、取引自体がなかったことになったので、正確には資産には含まれません。
この件があった直後、麵屋銀次さんのアカウントはZaifにロックされ、取引前の状態に戻ったと本人がYouTube上で語っています。
実際に手に入れたコインを使用できたわけではありませんが、国家予算の何倍もの資産をもっていたことになります。
麺屋銀次さんはザイフにどんなことを苦言した?
麵屋次郎さんは、この取引を行ったあとZaifに「大量のコインを無料で買える状態になっている」と連絡を入れています。
しかし返ってきたのは定型文のようなメールだけでした。
更にその直後、麵屋銀次さんはZaifからアカウントをブロックされてしまいます。
その件について連絡するも、返ってきたのは「アカウントを回復した」ということだけです。
そのため麵屋次郎さんは「謝罪をしっかりしてほしい」「経緯を説明してほしい」と苦言を呈しています。
Zaif側に電話番号を送っても連絡もないとのことですから、本人としては直接説明をしてバグであれば一言誤ってほしいとう所なのでしょう。
麵屋銀次さんはとても困惑していたようですが、連絡がなく状況の説明もないことからより困惑している様子でした。
麺屋銀次さんはTwitter上でどんな発言をしている?
TwitterではBTC関連の発言をしていない
麵屋銀次さんはTwitterを利用していますが、ビットコインについての発言はTwitter上ではしていません。
Zaifのビットコイン騒動があったのは2018年の2月16日です。
一方、麵屋銀次さんがTwitterを始めたのは2018年の3月と表示されていますから、その騒動があった時点ではTwitterは利用していないのです。
ビットコイン騒動があった翌月に利用を開始していますが、特にそのトラブルについて発言はしていませんでした。
BTC関連の発言はYouTubeに投稿している
動画サイトで配信を行っていることをTwitter上で告知しているので、そちらの方で何かしらの発言をしていた可能性もあります。
発言した内容を削除している可能性もありますが、どちらにしてもTwitter上にはビットコインについての発言は残っていないので見ることはできません。
ビットコインについてはYouTubeを通して発言をしているので、Twitter上では発言を控えている可能性も考えられます。
どんなことを言っていたのは実際に知りたいというのであればYouTubeをチェックしてみましょう。
YouTubeであればまだ動画が残っているので詳しく知ることができます。
麺屋銀次さんはユーチューバー?

出典:麺屋銀次 YouTube
ユーチューバーが本業ではない
麵屋次郎さんは現在YouTubeを利用しており、チャンネル登録者数は2019年6月の時点で4,700人ほどです。
ただし、ユーチューバーを本業としている可能性は低いです。
主に飼っている猫の動画、減量生活、仮想通貨について発言している動画を配信していますが、再生数はそこまで多くはありません。
ビットコインの件で一気に再生回数が伸びていますが、そこまで頻繁に配信はしていないのでユーチューバー専門という可能性は低いです。
趣味としてYouTubeを投稿する投資家
2ヶ月間ほど動画を配信しないこともあるので、本業で何か仕事をしているのかもしれませんが、一般人のためそういった情報は出回っていませんでした。
YouTubeで動画を配信しているという意味ではユーチューバーですが、あくまで趣味の一環として利用している可能性が高いでしょう。
メディアでは「投資家」として書かれていることもあるので、投資家として空いた時間にYouTubeを利用している可能性もあります。
麺屋銀次さんのその後
YouTubeで情報を公開し、取材も受けた
麵屋銀次さんはゼロ円でビットコインを大量に手に入れました。
しかし、システムのバグであるため、結局は取引したこと自体がなくなっています。
その後は、YouTubeにて状況を説明、証拠動画をアップし、その一部始終を公開していました。
そこからはビットコインの件について取材を受けるという流れになっています。
騒動がある前の生活に戻った可能性が高い
しかし、その後の動きは特にありません。
YouTubeの配信やTwitter上での発言はしていますが、特に仮想通貨についてというものではないので、ビットコインの件がある以前の生活に戻っている可能性が高いです。
あくまで一般人なので、多くの情報は出回っていないというのが現状です。
麺屋銀次さんから学ぶ仮想通貨取引の注意点
この麵屋銀次さんの件は仮想通貨を利用している人にとって考えさせられるものがあります。
この件をふまえて、仮想通貨を利用するときはこういったことに注意しておきましょう。
- システムミスが起こる可能性があることを知っておく
- 信用できる取引所を利用する
- 規約をしっかり理解しておく
- いつどんなことがキッカケで大暴落するか分からない
では順番に説明していきます。
システムミスが起こる可能性があることを知っておく
システムにバグが起こらないように対策することは可能です。
しっかりしたシステム構築はもちろんのこと、あり得ないような金額の取引をできないようにすることはある程度はできるのです。
しかし、システムミスはどの取引所でも起こる可能性があるということも、覚えておきましょう。
信用できる取引所を利用する
「バグが起きる可能性がある」ということを知った上で、できるだけ信頼できる取引所を利用するようにしましょう。
今回の件はバグが原因でしたが、そもそも国家予算をはるかに超えるような金額の取引ができること自体が異常です。
更に、麵屋銀次さんが詳細を確認しようとしても、まともな返答がすぐになかったということも問題視されています。
日頃から連絡を入れたときのレスポンス、返信内容も信用できるかどうかの判断段基準となるでしょう。
規約をしっかり理解しておく
取引所を利用する場合は、利用規約も必ず確認しておく必要があります。
何かあったときに誰の責任になるのかを知っておくだけでも気持ちが違いますし、利益にも関わってくるので注意しなければなりません。
読むのが面倒なのでザッと目を通すだけで終える人もいるでしょうが、危険を回避するためにも必ず目を通しておきましょう。
いつどんなことがキッカケで大暴落するか分からない
今回の麵屋銀次さんの件はめったに起こることではありませんが、誰しもが予想していなかったことが実際に起こりました。
もし仮に売りに出して約定してしまったら、市場が大混乱を起こしていたことは間違いありません。
それほどの巨額の金額を捻出することは不可能に近いですから、ビットコインはおろか仮想通貨までも崩壊してしまう可能性があります。
このように仮想通貨は、いつどんなことが理由で暴落するか分からないので、細心の注意を払う必要があるのです。
まとめ
今回の麵屋銀次さんの件はイレギュラーなケースですが、実際に起こったことです。
仮想通貨は利用しやすいため、株やFXと比べると勉強せずに購入してしまう人も多いので注意しておきましょう。
最低限の知識をつけておくことはもちろん、しっかりコインや取引所を選んで、納得してから利用するのがおすすめです。
投資スタイルは人それぞれですが、慣れるまではできるだけリスクの少ない運用方法を試してみると良いでしょう。