仮想通貨のRSIの見方・使い方・おすすめアプリ・取引所まとめ
  • 仮想通貨のRSIって何?
  • 相対的力指数って、なんだか難しそう
  • RSI、よく聞くけど使い方がわからない

仮想通貨への投資・トレードを始めたばかりの方は、おそらく上記のような疑問をお持ちのはずです。

この記事では、RSIの見方と使い方について紹介します。

RSIの基礎・基本から、実際のトレードで利用できる実践的な分析方法などをわかりやすく解説しています。

仮想通貨トレードにはリスクが伴いますが、価格変動が大きい分、大きく勝つことも可能です。

是非、この記事を参考に、順風満帆な仮想通貨ライフをスタートさせてみてください。

仮想通貨のRSIとは

RSIは、Relative Strength Indexの略で、日本語では「相対的力指数」と呼ばれます。

RSIは国内外の多くのトレーダーに愛用されているテクニカル分析手法の1つで、「売られすぎ」「買われすぎ」といった相場の傾向を相対的に数値化してくれるインジケーターです。

具体的な計算式は「仮想通貨のRSIの見方」にて詳しく後述しています。

一目均衡表などの場合、「価格の上下変動や時間」で価格を予測しますが、RSIの場合は「他ユーザーの何割が”買いたい”もしくは”売りたい”と考えているのか」で価格予測を行います。

RSIの開発者

RSIは、1987年に発表された「New Concepts In Trading Systems」という書籍にて、テクニカル指標の1つとして紹介されたことで、世界中に認知が広がりました。

そんなRSIの開発者は、J.Welles Wilder,Jr.(J・ウェルズ・ワイルダー・ジュニア)という人物です。

ワイルダーはRSIの他にもいくつかのテクニカル指標を開発しているほか、アメリカの自動車・航空技術者として活躍した後、不動産事業等で功績を挙げています。

仮想通貨のRSIの見方

RSIは先述した通り、「売られすぎ」「買われすぎ」といった相場の傾向を数値化してくれるインジケーターです。

RSIの数値は0%~100%の値で変動し、一般的にはRSI数値が25%を割り込むと買いシグナル(売られすぎ)、RSI数値が70%を上抜けると売りシグナル(買われすぎ)を意味します。

RSIを活用した具体的なトレード方法は、「仮想通貨のRSIの使い方」にて後述しています。

仮想通貨のRSIの計算式

RSIの数値がどのようにして導き出されているのか、具体的な計算式を解説します。

RSIは、過去一定期間の値上がり幅の合計と、過去一定期間の値下がり幅の合計を用いて「買われすぎ」「売られすぎ」を数値として算出しています。

以下が計算式となります。

計算式

計算式

仮想通貨のRSIの使い方

買いシグナル・売りシグナルの基本

まずは、RSIの買いシグナル・売りシグナルの基本をおさらいします。

ここまで何度も記述してきましたが、RSIを参考にした「買い」「売り」の判断は、以下の数値を目安に行ってください。

  • 買い:30%を下回った時
  • 売り:70%を上回った時

下記画像を見ればわかる通り、多くのトレーダーはRSIが70%~75% or 30%を超えた時点で「利食い」を行います。

そのため、通常の相場では基本的に、RSIが90%~100% or 0%~10%を記録することはまずありません。

※利食いとは
利食いとは、保有していた仮想通貨を価格が高騰した時点で売却し、利益を得ることです。
また、空売りしていた仮想通貨を買い戻し、利益を得ることも「利食い」と表現します。

ダイバージェンスの法則

出典:株の達人

ダイバージェンスの法則は、RSIで特定の現象が確認されたとき、「相場転換の可能性が高くなる」法則のことを意味します。

特定の現象とは、「相場が新高値(新安値)をつけたのにも関わらず、RSIは高値(安値)を更新できない」というもの。

上記画像をご覧いただければ、わかりやすいかと思います。

このダイバージェンスは、価格が大きく動いたことにより利食いのための反対売買や、相場の天底が近いと予想するユーザーが増加することによって起きる現象です。

いずれにせよ、ダイバージェンス現象がみられた時には、逆張りの新規売買が増加するため相場のトレンドが大幅に転換する可能性が高いとされています。

仮想通貨のRSIの注意点

ただ、急激な価格の変動により売買傾向がどちらかに大きく傾いた時、RSIは100%や0%といった数値を算出し、それが横ばいになることがあります。

この時、「RSIが70%余裕で超えているから買おう」「RSIが25%余裕で下回っているから売ろう」などと、安易な判断を下してはいけません。

急激な価格変動が起きている相場では、例えRSIが70%を超えた時点で「売り」を行ったとしても、その時点からさらに価格が上昇し、大きな損失を出す可能性が高いのです。

このように、RSIは「強いトレンド・急激な価格変動」が起きている相場では、有効に機能しません。

RSIが最も効果的に機能するのは、緩く・穏やかなトレンドの相場

強いトレンドが発生している相場では、RSIではない別のインジケーターを利用するか、しばらくトレードを中断することをおすすめします。

仮想通貨のRSIが使える取引所

ここからはRSIが使える仮想通貨取引所を紹介します。

RSIを利用できるおすすめの仮想通貨取引所は以下の通り。

  • bitbank(ビットバンク)
  • Cryptowatch(クリプトウォッチ)

bitbank(ビットバンク)

運営主体 bitbank.cc
対応通貨数 6銘柄
料金 無料
対応デバイス(アプリ対応)
公式サイト bitbank/ビットバンク

ビットバンクに関する詳しい説明は以下の記事をご参照ください。

RSIを利用する

RSIを利用するためにはまず、上部のインジケーターアイコンをクリックします。

続いて、インジケーター選択項目が表示されますので、検索ボックスにアルファベットで「R」と打ち込んで下さい。

すると一番上に「RSI:相対的力指数」と表示されますのでクリックします。

クリックした直後、RSIが表示されれば完了です。(下記画像参考)

Cryptowatch(クリプトウォッチ)

運営主体 Kraken/クラーケン
対応通貨数 660銘柄
料金 無料
対応デバイス(アプリ対応)
公式サイト Cryptowatch

Cryptowatchに関する詳しい説明は以下の記事をご参照ください。

RSIを利用する

RSIを利用するためにはまず、上部のインジケーターアイコンをクリックします。

続いて、インジケーター選択項目が表示されますので、検索ボックスにアルファベットで「R」と打ち込んで下さい。

すると一番上に「RSI:Relative Strength Idx」と表示されますのでクリックします。

クリックした直後、RSIが表示されれば完了です。(下記画像参考)

仮想通貨のRSIが使えるアプリ

最後に、仮想通貨のRSIが使えるアプリを紹介します。

RSIを利用できるおすすめのアプリは「TradingView」です。

TradingView

運営主体 TradingView
対応通貨数 30銘柄以上
料金 一部有料
対応デバイス(アプリ対応)
公式サイト TradingView

TradingViewに関して、詳しくは以下の記事をご参照ください。

RSIを利用する

RSIを利用するためにはまず、上部のインジケーターアイコンをクリックします。

続いて、インジケーター選択項目が表示されますので、検索ボックスにアルファベットで「RSI」と打ち込んで下さい。

すると一番上に「RSI:Relative Strength Idx」と表示されますのでクリックします。

クリックした直後、RSIが表示されれば完了です。(下記画像参考)

まとめ

先述した通り、RSIを考案したワイルダー氏は技術者・不動産のプロはありましたが、投資に関しては、金融業界に携わったことのないズブの素人。

そんな素人が、考案後150年以上の長きにわたって利用される「RSI」というインジケーターを作成し、数々の投資で功績を収めることに成功したのです。

この記事をご覧になっているほとんどの方が金融経験のない素人だと思いますが、それと同時に、ワイルダー氏のような可能性を秘めている逸材でもあるのです。

そのことを頭に入れながら勉強を重ね、第二のワイルダーとなるべく仮想通貨投資・トレードにチャレンジしてみましょう。

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