仮想通貨における『ポジション』とは?比率が分かるサイトも存在?

仮想通貨の取引や管理を行っている人にとって、ポジションという言葉は聞き慣れた言葉かもしれません。

しかし、あまり仮想通貨に詳しくない人にとって、どのような意味なのか困惑してしまうこともあります。

そこでこの記事では、仮想通貨で使用されているポジションはどのような意味を持っているのか紹介していきます。

その他にも仮想通貨のポジションに関する情報も解説していきます。

仮想通貨における『ポジション』とは?

仮想通貨におけるポジション

仮想通貨における「ポジション」は、仮想通貨を所持している状態を言います。

仮想通貨取引を行っている場合、その時々によって仮想通貨を所持している時もあれば、所持していない時もあるでしょう。

「ポジション」という言葉は、仮想通貨を所持している人に対して使います。

仮想通貨を所持していない人に対しては「ノーポジション」というのが一般的です。

また、仮想通貨を売却した状態のことは「ポジション解消」、特定の仮想通貨のみを所持している状態のことは「ポジション集中」と表現され、様々な表現で使われています。

仮想通貨取引を行う場合は、必ずと言っていいほど耳にする言葉なので、覚えておきましょう。

仮想通貨の『ポジション』の保有期間はいつまで?

仮想通貨の保有期間

仮想通貨のポジションによる保有期間は特に定められている訳ではなく、人によっては数年単位で仮想通貨を長期ポジションしている人もいます。

また短時間で仮想通貨取引を行っている人も存在し、自分に適した保有期間を見つけて取引を楽しんでいるのが実情です。

短時間で積極的な仮想通貨取引を実施

仮想通貨取引を行う人の中には、短時間で積極的な取引を繰り返している人もいます。

メリットとして、価値変動が激しい仮想通貨でも短時間では大きな損失を発生しにくいという点があげられます。

一気に稼ぐのは難しいですが適切なタイミングで取引を行うことができれば、少しずつ利益を出すことができます。

何よりも取引タイミングが多いので、仮想通貨取引の醍醐味を味わうことができます。

初心者の場合でも、短時間トレードを繰り返し行うことによって経験や知識が増え、優秀な人材として成長出来る可能性があります。

短期トレードにもスキャルピングやデイトレードなどいくつかの手法があるため、自分に適した方法を選択し取引を行うと良いでしょう。

短時間トレードを行う人の中には、数分単位の保有期間で取引を行っている人もいます。

長期保有することで発生するメリット

仮想通貨の保有期間が短時間の人もいれば、数年単位で保有している人もいます。

長期保有するメリットとして、毎日仮想通貨の価値をチェックする必要がないという点があげられます。

長期保有であれば、忙しい日々を過ごしている人や取引に慣れていな初心者でも、簡単に仮想通貨取引にチャレンジできるでしょう。

ただし、取引頻度が少なくなるため、仮想通貨取引をしているという意識が薄れてしまう恐れがあります。

また、長期保有している間に少しずつ価格が下落し、徐々に損失が大きくなるという可能性も秘めています

それでも仮想通貨の長期保有は、気軽に仮想通貨取引を実施できることから多くの人に支持されています。

含み損のままポジションを持ち続けることは『塩漬け』

仮想通貨の塩漬け

「塩漬け」とは、所持している仮想通貨の価値が著しく下がってしまい、このまま取引してしまうと大きな損失が発生する状況のことを指します。

もし塩漬けが発生してしまった場合、大きな損失に繋がりやすくなるので注意が必要です。

すぐにでも売却したいと思いながらも大きな損失が発生してしまうために動くことができなくなります。

これはとても深刻な状況であるため、このような事態に陥らないよう注意しなくてはいけません。

もし、仮想通貨の塩漬けが発生した場合には、損失を最小限に食い止める対策が求められます。

損切りを行う

1つ目の対策は、出来る限り早急に損切りを行い、それ以上損失が大きくならないようにするという方法です。

状況によっては、様子をみている間にさらに下落してしまい、さらに価値が失われる場合もあります。

そうなってしまうと、さらに損失が拡大してしまうため、できるだけ早く損切りすることで、損失を最小限に抑えることができるのです。

そのまま保有し回復を待つ

2つ目の対策は、価格が下落してしまってもそのまま仮想通貨を保有し、価格が再び上昇するのを待つ方法です。

多くの仮想通貨は激しい価格変動を繰り返しているため、仮想通貨によっては一度値を下げても再び価格が上昇する可能性が十分あります。

価格が回復するまで待ち続け、価格が戻ったところで塩漬けになっていた仮想通貨を取引することで、損失を少しでも減らすだけでなく、場合によっては利益を生み出すこともできるでしょう。

ただし、必ずしも価格が回復するとは限らないため「損切り」か「そのまま待つ」か、じっくりと見定める必要があるでしょう。

ポジションメイク、スクエアとは

仮想通貨取引を行う際に使用する「ポジション」という言葉の中には、「ポジションメイク」「スクエア」という言葉もあります。

どちらの言葉も、仮想通貨取引において大切な言葉なので、この機会にしっかりと覚えておきましょう。

新しく仮想通貨売買をすることがポジションメイク

「ポジションメイク」とは、新しい仮想通貨の取引を実施することを指します。

上手くポジションメイクをすることができれば、取引した仮想通貨の価値が上昇していきます。

そして適切なタイミングで取引をすることで、たくさんの利益を生み出すことが可能です。

ただし、新しい仮想通貨の取引を実施するので、成功だけではなくて失敗してしまうケースもあります。

もし失敗してしまうと相応の損失を生み出す可能性があるので、慎重に行わなくてはいけません。

「ポジションメイク」の他にも「ポジションを建てる」「ポジションをとる」という言葉が同じ意味として使われていますが、どの言葉を使用しても全く問題はありません。

スクエアは全く仮想通貨取引を行わないこと

「スクエア」という言葉は、全く仮想通貨取引を行わないことを指します。

スクエアの別の言い方として、仮想通貨を持っていないことを指すノーポジションがあります。

「仮想通貨を持っていない=仮想通貨取引を行わない」ということで同じ意味として扱われています。

どちらも特別難しい言葉ではないため、仮想通貨取引の初心者でも比較的理解しやすい専門用語と言えるでしょう。

ロングポジション、ショートポジションとは

仮想通貨には「ロングポジション」と「ショートポジション」があり、どちらも上手く実施できれば利益を発生させることができます。

ただし、ロングとショートは真逆の意味になりますので、ここでしっかりと理解しておきましょう。

ロングポジション=仮想通貨を買い価値が上がった時に売る

仮想通貨のレバレッジ取引を実施している時に仮想通貨を買います。

そして価値が高くなった時に買った仮想通貨を売却することで利益を生み出す手法がロングポジションです。

価値の上昇が期待できる仮想通貨ほどロングポジションが効果的で、たくさんの利益を獲得できる可能性が高まります。

ただし、必ずしも価値が上昇するとは限らないので、今後上昇する仮想通貨なのか判断することが求められます。

ショートポジション=仮想通貨を最初に売り安くなった時に買う

ショートポジションは、レバレッジ取引を行う時に所有していた仮想通貨を最初に売ります。

そして価値が下がった時に売った仮想通貨を購入することで利益を生み出す方法です。

仮想通貨の価値が下がることがある程度予測されている時に効果的な方法で、その差額によって利益を発生させることが可能です。

取引のタイミングが難しい手法ですが、適切なタイミングで行えば相当の利益を獲得できます。

ビットコインのポジション比率が分かるサイト『ビットコインLS(ロング/ショート)チェッカー』とは?

「ビットコインLSチェッカー」は、ビットコインのポジション比率が分かるウェブサイトで、現状どのような買いと売りのポジションになっているのか確認することができます。

ビットフィネックス版とビットメックス版がありますが、どちらにアクセスしても問題はありません。

とても分かりやすいグラフになっているので、あまり仮想通貨に詳しくない人もどのような比率でポジションが取られているのか速やかに把握することが可能です。

どの機関のポジション比率を確認したいのか色々と表示させることができ、1時間や3時間などの短時間から1ヶ月や3ヶ月など長い期間のポジション比率もチェックすることができます。

またロングとショートで色分けされているので、ロングとショートどちらの比率が高いのか確認できるのも特徴です。

サイトにアクセスする必要があるためインターネット環境が必要ですが、インターネット環境さえ整っていれば、いつでも気軽にアクセスすることができます。

特に難しい操作をする必要はないため、初めて利用する人でもどのようなポジション比率になっているのかすぐに確認することができるでしょう。

ビットコインの取引を行っている人にとって貴重な情報を入手できるため、高い人気を獲得しています。

仮想通貨のポジションまとめ

仮想通貨取引においてよく耳にする言葉のひとつである「ポジション」は、仮想通貨をすでに保有している状態のことを指しています。

このポジションの期間は、数分単位の場合もあれば数年単位の場合もあって人によって様々ですが、保有期間やタイミングによっては塩漬けが発生してしまうこともあります。

塩漬けが発生した場合には、損切りで損失を最小限に抑えるか、そのまま保有し回復を待つか、じっくりと見極めて判断する必要があります。

また、仮想通貨取引を行う場合には、新しく仮想通貨売買を行うポジションメイクや、仮想通貨取引を行わないスクエア、購入する際の手法であるロングポジションやショートポジションなど、様々な専門用語が出てきますので、しっかりと理解した上で取引を行いましょう。

この記事では仮想通貨のポジションについてお伝えしてきましたが、このポジションの比率を把握したい場合には「ビットコインLSチェッカー」というサイトがおすすめです。

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