
ライトコインの半減期は直近の大きなニュースとなっているので、日々トレードをされている人にとって大きく稼げるチャンスですね。
半減期の時期は2019年8月6日を予定されており、公式サイトではすでにカウントダウンが始まっています。
しかし、大きなチャンスである一方、大きく価格が下落してしまう可能性もあるのが半減期の時期です。
本記事ではライトコインの半減期についての詳細や、第三者における評判も詳しく紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。
そもそも半減期とは
半減期というと理科に詳しい方や医療関係者であれば原子数の半分が放射性崩壊するまでの時間であるとか、薬が代謝や排泄などによって半分に減るまでに要する時間であるという理解をしている方が多いです。
しかし、仮想通貨の半減期は、これらとはやや異なった意味を持っており、マイニングの報酬が半分になるという意味です。
半減期とは、仮想通貨のマイニングに参加することで得られる報酬額が半分に減額され、仮想通貨の供給量が半分になるタイミングのことをいいます。
例えばビットコインの場合は、21万ブロックが生成される(約4年)と半減期が訪れるようにスケジュールされており、全部で64回の半減期が訪れるとビットコインは採掘されつくすように設計されています。
引用:みんなの仮想通貨
つまり、ライトコインの半減期とはライトコインのマイニングの報酬が半減する時期ということです。
これは仮想通貨のライトコインにとっては大きな変化です。
マイニングを行う人(マイナー)からすれば報酬が半分になるのは死活問題で、多くのマイナーが離れてしまうことが予想されます。
それによってマイナーによって行われていた取引承認が遅れ、ライトコインの処理が一気に低下する可能性があります。
これだけ聞くと大きな問題のように感じられますが、実は需給のバランスが整えられることでライトコインの価格の安定化が期待できるという見方もあります。
そして、ライトコインを利用して為替相場の収益を上げている人々にとっては相場の大きな価格変動の機会になります。
こういった方々は相場の変動によって大きな収益を上げているのでこれを利用して収益を上げようと考えている人もいるのです。
なぜなら希少性が高まり価格が上昇するので、半減期直前は価格上昇の傾向が強くなるからです。
現に2019年に入ってからライトコインの価値は急騰しており、2019年6月現在ライトコインの相場は1万4,000円前後を記録し過去最高水準になっています。
ただ、この価格変動は多くの場合半減期が来た後から価格下落になることが多く、その動きに対してうまく立ち回ることが仮想通貨の為替相場に携わっている人にとってポイントになっていくのです。
このように半減期はマイナーの報酬が半額になることをきっかけにその仮想通貨にとって大きな変革の時期になると言えます。
ライトコインの半減期はいつ?
気になるライトコインの半減期は2019年8月6日に予定されています。
下記の画像を見ても分かる通り、ライトコインの半減期までカウントダウンがされています。
ライトコインの半減期が迎えると、今までのマイニングの報酬は1ブロック当たり25.0LTC(ライトコインの通貨単位)から半分の12.5LTCになります。
なぜライトコインは半減期があるのかというと一般的に言われていることは急なインフレを防ぐためという見方があります。
仮想通貨はビットコインのように時に非常に価値が急騰したり、下落することがあります。
これは通貨として見た場合、非常に扱いにくいもので完全に投機の対象となってしまう恐れがあります。
そういったものを防ぎ本来の通貨としての機能を保つという意味で行われるのがこのマイナーの報酬を半分にする半減期なのです。
ちなみにすでに次の半減期も設定されており、次回は2023年8月という予定です。
ライトコインの半減期に対する基準
話題は変わりますが、ライトコインの半減期はどういう基準で決まっているのでしょうか。
仮想通貨は取引履歴のデータを詰めたブロックというものを作り、それをつなげていくブロックチェーンということで仮想通貨の動きを記録しています。
ライトコインの半減期はこのブロックが84万ブロック生成されるごとに半減期が来るようになっているのです。
このブロックが生成される時間は約2.5分(ビットコインは約10分)となっており、これを計算すると4年に1度のサイクルで84万ブロックが来る計算になります。
生成はあくまで「約」2.5分なので若干ずれが生じます。
なので具体的な日時は確定してません。
しかし、現在推定されている日時は2019年8月6日午前5時40分ごろ(日本時間で午後1時40分ごろ)となっています。
この時間に前後してライトコインの為替相場やマイニングのスピードが大きく変化することが見込まれます。
過去のライトコインの半減期に価格はどうなった?
2019年の8月に予定されているライトコインの半減期ですが、今回で半減期自体は2度目になります。
では1度目はどのような価格変化が起こったのでしょうか。
そのことについてまとめていきます。
1回目のライトコインの半減期は2015年の8月に起こりました。
この時も現在のようにライトコインの価格が高騰し、その後劇的に下落したという経緯があります。
LTC/BTC(日足)
ライトコインの半減期に関して
市場が徐々に賑やかになってきたそこで以前の半減期は?
と気になる人もいると思うので
LTCの2015年8月周辺の値動き$LTC #LTC #Litecoin #ライトコイン #仮想通貨 #暗号資産 #半減期 pic.twitter.com/lEiepWU3Ep— ニイタク@BTCFX (@niizeki_BTC) 2019年5月26日
当時は現在のような流通量もなかったので、現在のような相場の価値はありませんでしたが、それでも大きな変化を見せたのです。
2015年の1月時点で1.1ドル(当時のレートで約129円)ほどだったLTCは7月には8.8ドル(当時のレートで約1,080円)まで高騰し、上昇率は約700%を記録しました。
当時は半減期を迎える前の7月にブローオフトップ(価格の最高値を記録した時期)となった経緯があります。
しかし半減期が過ぎ去った後は下落をしていきました。
今回のライトコインもこういった流れになる可能性がありますが、実際にはギリギリまで上がり続けるのか、それとも直前で下落するのかは誰も分かりません。
ただ、今回の半減期に向けてライトコインは2019年6月現在価格の上昇を続けているということは確かです。

出典:コインマーケットキャップ
なぜ今回のライトコインの半減期に期待されている?
今回起こる予定のライトコインの半減期は期待されています。
それは主に為替相場によるところが大きいです。
現在、ライトコインの価格は前の項目でもお話しした通り、非常に価値が急騰しています。
これを利用して大きな為替差益を期待することができるのです。
前回も空前の価格上昇が起こっており、それと同じ値動きを期待して購入するケースが非常に増えて来ています。
時価総額も今まで第5位だった順位が4位に上昇していることがその証拠でいかに多くの人がライトコインを買い、この急上昇の波に乗ろうとしているかがよく分かります。

出典:コインマーケットキャップ
また、多くの草コインと呼ばれる非常に流通量の少ない仮想通貨と異なり、仮想通貨の5本の指に入るメジャーな仮想通貨の相場が大きく動く半減期ということも手伝って、非常にホットな仮想通貨として全世界のユーザーがが半減期の価格上昇に期待してされています。
また、前回よりも価値が上がっている分差益の大きさもけた違いになる可能性があることも今回のライトコインの半減期が期待されている理由です。
(前回は約129円から約1,080円だったものが今回は年初3,400円から6月現在約14,000円になっている。)。
ライトコインの創業者「チャーリー氏」による半減期の見解

出典:TokenPost
現在起こっているライトコインの半減期の価格上昇を含めて、半減期を迎えるライトコインについて、その創業者であるチャーリー・リー(Charlie Lee)氏はどういった見解があるのでしょうか。
その点についてもお話ししていきます。
一言で言うとチャーリー氏は価格予測は困難だと述べています。
またそれと同時に織り込み済みな半減期に対して価格が変化するとは考えていないとも語っています。
これは1月にLETKNOWNEWSのインタビューで語ったことの要旨です。
今年1月にLETKNOWNEWSのインタビューで、ライトコインの創設者チャ―リー・リー(Charlie Lee)氏は、半減期について語っていました。LETKNOWは、「ライトコインの採掘報酬が半減すると、マイナーの持続可能性を満たすために価格上昇が期待されると思うが、2019年の価格は素晴らしくなると思うか?」と聞きました。
チャーリー氏は、価格予測は困難だと述べて、「前回の半減期はライトコインの価格に影響を及ぼさなかった。半減期が価格に直接影響するとは考えていない」と語りました。
しかし、創業者の意図とは異なり、投資熱の上がったライトコインは青天井の価格上昇を続けているのが現実になります。
そして、先日チャーリー氏はTwitterで以下のようにツイートしています。
Litecoin block halving is in 56 days! https://t.co/EBWbsIUp47
Here are some stats on mining profitability. After halving, miners are still profitable with electricity under 10¢. Many are paying only 5¢ and therefore should keep mining LTC post-halving. (https://t.co/AcQPEjdNtb) pic.twitter.com/VtA9aAv7FS
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2019年6月10日
また、マイナーは将来の価格上昇に期待してライトコインを保持し続けるという見解も立てていますが、現在の高騰を考えるとそういった考えを翻意にするマイナーがいてもおかしくはありません。
このように創業者であるチャーリー氏でさえもすでにその見解から大きくかけ離れたライトコインの半減期の価格の動きを示しているのです。
ライトコインの半減期に関するTwitter上の評判
ライトコインの半減期は大きな注目を持っています。
その上昇は他の仮想通貨の価値を上げているとさえ言っています。
さらに来年控えるビットコインの半減期に向かっての前夜祭という評判でした。
ライトコインの半減期まで
約2ヶ月❗️なかなかの上昇っぷりだ❗️
他の仮想通貨を牽引している❗️こんなにわかりやすい
ファンダメンタルは有難い❗️祭りの前夜祭みたいなものだ❗️
そして
2020年にはもっと大きい祭りが開催される❗️
ビッコインの半減期
さらに大きな影響を与えるだろう#半減期 pic.twitter.com/qMKQ1LlSEy— 3年B組なかもと先生@仮想通貨元教師 (@teacher_3B) 2019年6月11日
ライトコインの半減期に対して強い値動きに注視している評判もあります。
— バロス@暗号資産 (@barosuBTC) 2019年6月11日
ライトコインの値動きがあまりに大きく、来年控えているビットコインの半減期の値動きが想像以上のものになると予測している意見もあります。
ライトコインが半減期でこれだけ強いって事は来年のビットコイン半減期はとてつもない予感しかない。$LTC $BTC #半減期
— ストロベリー ダリル😋 (@ichigoDarryl) 2019年6月7日
半減期を迎えるライトコインが購入できる国内取引所
最後に価格上昇が続くホットライトコインが購入できる国内取引所3つとおすすめポイントについてお話しします。
GMOコイン

出典:GMOコイン
ここは取引コストが入出金手数料が無料、取引手数料が最大0.01%という破格の安さに加えて、IT企業が運営母体なのでセキュリティなどの信頼性も高いという点でおすすめです。
Coincheck(コインチェック)
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出典:Coincheck
流出事件などの不祥事を起こしましたが、マネックスグループ(地方銀行の静岡銀行傘下)の再建によって復活しました。
手数料は高いのですが、とても簡単に仮想通貨が購入できるという点でおすすめです。
DMM Bitcoin

出典:DMM Bitcoin
Bitcoinという名前になっていますが、ちゃんとライトコインも購入できます。
おすすめのポイントはスマホアプリがあり初心者にも使いやすいという点や国内の中では高いセキュリティを誇っています。
これらは他の仮想通貨でも強みを持っているので、他の仮想通貨も一緒に買ってみても良いかもしれません。
ライトコインの半減期のまとめ
ライトコインは半減期に向かって急激な価格上昇を起こしています。
これは仮想通貨の為替差益を狙う人にとっては大きなチャンスです。
しかし、ライトコインの半減期直前になると価格が大きく下落する可能性もありますので、注意した上で購入をしましょう。