仮想通貨のプリペイドカードとは?国内及び海外カード6選まとめ

仮想通貨の知識があると損をしにくくなります。

知識があると取引をするときも役に立ちますし、支払い方法などの選択肢の幅が広くなるのです。

そこで仮想通貨とプリペイドカードの関係、利用するメリット、注意点などを紹介していきます。

国内の仮想通貨プリペイドカード、海外の仮想通貨プリペイドカードの基本情報、メリットなども書いていくのでカード選びの参考にもしてください。

最後にプリペイドカードは税金対策になるのか、今後はもっと普及していくのかについても書いていきます。

仮想通貨は知識があればあるだけ自分に有利になりますから、損をしないためにも頭に入れておきましょう。

仮想通貨のプリペイドカードとは

プリペイドカード

プリペイドカードとは現金をチャージして支払いをするタイプのカードのことです。

クレジットカードとは違い、その場で現金を支払うことができるので使った金額を計算しやすくもあります。

ただしどのプリペイドカードでも同じというわけではありません。

カードによって手数料の違い、仮想通貨が還元されるなど特徴があるため、しっかり選んで利用する必要があります。

仮想通貨のプリペイドカードで支払うメリット

仮想通貨をプリペイドカードで支払うメリットはこのようなことです。

  • 金額面でお得になることがある
  • 変動価格を確定することができる
  • 利用できるお店が多くなる

仮想通貨にプリペイドカードを使うと、利用金額に対して還元されることがあります。

もちろん金額に応じてなので少額では還元されないこともありますし、カードの種類によっては還元そのものがない場合もあります。

更に手数料が安い傾向もあるので、余計な費用を抑えることもできます。

仮想通貨は価格の変動(ボラティリティ)も激しいですが、プリペイドカードにチャージするとその時点で価格を確定することもできます。

そのため、高額になっているときにチャージすることでお得にもなります。

仮想通貨はお店で買い物をしたときなども利用できますが、どのお店でも対応しているわけではありません。

利用できるお店が限られてきますが、プリペイドカードにチャージすることで多くの店舗で利用することができます。

つまり、仮想通貨のプリペイドカードを使用することで金額的にお得になることがある、金額を確定することができる、普段の生活で使える機会が増える、というのがメリットです。

仮想通貨のプリペイドカードの注意点

プリペイドカードを使うときはこういったことに気をつけておきましょう。

発行手数料や維持費はカードによって違う

ますカードごとに発行手数料や維持費がかかります。

発行手数料が無料、維持費も無料といったカードもありますが、年間で使った費用によっては維持費がかかるというケースもあります。

そういった手数料などはカードによって違うため、しっかりカードを選ぶことが大事です。

チャージできる上限金額が決まっていることもある

また、チャージできる上限額が設定されていることもあります。

これはカードによって違いますが、1回につき30,000円や100,000円など決まっていることもあるため、大きな取引をする場合は利用しにくくなっています。

1回のチャージ上限、1ヶ月間のチャージ上限などが細かく決まっている場合もあれば上限がないカードもあるので下調べをしてから利用するようにしましょう。

「どのカードが優秀か」というよりもどのカードが自分のスタイルに向いているか」が重要になってくるため、自分がどのように利用するのかを決めてから契約するようにしましょう。

国内の仮想通貨プリペイドカード

プリペイド

では国内の仮想通貨プリペイドカードを紹介していきます。

それぞれ特徴があるのでしっかり抑えて利用するようにしましょう。

また、それぞれにメリットやデメリットがあるので「自分に向いているカードはどれか」という基準で選んでいきましょう。

バンドルカード(Vandle Card)

VANDLE CARD

出典:VANDLE CARD

バンドルカードには2種類のカードがありますから、それぞれ説明していきます。

リアルカード

  • 発行手数料:300円
  • 維持費:基本的に無料
  • 支払手数料:無料

こちらは1回につきチャージの上限が30,000円と決まっています。

1ヶ月間のチャージ上限は120,000円です。

リアルプラスカード

  • 発行手数料→600円
  • 維持費→基本的に無料
  • 支払手数料→無料

こちらは1回のチャージ上限が100,000円、1ヶ月のチャージ上限が2,000,000円です。

上記の2つのカードの違いは発行手数料とチャージ上限ですから、自分に合った方を選ぶようにしましょう。

また「バーチャル」というカード発行なしのタイプで契約することもできます。

バーチャルの場合は発行手数料無料、チャージ上限は「リアル」と同じです。

バンドルカードにはVISA加盟店で利用できるというメリットもありますから、普段の買い物に利用したいという人にも便利です。

年間維持費は基本的には無料ですが、120日使用していなければ、その後は30日経過するごとに100円ずつかかります。

そのまま放置すると残高が足りなくなった時点で自動解約になります。

マネパカード

VANDLE CARD

出典:VANDLE CARD

マネパカードの基本情報は以下の通りです。

  • 発行手数料:1,000円
  • 維持費:無料
  • 支払手数料:無料

1回のチャージ上限は1,000,000円、1ヶ月のチャージ上限は2,000,000円です。

残高の上限はないため、大きな金額を動かす人に向いています。

維持費や手数料などがほとんどかからないお得なカードです。

外貨両替の手数料も安いため、海外で利用したいという人も使いやすくなっています。

TenXカード

TenX

出典:TenX

TenXカードに基本情報は以下の通りです。

  • 発行手数料:15ドル
  • 維持費:基本的に無料
  • 支払手数料:無料

1回あたりのチャージ上限、1ヶ月あたりのチャージ上限がありません。

利用を始めた当初はチャージ上限がかかるものの、本人確認手続きを行うことで上限がなくなります。

基本的に維持費も無料となっていますが、1年間で1,000ドル以上の利用がなければ10ドルの維持費が必要です。

このカードの特徴はチャージが必要ないということです。

仮想通貨のウォレットから引き落とされる仕組みになっているため、いちいちチャージする手間がかからないというメリットがあります。

海外の仮想通貨プリペイドカード

では海外の仮想通貨プリペイドカードをそれぞれ紹介していきます。

wirexカード

Wirex Login To Wirex

出典:Wirex Login

wirexカードの基本情報は以下の通りです。

  • 発行手数料:17ドル
  • 年間維持費:月に1ドル
  • 支払手数料:無料

身分証の提示をしなければチャージ金額がもっと少なくなりますが、身分証の提示を行うと1回のチャージ上限は10,000ドル、1ヶ月のチャージ上限は20,000ドルになります。

カードの発行をしないタイプのバーチャルで契約することもでき、この場合は発行手数料が3ドルです。

世界100か国以上で利用されている有名なカードで、タイプしている仮想通貨の種類も多いという特徴があります。

また、利用金額の0.5%が還元されるというメリットもあります。

BitPayカード

BitPay Card

出典:BitPay Card

BitPayカードの基本情報は以下の通りです。

  • 発行手数料:15ドル
  • 維持費:基本的に無料
  • 支払手数料:無料

基本的の維持費は無料ですが、90日間使用していない場合は5ドルが維持費として必要になります。

ATMの出金手数料は3ドル、発行手数料は15ドルかかります。

海外での買い物に使うときには便利なので、海外に行く機会が多い人におすすめです。

xapo(ザポ)カード

xapo(ザポ)カードの基本情報は以下の通りです。

  • 発行手数料:20ドル
  • 維持費:無料
  • 支払手数料:無料

1回につき利用できる金額の上限は10,000ドル、1日の使用上限金額は20,000ドルです。

維持費などは無料となっていますが、ATMを利用したときの手数料は3.5ドルとなっており、他のカードよりも高い傾向があります。

高レベルのセキュリティが整っており、プリペイドカードの中ででもセキュリティレベルが高いことで知られています。

仮想通貨のプリペイドカードは税金対象になる?

仮想通貨で利益が出た場合、雑所得となります。

雑所得は税金の対象となっているので、儲けがあれば税金を払う必要があります。

基本的には年間200,000万円以下であれば税金はかかりませんから、その金額を上回るときは税金を支払うことになります。

できれば節税をしたいところですが、プリペイドカードを使ったからといって節税とはなりません。

仮想通貨は現金化したとき、他の仮想通貨に変換したとき、モノに交換した場合などに税金が発生する仕組みになっています。

そのため利益がでた金額をプリペイドカードにチャージすると、その時点で税金が発生します。

そのまま仮想通貨のままで保有している状態であれば「まだ利益が確定してない」ため税金の対象とはなりませんが、カードに移動させると税金の対象となるのです。

つまり、現時点では節税とはならないといえます。

仮想通貨の税金についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。

仮想通貨のプリペイドカードは将来的に普及する可能性がある

どのプリペイドカードもどの国でも使えるというわけではありませんし、現在日本で使用できるカードも限られています。

ですが海外のプリペイドカードの中には、日本で展開していくことを明言しているものもあります。

まだあまりプリペイドカードの数が多くはありませんが、利用できる種類が多くなればもっと便利になるのでこの先普及していくことも考えられます。

特に昨今ではキャッシュレスが推進されていることもあり、プリペイドカードやデビッドカードは注目されていますから、近い将来は主流となっている可能性もあります。

仮想通貨のプリペイドカードのまとめ

仮想通貨にプリペイドカードを使うと便利ではありますが、損をしないかどうかはやはり人によります。

自分のスタイルに合っていない、カードの選択を間違えると使いにくいばかりではなく余計な費用がかかることもあります。

まずはどんなスタイルで使うのかを考え、自分に向いているカードを選んでいきましょう。

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