
ビットオアシスという仮想通貨取引所を知っている人は、それほど多くはないでしょう。
しかし、このビットオアシス取引所は、現在様々な面で話題になっている仮想通貨取引所の一つでもあり、今後の展開についてTwitterなどのSNSでも話題にあがることが増えています。
今回は、このビットオアシスという仮想通貨取引所について説明していきます。
BitOasis(ビットオアシス)取引所のwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | BitOasis(ビットオアシス) |
独自トークン有無 | - |
設立日 | 2015年 |
取引所がある国 | アラブ首長国連邦(UAE/ドバイ) |
公式ホームページ | https://bitoasis.net/en/home |
日本語対応 | - |
日本人対応 | 〇 |
@bitoasis | |
@bitoasis | |
- | |
YouTube | - |
TelegramID | - |
BitOasis(ビットオアシス)取引所とは

出典:BitOasis
2019年中に正式ライセンスの取得を目標にしている
ビットオアシスとは、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置く仮想通貨取引所です。
金融規制当局から仮承認を得たことにより、現在様々な面で注目を浴びている仮想通貨取引所の一つでもあります。
ビットオアシスは、2019年中にUAEの首都、アブダビに拠点を置く国際金融センター「アブダビ・グローバル・マーケット」から正式なライセンスを得たいと発表しており、2015年設立時から積極的に活動しています。
中東エリアで初めての承認を目標にしている
ビットオアシス取引所は、マルチシグネチャ技術を使用しており、マルチシグネチャ技術を使用するデジタル通貨ウォレットとして、中東エリアで初めて承認されることを目標としています。
オラ・ドウディン最高経営責任者も「承認された最初の取引所の一つになることを期待している」と述べています。
ビットオアシスは2019年4月に、ADGMから仮想通貨プラットフォームとウォレットの運営に対する仮承認を得たことを発表しています。
正式なライセンス所得については、2019年後半のうちに、具体的な技術面・運用面の条件が必要といわれており、現在はそこを目指して動いています。
2018年以降規制当局と連携をとっている
しかし、仮承認を得たことにより、規制面のハードルを一つ越えたことは非常に前向きに捉えており、中東において初めて規制に準拠した取引所、および暗号資産のカストディアンに役立つとビットオアシスは考えています。
中東地域における最大の暗号資産プラットフォーム・取引所を自称するビットオアシスは、2018年以降規制当局と連携をしっかりととっていることも発表しており、UAEに拠点を置いて活動していることも発表しています。
中東の仮想通貨プラットフォームとして初めて資金調達に成功
CEOのオーラ・ダウディン氏は、ビットオアシスのプラットフォームを、規制に準拠した取引所として改めて立ち上げる計画を発表しており、それにともない、新たな暗号資産を追加し、サウジアラビアなどにも進展し、新たな市場へと拡大するという目標も掲げています。
そのため、中東地域における暗号資産の導入を加速させるという面でも、規制当局とも積極的に連携をしていくということも発言しています。
また、2016年には中東の仮想通貨プラットフォームとして、ベンチャーキャピタルから初めて資金の調達を行なったともいわれています。
このように、中東地域では仮想通貨の最大の取引所として、イーサリアムクラシックなどの仮想通貨もビットオアシスに上場するなどと様々な仮想通貨の取引所としても活用されはじめています。
BitOasis(ビットオアシス)取引所の特徴

出典:BitOasis
目標はアラブ首長国連邦最大の取引所
ドバイなどで知られるアラブ首長国連邦、通称UAE。
中東の国として大きな国家をもっている連邦国家ですが、そのアラブ首長国連邦での仮想通貨の取引所としてビットオアシスは現状で最大ともいわれています。
その中でビットオアシスは、過去2年間で合計約16億ドルの取引を処理しているといわれ、中東で有数の仮想通貨取引所としてその名を響かせています。
ビットオアシスでは世界的にも有名な仮想通貨ビットコインをはじめ、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ステラなどの仮想通貨も取引できるようになっており、仮想通貨の流通に貢献している取引所の一つとしても取り上げられます。
また、北アフリカ地域の住民に対しても取引ができるようにエジプトやモロッコといった国にもサービス提供を始めているのも特徴の一つです。
本社はドバイにありますが、中東、北アフリカ地域における資本の取引や移動に関する世界の新興市場の中心であるということと共に、中心になりたいという思いのもとでドバイに本社を設立したともいわれています。
ビットコインとの関係
仮想通貨としては誰でも耳にしたことがあるビットコインですが、ビットオアシスでは、そのビットコインも安心して取引ができるのも非常に注目のポイントです。
ビットコインは世界での流通もものすごく多く、いってしまえば仮想通貨の元祖とも言える存在です。
そのビットコインを扱っている取引所ということは、もちろん中東の国でもビットコインの流通が盛んになることにも繋がり、更にビットオアシスを通じて様々な国の人々とビットコインをつなげる役割を担うことにもなっています。
イーサリアムも取引可能
イーサリアムも仮想通貨の世界では有名な通貨で、2014年に販売が開始されてから、急速に市場を賑わせている仮想通貨の一つです。
イーサリアムはマイナーの採掘によって通貨が発行されるプルーフ・オブ・ワークという仕組みが用いられていますが、今後はマイナーの通貨保護量や保有期間に応じて採掘の調整をするプルーフ・オブ・ステークへの移行も検討されているなど、将来についても考えられている仮想通貨です。
ビットオアシスでは、このイーサリアムの取引も活発に行われており、その点もビットオアシスを利用する上でのメリットの一つとなっています。
イーサリアムのような主要通貨を扱っている取引所というのは、やはりユーザーにとっても安心できるポイントになのです。
ステラの上場
通称XLMと呼ばれる仮想通貨ステラのビットオアシスへの上場は、大きな衝撃を与えた出来事の一つです。
ステラは、リップルという仮想通貨をベースに開発されており、個人間の送金目的としての処理スピードと手数料の安さから現在注目されている銘柄です。
世界的企業とも提携しており、デロイトトーマツやIBM、TEMPOといった馴染みのある企業とも提携している仮想通貨となっており、ユーザーからの信頼度は非常に高いです。
この仮想通貨ステラが、2018年にビットオアシスに上場しました。
ステラのような注目度の高い仮想通貨がビットオアシスに上場するということは、ビットオアシスにそれなりの信頼があるとことの証となります。
ユーザーは、UAEディルハムに対してXLMを売買できるようになっています。
サウジアラビア・クウェート・バーレーン・オマーンといった近隣各国でもステラの取引を利用できる点も特徴となっています。
暫定ではあるがライセンスをしっかりと取得
ビットオアシスは、暫定ライセンスではあるものの、金融サービス規制庁から暫定ライセンスをしっかりと取得済みです。
現在は暫定ライセンスですが、金融サービス規制庁などとも連携して、今後の技術面の向上・具体的な運用面などについての準備をしっかりと進め、正式なライセンスの取得を目指して邁進しています。
仮に、正式なライセンスを取得に至ることができれば、名実共に中東で大きな取引所として、さらに注目を浴びていくことは間違いないでしょう。
BitOasis(ビットオアシス)取引所を利用する際の注意点
問い合わせ先の電話番号がない
ビットオアシス取引所には電話番号の記載がありません。
そのため、何か問い合わせを行いたい場合、どこに問い合わせをしていいかわからないということになります。
今後は改善される可能性はありますが、現時点では電話番号の記載がないため注意点と言えます。
ライセンスは現時点では「暫定」
ビットオアシス取引所の現在のライセンスは、あくまで暫定であり、現状では正式なライセンスの取得には至っていません。
正式なライセンス取得を目標に企業は動いているので、今後正式なライセンスを取得できる可能性は高いですが、現状では仮のライセンスであるということは忘れないでおく必要があるでしょう。
知名度がまだ大きくないため詐欺などが多い?
ビットオアシスはまだ歴史も浅く、知名度もそこまで高くはありません。
どの仮想通貨に対しても言えることですが、情報の少なさを利用して、詐欺や偽の情報を売る人間などもでてくる可能性は危惧する必要があるでしょう。
もちろん、これはビットオアシスに限ったことではありませんが、情報が少ない状況では詐欺などの事例が出てくることも多いため、その点にも注意が必要です。
BitOasis(ビットオアシス)取引所の評判(口コミ)
ここからは、BitOasis取引所のTwitterでの評判や口コミを見ていきましょう。
ドバイのビットオアシスとか、もー名前最高じゃん笑
ドバイ発の仮想通貨取引所、UAEの規制当局から基本承認取得。中東最大の取引所目指す https://t.co/QI6oOxRHGF @Coindeskjapanより
— アオムー@仮想通貨情報 (@aomra_00) 2019年5月21日
【速報】【朗報】イーサリアムクラシック、「コインベース」「ロビンフット」「ビットオアシス」に上場ラッシュで単独上げ【ETC】→詳細はコチラhttps://t.co/HvlQxGpUOE by仮想通貨で稼ぐ pic.twitter.com/4NgdxjX9Et
— 仮想通貨で稼ぐ! (@2chnoiz) 2018年8月7日
ドバイのビットオアシス、UAE規制当局から仮承認を取得 年内に正式ライセンス取得目指す https://t.co/b4JZj5otyE
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月14日
このように、Twitterでもライセンスについてや様々な仮想通貨の上場などを取り上げている内容が非常に多く、注目されていることがわかります。
BitOasis(ビットオアシス)取引所の登録方法

出典:BitOasis
ここからは、ビットオアシス取引所の登録方法を見ていきましょう。
- 公式サイトにアクセス
- トップページ右上「Sign Up」をクリック
- 名前・メールアドレス・パスワードを入力
- 「Sing Up」をクリック
- 登録したメールアドレスを確認
- メールに記載されている「verify Your email address」をクリック
- 表示された画面で国番号を選択し、電話番号を入力
- 「Add Phone Number」をクリック
- 登録した電話番号に届いた8桁の数字を入力(SMS認証)
- 「Verify Phone Number」をクリック
これで登録は完了です。
現在、ビットオアシスは日本語には対応していないため、日本語以外の表記で登録や取引を行う必要があります。
登録を行う場合は、翻訳ツールなどを活用することでスムーズに登録を進行することができるでしょう。
BitOasis(ビットオアシス)取引所のまとめ
ビットオアシスは、まだ取引所としての歴史は浅く、知名度もそこまで高くはありません。
しかし、今後正式にライセンスを取得すれば間違いなく市場に出回ることが予想できます。
そのため、今後公式サイトが日本語に対応する可能性も十分あると言えます。
ビットオアシス取引所が、これからどのように展開していくのか、動向に注目していきましょう。