
バンコールネットワーク取引所は取引手数料が無料と言った特徴がある仮想通貨取引所です。
この記事では、バンコールネットワーク取引所の特徴や注意点、評判やアカウントの開設方法などを紹介していきます。
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所のwiki的基本情報
仮想通貨取引所名 | Bancor Network(バンコールネットワーク) |
独自トークン有無 | Bancor(バンコール) |
設立日 | 2017年6月17日 |
取引所がある国 | イスラエル |
公式ホームページ | https://www.bancor.network/ |
日本語対応 | - |
日本人対応 | 〇 |
@Bancor | |
@bancor | |
r/Bancor | |
YouTube | Bancor |
TelegramID | Bancor Protocol |
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所とは
Bancor Network(バンコールネットワーク)取引所は、2017年6月17日に設立された分散型取引所です。
そして、このBancor(バンコール/BNT)は、2017年6月にICOが行われ、167億円の調達に成功したイスラエルを拠点とするBancorプロジェクトで設定された最初のスマートトークンのことをいいます。
バンコールプロジェクトのバンコールネットワークでは、そこに登録された仮想通貨の取引が可能になっており、分散型取引所としての機能を有しています。
そして、バンコールネットワーク取引所に多くのユーザーが登録しています。
分散型の仮想通貨取引所であるという点は、バンコールプロジェクトがもついくつかの特徴の一つです。
管理者の存在しない分散型取引所であるバンコールネットワークは、仲介者をはさまず個人間の取引が可能なブロックチェーン上に構築される仮想通貨取引所なので、そうした特徴からくる様々なメリットを持っています。
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所の特徴

出典:Bancor
Bancor Network取引所には、主に5つの特徴があります。
分散型取引所
まず、バンコールネットワークの特徴として挙げられるのが、分散型取引所であるという点です。
多くの仮想通貨取引所は管理組織などが存在する中央集権型ですが、分散型取引所であるバンコールネットワーク取引所は管理者が存在しません。
バンコールネットワーク取引所は個人と個人の間で仮想通貨のやり取りを行うためのハブという存在なのです。
このような分散型の取引所では取引履歴はブロックチェーン上に残され、それが様々なデバイスに残されているため、不正やハッキングもほぼ不可能という特徴があります。
Bancor Protocol(バンコールプロトコル)
バンコールネットワーク取引所の2番目の特徴が、Bancor Protocol(バンコールプロトコル)です。
バンコールプロトコルは、通貨の流動性リスクを取り除くもので、イーサリアムのスマートコントラクトを基盤とし、価格の決定には買い手と売り手の合意がなくても取引が成立するという特徴があります。
取引量の少ない流動性の低い通貨は、買い手と売り手の合意に至り肉という傾向がありますが、バンコールプロトコルによって、そうした問題が起こりにくいという特徴があります。
継続的な流動性
バンコールネットワーク取引所の3番目の特徴として、継続的な流動性があげられます。
ユーザーはバンコール上で独自トークンを発行することが可能です。
買い手と売り手や取引量に関わらずいつでも任意のトークンを変換することができます。
イーサリアムかERC20トークンを準備金にしてトークンを発行すれば、トークン市場が活発でない時も、売り手はトークンの準備金と交換してもらえるのです。
取引で売れなくても、買取してもらいたい時に買い取ってもらえるといった安心感があることから普及し易くなりますし、そのことが価格の安定性にも繋がっています。
取引手数料が無料
バンコールネットワークの4番目の特徴は、取引手数料が無料という点です。
バンコールネットワーク取引所は、取引手数料無料で取引することができるので、ユーザーにとって手軽に利用できるシステムといえます。
バンコールネットワークは取引所というより、交換所・両替所のようなイメージといえます。
ただ、手数料はかからないもののトランザクションを生成するための手数料はかかるという点は覚えておきましょう。
スプレッドが存在しない
バンコールネットワーク取引所の5番目のメリットは、スプレッドが存在しないという点です。
バンコールでは取引手数料がないだけでなく、スプレッドもありません。
スプレッドがないため、流動性の低い仮想通貨で起こりがちな大きなスプレッドも気にせずに取引することができるというメリットがあります。
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所を利用する際の注意点
ERC20トークンにしか対応できない
バンコールネットワーク取引所を利用する際の注意点としてまず挙げられるのが、ERC20トークンにしか対応できないという点です。
バンコールはその仕様上の特性からイーサリアムブロックチェーンで管理されるERC20トークンしか扱えません。
したがって、イーサリアムブロックチェーン上で動作していない仮想通貨には対応していません。
ビットコインやライトコインを用いてバンコールトークンを購入することはできないのです。
同様に、バンコールネットワーク取引所でバンコールトークンを使用してこれらの仮想通貨を取引することもできないため注意が必要です。
トークンを簡単に作れる故の弊害
また、2つ目の注意点として挙げられるのが、トークンを簡単に作ることができることからもたらされる弊害があるという点です。
バンコールプロトコル上で発行されるスマートトークンは、マイナーでもある程度の流動性が保たれていますが、中にはほとんど価値のないトークンや、不当な利益を得るために発行されたトークンもあり得ます。
たくさんのトークンが発行されると、ネットワーク全体のコントロールも難しくなってしまうといった弊害が生じやすくなるため注意が必要です。
バンコールネットワークのセキュリティ
注意点の3番目に挙げられるのが、バンコールネットワークのセキュリティについてです。
2018年7月にスマートコントラクトのアップグレード用のウォレットがハッキングされ、多額の損害が発生しました。
セキュリティに関してのリスクについては、システムとしては起こりにくいと言えますが、個別のセキュリティについては注意する必要があります。
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所の評判(口コミ)
バンコールは様々な特徴から将来性が期待されており、通貨のICOが行われた時に参加しなかった当時の自身を後悔していると言ったコメントなどがあります。
Bancor(バンコール)ね。
このICOに参加しなかった当時の自分をしばき回してやりたい。
くらい将来性があるプロジェクト。#Bancor #バンコール https://t.co/UwjbB1kwni
— Ryosuke@マイクリ雇われ傭兵 (@RyosukeC_C) 2017年10月29日
そして、あらゆる通貨を交換可能にすることなどが期待でき、2時間半で170億円を集めたベンチャーの野望などといったコメントなどもあります。
これは期待できる!
あらゆる通貨を交換可能に、2時間半で170億円を集めたベンチャーの野望 (ITpro) - https://t.co/qcM9wOyaQy— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年10月29日
ただバンコールがハッキングされ、ウォレットから25000ETH, 320万BNTが盗難されたというニュースはとてもインパクトがあったようです。
Bancorがハッキングされた模様。コントラクト更新使っていたウォレットからか。25000ETH, 320万BNTが盗まれる。被害を最小限に抑えられたとあるが、原因はまだ不明の模様
#仮想通貨 #ブロックチェーン #イーサリアム #バンコール https://t.co/J4O7EizeJa— 中野哲平Teppei Nakano (@nakano_teppei) 2018年7月10日
こうした課題面などがありますが、様々な通貨をリーズナブルに取引できる取引所としてバンコールネットワークは注目されています。
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所の登録方法
登録方法は3種類
Bancor Network取引所に登録する場合、ログインにはSMS・Messenger・Telegramのいずれかを使用します。
テレグラムで登録する場合は、先にTelegramの公式サイトでTelegramをインストールしておきましょう。
- バンコール公式サイトへアクセス
- トップページ右上の「Sign in」をクリック
- SMS・Messenger・Telegramのいずれかを選択
Telegramでの登録方法
登録には上記3つの方法がありますが、ここではTelegramでの登録方法について説明していきます。
- 登録画面でTelegramをクリック
- Telegramで「Start Messaging」をクリック
- Bancor Botに参加
- メッセージで届いた6桁の認証コードを確認
- 登録画面に戻り6桁の認証コードを入力
- 名前を入力し、利用規約の同意にチェック
- 「Register&Create Wallet」をクリック
- 「Create Wallet」をクリック
- 12語のバックアップフレーズを確認
※必ずメモなどに順番通りに書き留めておきましょう。 - バックアップフレーズをメモし「Next」をクリック
- 12語のバックアップフレーズを順番通りに選択
※バックアップフレーズは他人に知られないよう管理しましょう。 - 「Next」をクリック
- パスワード・パスワード(確認)を入力
- 「Create Wallet」をクリック
- 「Go To MyWallet」をクリックするとWalletを確認
これで登録は完了となり、バンコールネットワーク取引所での取引が可能となります。
自身のウォレットで保管したい場合は、メタマスクを活用することも可能です。
取引方法
取引方法についても、簡単に説明しておきましょう。
- 売買したいトークンを選択
- 買いたい場合はBuy/売りたい場合はSellを選択
- ウォレットを選択(バンクーン又はMetaMask)
- 「Next」をクリックして売買
BancorNetwork(バンコールネットワーク)取引所のまとめ
バンコールネットワーク取引所はバンコールのプロジェクトが提供する分散型取引所なで、とても流動性が高いといった特徴があります。
販売所で売買する感覚に近いため、手軽な取引がしやすい取引所です。