
仮想通貨の2019年の価格予想を大手メディアが発表!
仮想通貨の売買、保管が可能なプラットフォームを提供しているWirexは、Twitter上のフォロワーに対して「商品を購入する際にどの仮想通貨を利用したいか」というアンケートを取りました。
We have a remarkable community in #TeamCrypto & we want your input every step of the way for the @paymentsrace!
— Wirex (@wirexapp) October 14, 2018
Our runner @maxmeilleur can only use crypto to get from NYC - Vegas
Which #crypto should his first purchase be in?#BTC #LTC #XRP #ETH #cryptocommunity #cryptotwitter
結果は、リップルが81%、ビットコインが10%、その次にライトコイン、イーサリアムとなりました。
このリップル人気はいつまで続くのか、そして2019年の仮想通貨・ブロックチェーン市場はどのような動きを見せるのかガキになるところですよね。
先日、2019年の仮想通貨市場動向に対する疑問の解答が、大手投資情報メディアのInvesting Havenによって新たに提示されました。
大手投資情報メディアのInvesting Havenが、来年2019年の仮想通貨・ブロックチェーン投資向けに以下の5つの重大予想を公開しました。
- 機関投資家資金の市場流入
- ビットコインの堅実的な価格上昇
- 仮想通貨リップル(XRP)があらたなビットコインとなる
- 本質的な価値を持つ仮想通貨だけが生き残る
- ブロックチェーンの社会実装が加速度的に進む
Investing Havenの見解を1つずつ順番に見ていきましょう。
機関投資家資金の市場流入
Investing Havenは、2019年は機関投資家の資金が仮想通貨・ブロックチェーン市場に大量に流入し、間違いなく機関投資家が仮想通貨・ブロックチェーン市場を動かしていくと強気な予想を見せました。
たしかに2018年10月現在までに、いくつもの大手機関投資家が仮想通貨・ブロックチェーン市場への投資開始を発表しています。
アメリカの株式市場であるNASDAQのセキュリティトークンプラットフォーム立ち上げ発表は、まさにその典型例といえます。
加えて言えば、アメリカウォール街に拠点を置く世界的大手投資会社フィデリティや、インターコンチネンタル取引所(ICE)の仮想通貨業界参入などもその例です。
上の記事でも伝えた通り、大手金融機関であるフィディリティなどが仮想通貨・ブロックチェーン市場への投資を始めることで、仮想通貨全体の課題である「スケールアップ(規模の拡大、一般社会への普及)」の解決が期待できます。
ビットコインの堅実的な価格上昇
次にInvesting Havenは、ビットコインの堅実的な価格上昇を予想しました。
「堅実的な」というのは、【過去7年間のような何十百倍の大躍進は難しいが現実的な範囲での価格上昇が見込まれる】ということです。
具体的にInvesting Havenは、2019年末に1BTC=2万5000ドル(280万)の実現は、現実的な上昇目標だとしています。
ウォール街の投資調査企業Fundstrat Global Asvisors代表のTom Lee氏も同様の予想をしています。以下動画です。(時間:35分・日本語字幕なし」
それに対し「2018年中に9千ドル(約100万円)を突破するのは難しい」という厳しめの見方も存在しますので、我々も慎重に予測していかなければなりませんね。
昨日10/5(水)、ニューヨークで開催されたThe Economist誌主催のFINANCE DISRUPTED 2018にて、有名投資家のMichael Novogratz氏(以下Novogratz氏)が、ビットコインや仮想通貨市場の今後について語りました。
仮想通貨専門の商業銀行「Galaxy Investment Partners」CEOで億万長者のNovogratz氏は、「(ビットコインが)今年中に9千ドル(約100万円)を突破するのは難しい」と指摘しました。
ビットコインは、2018年だけで-53%も価格を落とし、現在75万円付近で取引されています。
世界最大級の金融機関ゴールドマン・サックスのマクロトレーダー(主要経済傾向や政治動向を見据え、マクロ指標の予想に基づき各種市場で投資を行う)であったNovogratz氏によれば、自社の『バーンレート』を満たすため、保有ビットコインを売却して資金確保する場合があり、そのために価格が抑えらえているのだと指摘しています。
引用:CoinPost
仮想通貨リップル(XRP)があらたなビットコインとなる
Investing Havenは「仮想通貨リップルがあらたなビットコインになる」と予想しました。
機関投資家にとっては、RippleとそのXRPトークン、Bitcoin、Ethereum、Stellar Lumensの順となります。
ビル&メリンダ財団のリップル社提携やリップル担保のローン融資ニュースからもわかる通り、様々な企業がリップル技術を核としたサービス開発に取り掛かっています。
日本においても、SBIグループがリップル技術を利用した送金・決済サービスである「Money Tap」をリリースしたというニュースは記憶に新しいです。
つまり、世界的にリップル技術の開発が進むことでリップルへの資金流入が拡大し価格も上昇するというわけです。
具体的にInvesting Havenは、2019年末に1XRP=20ドル(2200円)に到達するとしています。
本質的な価値を持つ仮想通貨だけが生き残る
Investing Havenは今回の分析で、今後うまくいく仮想通貨は今現在世界規模ですすんでいる仮想通貨・ブロックチェーンの浄化を生き残れるものだけだとしています。
浄化とは、仮想通貨・ブロックチェーンを、以下の2点でふるいにかけ、価値を持たない仮想通貨が消滅していくことを意味します。
- すなわち各国の法規制に対応できるか
- 本質的な価値のある仮想通貨・ブロックチェーンなのかどうか
現存する仮想通貨のほとんどが「詐欺コイン」や「無価値コイン」などで、草コインと呼ばれる通貨のほとんどが当てはまります。
つまり、仮想通貨・ブロックチェーン市場の浄化によって本質的な価値を持たないそれらの仮想通貨は淘汰されていくというわけです。
ブロックチェーンの社会実装が加速度的に進む
この予想の根拠としてInvesting Havenは以下の2点を挙げています。
- ほとんどの企業がブロックチェーンに50万ドル以上を費やしている
- 調査回答企業の11%は1000万ドル以上費やしている
個人的には、ほとんどの企業がブロックチェーンに50万ドルを費やしています。しかし、調査回答者の11%は、1000万ドル以上を費やしています。
なぜブロックチェーンはすぐに外に出ることのない予算アイテムですか?グリッドアソシエイツのリチャード・ジョンソン氏によると、この技術は「誰もが同じ数字を見ているため、エラーを減らし、業務を効率化する」ためだ。
このようなスピードと正確さで、今後数年間にブロックチェーンを増やす企業が増えています。インターナショナル・データ・コーポレーションは、2022年までに年間ブロックチェーン支出が120億ドルに達すると予測しています。
引用:PWC
つまり、ほとんどの巨大企業が仮想通貨・ブロックチェーンに巨額投資をしているというわけです。
仮想通貨最新予想をまとめると
多くの投資会社やアナリストが今後、仮想通貨市場は拡大していくとの見解をしています。
しかし、拡大していく為には、スケーラビリティ問題の解決が鍵ともされています。
逆に、スケーラビリティ問題の解決策が出ているのも事実。
>>>ビットコインのスケーラビリティ問題がついに解決!?ハードフォーク無しで拡大出来る画期的な構想とは?
ですから、今後の仮想通貨は変動はとても楽しみですね。