
SBIVC(SBI Virtual Currencies)株式会社は12月21日、予告していた通りシステムメンテナンスを実施し、
予定より3時間ほど遅れる形で約半日に渡る大型メンテナンスを終了しました。
【システムメンテナンスに伴うサービス臨時休止】
2018年12月21日(金) 6:00 AM~4:00 PM
※メンテナンスは上記の時間を予定しておりますが、延長、もしくは短縮される場合がございます。
⇒ https://t.co/IEHM9IWKmH#SBIVC #仮想通貨 #ETH— SBI Virtual Currencies (SBIバーチャル・カレンシーズ) (@sbivc_official) 2018年12月21日
SBIVCの文書より新たなサービスの発表!
📢【お知らせ】
本日より、仮想通貨の受取(入庫)サービスの提供を開始いたしました。
XRP|BTC|ETHを、他の仮想通貨交換業者のウォレット等から受取ができるようになりました。
⇒ https://t.co/ayDpVPppyY
※送付(出庫)サービスの提供開始は順次情報公開予定です。
⇒ https://t.co/k1Ot6dNumX pic.twitter.com/Sphjv63DYq— SBI Virtual Currencies (SBIバーチャル・カレンシーズ) (@sbivc_official) 2018年12月21日
また、メンテナンス後には「仮想通貨の受け取り・送付サービスに関するお知らせ」と題される、新サービス開始予定を伝える文書が新たに発表されました。

出典:SBI公式文書
同文書では、以下2つのサービス開始が告げられています。
- 仮想通貨受け取りサービス
- 仮想通貨送付サービス(予定)
仮想通貨受け取りサービス
SBIVCは2018年12月21日より、仮想通貨の受け取りサービスを開始しました。
このサービスにより、SBIVCが取り扱う通貨のうち以下3つの仮想通貨を、他仮想通貨交換業者のウォレットから受け取ることが可能になります。
- XRP(リップル)
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
尚、SBIVCが取り扱っている残りの通貨BCH(ビットコインキャッシュ)について、同取引所は次のように言及しています。
「ブロックチェーンネットワークの正常な稼働が確認でき、
お客様資産の保全及びお客様との取引に支障がないとと当社が判断する時点から提供を開始する予定です。」
BCHが今回の「仮想通貨受け取りサービス」の対象とならなかった背景には、11月半ばに勃発したBCH分裂騒動があると考えられます。
BCH分裂騒動については、SBI社長の北尾吉考氏も以下のように言及しています。
「このような騒動が起こる原因の1つに、【仮想通貨の保有構造】があげられる。
BTCの7割は中国のごく限られた人によって保有され、その人たちのエゴと欲のためにこのようなこ混乱が起こる。
それらをなくすためには、やはり【仮想通貨の保有構造】の変革が必須。」
仮想通貨送付サービス(予定)
次に2019年1月下旬ごろに開始される予定のサービスで、重要なポイントは以下の3点です。
- 送付先をSBIVC指定のハードウェアウォレットに限定
- ハードウェアウォレットは本人限定郵便にて送付
- ウォレットに関する情報(※1)はウェブサイトにて随時公開
ウォレットにはウェブウォレットやコールドウォレットなど、いくつかの種類がありますが、
「ハードウェアウォレット」はその中でもセキュリティの高い(ハッキングされにくい)ウォレットに分類されます。
ハードウェアウォレット送付サービスは世界初
以下2点が、今回の発表における重要点になります。
- 入金サービス開始
- ハードウェアウォレット送付サービス開始(未)
特に2つめの「ハードウェアウォレット送付サービス」というのは、日本の仮想通貨業界にとっては間違いなく初めての企みです。
また、有名仮想通貨情報サイトCoinPostの調査上でも、今回SBIVCが展開するものと同じようなサービスは確認されておらず、”世界初のサービス”の可能性も濃厚です。
つまり、SBIVCの取り組みは世界最先端を走っていると捉えても良いでしょう。
今後もSBIの取り組みには注目です。