
2019年7月に金融広報中央委員会が日本国民2万5000人を対象に金融に関するアンケートを行い、その中に『仮想通貨』のことも含まれていました。
まず、日経新聞が発表した内容を見ていきましょう。
日銀が事務局を務める金融広報中央委員会が3日発表した「金融リテラシー調査2019年」によると、暗号資産(仮想通貨)を入手したことがある人は全体の7.8%だった。入手したことがある人のうち30代が23.9%と最も多く、40代が22%で続いた。
調査は3月1~20日に実施。全国の18~79歳の2万5000人を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施した。
引用:日経新聞
日経新聞が発表した内容を、ITmediaが具体的に公表しているため、こちらも見ていきましょう。
ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を入手したことがある人は7.8%。日本銀行が個人を対象に3月に行った調査で、実態とリスクが見えてきた。暗号資産の運用によって「利益が出た」と答えた人が18%なのに対し、「損失が出た」人は31%。多額の利益を得た人がいる一方で、損を被った人のほうが多い。
ギャンブルのように見られがちな暗号資産への投資だが、理解度の差は運用実績に大きく影響した。「いわゆる仮想通貨について、人に教えられるくらい詳しく理解していた」上で暗号資産へ投資した人は17%。この層は40%が利益が出たと答えており、損失が出た人の21%を上回った。逆に理解度の低い層では利益が出た人は14%だった。
暗号資産に関する理解度別の運用実績(=日銀 金融リテラシー調査2019年)
全体と比較すると、暗号資産の保有経験者は投資意欲が高く、投資リスクも認識している。
期待収益率5%の投資に対して、保有経験者は49%が「投資する」と回答したが、未経験者は21%にとどまった。また「投資や預金をするときには、お金を損することがあっても仕方がないと思う」というリスクへの認識に関する質問では、保有経験者が45%が「あてはまる」としたが、未経験者では28%だった。
期待収益率5%の投資に対する態度の違い(=日銀 金融リテラシー調査2019年)
ただし、暗号資産を持ったことのある人の金融リテラシーが高いわけではない。金融知識や判断力に関わる問題の正答率で見ると、平均をやや下回っている。一方で、自己評価は高く、大きなギャップがあった。暗号資産保有経験者は、年代別では30代がピーク。50代以降は比率が減少するが、幅広い年齢層が暗号資産を保有した経験があることが分かる。
この調査は金融リテラシーの現状把握が目的。3月1日から20日にかけて、全国の18〜79歳の個人2万5000人を対象に、インターネットを用いたモニター調査で行われた。人口構成とほぼ同一の割合で収集した。
引用:ITメディア
この7.8%を、少ないと感じるか多いと感じるのかは、それぞれの意見があることでしょう。
個人的は、少ないと思いますが、ネット上ではどんな反応があるのか次の項目で具体的に見ていきましょう。
仮想通貨のアンケート結果に対する評判
人それぞれ様々な意見がありますから、ぜひ今後のために参考にして下さいね。
インターネットやパソコンもそうでしたが、普及率が20%を超えると急速に普及が進むみたいですね!
全体が7.8%ということでまだまだですが、30代40代は普及率20%以上とのことで、この世代はここからグッと需要が高まってきそうですね🙃 https://t.co/morQKgs17J— sisio4410 (@sisio4410) 2019年7月4日
調査対象の母集団が気になるなー。。。
個人的感触だと2%ないぞ。
コンビニとかスーパーみてよ、みんな現金払いだよ。
仮想通貨に手を出さないでしょw
仮想通貨「入手したことがある」が7.8% 金融広報中央委: 日本経済新聞 https://t.co/0HkAJS1VDd
— xSalud《緩》 (@xSaludSaru) 2019年7月3日
こう見ると、認知はされてきているけど、実際に手を出す人はまだまだ少ないんだな、と
仮想通貨「入手したことがある」が7.8% 金融広報中央委:日本経済新聞https://t.co/7dGHCXL65e
— sronin (@sronin66) 2019年7月3日
【社会の流れ】仮想通貨、入手経験率8%https://t.co/1BMiUdWlUq
入手経験ある人のうち30代が23.9%と最も多いそう。#ビットコイン pic.twitter.com/sV42aXzJ4Y
— ヤング日経(β版) (@nikkei_young) 2019年7月4日
まだまだ少ないですね。面白い調査だ。/ ビットコインなど暗号資産の保有経験者は7.8% 日銀調査 https://t.co/YpEIBluWhg
— イケハヤ教授@仮想通貨/DeFi (@IHayato) 2019年7月9日
思ったより多いね #仮想通貨
RT ビットコインなど暗号資産の保有経験者は7.8% 日銀調査(要約) https://t.co/6kBoEctS6O— ウォ~カ~ (@walker_zero) 2019年7月8日
総人口一億二千万人×0.078=936万人。そんなに多いかな。なお「利益が出た」と答えた人が18%なのに対し、「損失が出た」人は31%w
ビットコインなど暗号資産の保有経験者は7.8% 日銀調査 https://t.co/uPsVvS3Dlh
— inter (@inter_stock) 2019年7月6日
新しい層に投資を普及させた、とも言えるか。。
☑暗号資産(仮想通貨)を入手したことがある人は7.8%
☑損失が出た人の数は、利益が出た人の1.7倍
☑暗号資産保有経験者の金融リテラシーは平均よりも低かった…ビットコインなど暗号資産の保有経験者は7.8% 日銀調査 https://t.co/FJg742RISL
— 竹本 祐也🌤️CFO at WACUL (@tkmtyy) 2019年7月5日
日銀の調査 | #暗号資産
入手したことがある▶︎7.8%
その中でも
利益が出た▶︎18%
損失が出た▶︎31%・保有経験者の金融リテラシーは低い
・自己認識とのギャップが大きい情報収集、キュレーション能力が大切‼️
磨いていこう👍#仮想通貨 #ビットコイン #BTC
https://t.co/aybt2pZLFK— UPDATE | 暗号資産大学 (@jibun_update) 2019年7月7日
一般的なティッピングポイントが人口の13%と言われるから、まだキャズムを超えたとはいい難いのが、これからも分かる。#仮想通貨 #暗号資産 #トークン https://t.co/A9Niz4Uy8B
— masa - lifeforearth (@mrmasa88) 2019年7月5日
暗号資産の保有者は7.8%。
個人的には以外と高い印象。
金融リテラシーがないと損する可能性が高くなるともある。
当たり前ですね。
ビットコインなど暗号資産の保有経験者は7.8% 日銀調査 #SmartNews https://t.co/n1TTDaUIIQ
— アールグレイ@淡路島紀州釣り (@earl_grey_y) 2019年7月5日
評判や口コミを見てもわかる通り、様々な意見がありまね。
今後仮想通貨の需要は高まってくると、個人的には思いますが、コインチェックNEMハッキング事件がまだ記憶に新しいこのご時世。
まだまだ普及には時間がかかるかもしれませんね。
まとめ
余談ですが、仮想通貨に関するアンケートは、2018年に日本国民を対象に、アンケート調査が行われていました。
調査対象は、約1500人である為、今回の調査よりも少ないですが、当時は購入したことがある人はわずか『3%』
仮想通貨を買った購入したことがある人は3%、4人に1人が購入したい
購入している仮想通貨は1位「ビットコイン」 2位「リップル」 3位「イーサリアム」
続いて、「仮想通貨」の購入意向を聞いたところ、「既に購入している」と回答をした人は2.9%、「今まで購入していないが、今後購入したい」と回答をした人は25.2%、「今まで購入していないし、今後も購入したいと思わない」と回答をした人は71.8%となりました。コインチェック問題があったものの、4人に1人は仮想通貨への購入意向があることが分かりました。
2018年と比べると、2019年の調査結果は増加傾向にある為、2020年、2021年と、時が経つに連れて、アンケート結果もまた変わってくるかしれませんね。