バカラは全てのカジノで実施されているといっても過言ではないカジノ定番のカードゲームです。
それと同時に多くの場所で行われていることから、バカラから派生したゲームがあることも少なくありません。
今回紹介するドラゴンバカラもその一つです。
しかし、このドラゴンバカラがどんなゲームなのか分からない方も少なくありません。
そこでドラゴンバカラについて次の流れで解説していきます。
- ドラゴンバカラとは
- ドラゴンボーナスバカラの配当
- ドラゴンボーナスバカラの流れ
- ドラゴンバカラのメリットやデメリット
- ドラゴンバカラで使える必勝法
最初にドラゴンバカラについてお話していきましょう。
ドラゴンバカラとは?
ドラゴンバカラとは、ドラゴンボーナスバカラとも呼ばれる、バカラの派生ゲームです。
ドラゴンボーナスと呼ばれるボーナスルールを導入したバカラのことで、通常の賭け金とは別にチップを用意しベットするのが特徴です。
このボーナスの算定については、バンカーとプレイヤーの勝利した側を予想するだけでなく、例えば「プレイヤーとバンカーが何点差で勝利した」といったゲームの内容によって決まります。
加えて、特定の形での勝利に賭けて、予想が的中した時も配当が得られるのが特徴です。
これによって通常1.95~2倍のバカラの配当が、点差や勝利した形によってさらに高配当が得られる仕組みです。
それでいて基本ルールは一般的なバカラと同じなので、バカラのルールを知っていれば簡単にプレイできます。
つまり、バンカーとプレイヤーで勝負し、下一桁が9に近い方が勝ちという点は変わりません。
そのため、すぐにでもドラゴンバカラをプレイできる敷居の低さがあるといえるでしょう。
ドラゴンボーナスバカラの配当
ドラゴンボーナスバカラと一般的なバカラ(コミッションバカラ)との最大の違いは、配当です。
ドラゴンボーナスバカラは一般的なバカラに比べてドラゴンボーナスがあるという点で大きく異なります。
ここでは、ドラゴンボーナスバカラの基本配当と最大の特徴であるドラゴンボーナスの配当について解説していきます。
ドラゴンボーナスバカラの基本配当
ドラゴンボーナスバカラの基本配当は、一般的なバカラ(コミッションバカラ)と同じです。
プレイヤーが勝利した場合は2倍、バンカーが勝利した場合はコミッションバカラと同じく5%の手数料が差し引かれるので1.95倍になります。
タイ(引き分け)の場合は9倍です。
こちらもコミッションバカラでおなじみの倍率といえます。
コミッションバカラで採用されていないところがあるものの、パーフェクトペアもドラゴンボーナスバカラでは基本配当として導入されています。
これは、数字やスート(トランプのマーク)が同じになる条件のことです。
倍率は、プレイヤーかバンカーのいずれかがパーフェクトペアになった場合は26倍、プレイヤーもバンカーも両方ともパーフェクトペアになった場合は251倍です。
ドラゴンボーナスバカラは基本配当もパーフェクトペアが採用されていることから高めの配当になっています。
ドラゴンボーナスバカラのドラゴンボーナス配当
ドラゴンボーナスバカラの最大の特徴がドラゴンボーナスの配当です。
これはサイドベットと呼ばれる賭け方の一種で、通常のベットに加えて追加でベットする方法です。
最初にドラゴンボーナスの配当から紹介しましょう。
- 9点差で勝利 31倍
- 8点差で勝利 11倍
- 7点差で勝利 7倍
- 6点差で勝利 5倍
- 5点差で勝利 3倍
- 4点差で勝利 2倍
このようにバンカーとプレイヤーの数字の差で配当が大幅に変化します。
バンカーが勝つか、プレイヤーが勝つか、引き分けかといった予想をしてベット、そのうえでドラゴンボーナスの部分に追加でベットします。
また、ドラゴンボーナスバカラではバンカーをハウスと呼んでいたり、パーフェクトペアを賭けるスペースが用意されていたりするのも特徴です。
ちなみに点差については具体的に何点差といった予想をすることはなく、ゲームの結果で自動的に配当倍率が変化する仕組みになっています。
ちなみに次のような倍率も用意されています。
- ナチュラルで勝利 2倍
- タイ 没収
- 1~3点差で勝利 没収
ナチュラルは最初に配られる2枚のカードの合計が8か9になる状態です。
合計が8になる場合は、「ナチュラル8」(エイト)、9になる場合は「ナチュラル9」(ナイン)と呼ばれます。
タイは引き分けのことです。
ドラゴンボーナスはバンカーとプレイヤーのいずれかにベットするサイドベットなので、どちらも勝たない引き分けの場合は加算されません。
同様に自分がドラゴンボーナスにベットしていない側が勝ってしまった場合も没収になります。
加えて僅差の場合、1~3点差で勝利した場合も没収です。
ただ、戦い方によっては基本のベットでバンカーに、ドラゴンボーナスもベットといった戦略で利益をより大きなものにできます。
これによって負けが込んだ場合でも、損失を最小限にする戦いを行うこともできます。
もちろん、基本ベットだけでコツコツと利益を狙うスタイルも可能なので、自分の得意とするスタイルで勝負するようにしましょう。
ドラゴンボーナスバカラの流れ
ドラゴンボーナスバカラの流れは主に次の3ステップで行われます。
- プレイヤー、バンカーなどにチップを置く
- サイドベットをするならチップを置く
- カードが配られ勝敗と点数が決まる
まず、プレイヤー、バンカー(ハウス)、タイのいずれかにチップを置きます。
この点は一般的なコミッションバカラと同じです。
加えて、パーフェクトペア(完全ペア)の部分にもチップが置けるので、勝負したい場合はここにもベットしておきましょう。
次にサイドベットへ、ベットしていきます。
ドラゴンボーナスの部分へベットする方法で、バンカー側かプレイヤー側のいずれかのドラゴンボーナスへチップを置きましょう。
注意点として、ドラゴンボーナスへのベットはあらかじめ基本ベットにベットしていることが必要です。
サイドベットのみに賭けることはできませんので、必ず基本ベットを行ってから利用しましょう。
ディール(売買などの意味がありますが、バカラではゲームのスタートの意味)でスタートすると、カードがバンカーとプレイヤーへ配られて、ゲームが進行していきます。
勝敗結果がわかったら配当が確定し、基本ベットの部分の配当が行われます。
それと同時にドラゴンボーナスにベットした金額が点差によって配当加算、あるいは没収される仕組みです。
これによって基本配当で基本251倍、ボーナス配当で最大31倍の配当が得られます。
このような流れを知ったところで、具体例としてバンカーに1ドル、ドラゴンボーナス(バンカー)に1ドルベットした状態で説明します。
まず、バンカーに1ドルベットしたら、同じバンカー側にドラゴンボーナスがベットできるので、そこにも1ドルベットしたとしましょう。
ディールを選択してゲームが終了し、バンカーが7点差でプレイヤーに勝ちました。
この時、基本配当として1.95ドルが渡されます。
さらにドラゴンボーナスの配当として7ドルが渡されます。
これによって合計8.95ドルの配当が得られる仕組みです。
通常のコミッションバカラでは1.95ドルのみになりますが、ドラゴンボーナスバカラではそれ以上の大きな配当が得られます。
ドラゴンボーナスバカラのメリット・デメリット
次にドラゴンボーナスバカラのメリットやデメリットを紹介します。
ドラゴンボーナスバカラのメリットやデメリットを知っておくことで、より自分のスタイルにあったプレイができるようになります。
また、メリットを生かした戦い方によって利益も期待できるでしょう。
それでは、メリットから解説していきます。
ドラゴンボーナスバカラのメリット
ドラゴンボーナスバカラのメリットとして、配当にプラスアルファの要素が入る、バカラのゲームがよりエキサイトするといった点が挙げられます。
コミッションバカラであれば、タイやパーフェクトペアといった、よほどの条件がそろわない限り2倍以上の配当が望めません。
しかし、ドラゴンボーナスバカラはドラゴンボーナスというサイドベットによって、より身近に高配当が得られる仕組みです。
これによって高い利益が期待できるでしょう。
加えてゲームがよりエキサイトします。
コミッションバカラは勝敗や引き分けに注視されがちですが、ドラゴンボーナスバカラでは勝利した内容にもフォーカスできます。
1度のゲームで勝敗とその内容の2度楽しめるのは大きなメリットです。
ドラゴンボーナスバカラのデメリット
ドラゴンボーナスバカラにはデメリットも存在します。
それは損失が大きくなるリスク、テンポが若干遅れるといった点です。
ドラゴンボーナスは、勝っていても没収されるケースがあります。
例えばゲームで勝って2倍の配当が得られても勝負の差が1だけだった場合、ドラゴンボーナスへベットした金額が没収されます。
それぞれ1ドルベットしていれば、勝利したとしてもドラゴンボーナス分がマイナスになって、利益はゼロです。
また、ボーナスに賭ける分、ゲームのテンポがスローになります。
これによってサクサク進めたい方にはデメリットになるかもしれません。
このようなデメリットがあるものの、ゲームのエキサイト感や配当の大きさを考えると十分魅力的なゲームといえるでしょう。
ドラゴンボーナスバカラで使える必勝法
最後にドラゴンボーナスバカラで使える必勝法を紹介します。
次の3つについて解説します。
- マーチンゲール法
- パーレー法
- モンテカルロ法
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、負けたら倍額をベットして勝負する攻略法です。
例えば、1ドルベットして負けたら2ドルベットするといった方法になります。
ドラゴンボーナスバカラの場合は、ドラゴンボーナスを少額にして基本ベットを高額にすることで、1回勝利しただけでこれまでの負け分が取り戻せます。
パーレー法
パーレー法は、逆マーチンゲール法と呼ばれる攻略法です。
こちらは負けたらベットを止めて、勝ったらベット金額を倍額にしていきます。
ドラゴンボーナスバカラで利用する場合は、より勝利した時の配当を高めるために、基本ベットを倍額にしていき、配当が減るリスクがあるドラゴンボーナスを一定額にするのがおすすめです。
モンテカルロ法
モンテカルロ法は、1・2・3までの数字を記載して、1と3で足した4の金額をベットします。
そして勝利したら記載した数字の両端を削除、敗北したら数字の列の両端の数字を足した数字を記載します。(この場合1と3を足して4)
数字の列が0または1つだけになった時点で利益が出ているので中止します。
一方、負けた場合再び両端を足した数字をベットして勝負するという行動を繰り返す方法です。
ドラゴンボーナスバカラの場合も利用できますが、計算が面倒になるので利用する場合は敢えてドラゴンボーナスにベットしないでプレイしてみましょう。
そうすることでシンプルに損失分が回収できます。
まとめ
ドラゴンボーナスバカラはドラゴンボーナスと呼ばれるサイドベットがついたバカラです。
点差によって配当が非常に大きくなる特徴がある反面、点差が少なかったり負けた場合は、没収される金額が発生するデメリットもあります。
このように通常のバカラよりハイリスクハイリターンになりやすいバカラになりますが、必勝法を利用してリスクを減らしていきましょう。