スマホで簡単に遊べることから、巷ではオンラインカジノの人気が急上昇中です。
けれども、せっかくオンラインカジノに登録したのに、プレイするのは「スロット」ばかりでは、正直もったいないです!
この記事では、
- バカラの基本的なこと
- どうやって遊ぶのか、勝つための方法
- バカラで遊ぶときの注意点
などについて、バカラの基本を詳しく解説していきます。
バカラはカジノの王様と言われるほどメジャーなゲームですから、これを機会にぜひ魅力に気づいてください。
カジノにおけるバカラとは?
インターネットで『バカラ』と検索すると、グラスなどのクリスタル製品が表示されますが、ギャンブラーの間で『バカラ』と言えば、断然カジノのバカラゲームです。
カジノにおけるバカラは、とても歴史が古いトランプゲームとして有名で、かつてはヨーロッパの貴族たちが好んでプレイしていたと言います。
発祥はイタリアだと言われていますが、その後フランスやイギリスに伝来し「カジノの王様(King of Casino)」とまで言われるようになりました。
かつて貴族や大富豪たちが大金を賭けてプレイしていたことから、今でもバカラはカジノを愛するハイローラー(大金を賭ける人)に人気です。
ここまで読んで「自分はお金持ちじゃないから関係ない」と思わないでください。
オンラインカジノでは、バカラを$1以下で楽しむことができます。
初心者からハイローラーまで楽しむことができるのがバカラの魅力ですから、まずは無料プレイなどで楽しんでみましょう。
バカラをする時に覚えておきたい基本用語一覧
バカラはトランプゲームですから、スロットのようにリールを回すだけではありません。
ゲームを始める前に、いくかの基本用語を覚えておくと、スムーズにプレイすることができますよ。
本格的にバカラを楽しむには、より詳しいバカラ用語を覚えておく必要がありますが、まずは初心者が覚えておきたい基本用語についてまとめてみました。
基本のバカラ用語
バカラ用語 | 意味・内容 |
プレイヤー | カードが配られる順番が『先』になる側 (※バカラの「プレイヤー」とは、ゲームをする本人のことではない) |
バンカー | カードが配られる順番が『後』になる側 (※バカラの「バンカー」とはカードを配るディーラーのことではない) |
タイ スタンドオフ プッシュ |
引き分け |
コミッション | カジノ側に取られる手数料 (バカラではバンカーに賭けて勝利したときのみ配当から5%引かれる) |
ノーコミッション | カジノ側に払う手数料がないバカラゲーム |
ディーラー クルーピエ |
カードを配り、ゲームを進行する人 (大テーブルでは2人いるときもある) |
トランプカードのバカラ用語
バカラ用語 | 意味・内容 |
ピクチャー | J・Q・Kの絵柄トランプカード |
デック(デッキ) | 52枚のトランプカード(ジョーカーを除く) |
スート | トランプの数字が書かれている側の絵柄 (♠や♦など) |
アップカード | 表向きにしたトランプカード |
ダウンカード | 裏向きにしたトランプカード |
ゲーム進行におけるバカラ用語
バカラ用語 | 意味・内容 |
プレイヤーベット | プレイヤー勝利に予想して賭けること |
バンカーベット | バンカー勝利に予想して賭けること |
タイベット | 引き分けに予想して賭けること |
サイドベット | 基本とは別に賭けることができる場 (余興的な意味が強く、高配当が多い) |
ヒット | 3枚目のカードを引くこと |
スタンド | 現在のカードで勝負する(3枚目を引かない) |
オプション | 3枚目のカードを引くかどうかの選択(一部バカラのみのルール) |
パス ルック |
チップを賭けないでゲームを様子見すること |
ナチュラル | 最初に配られたカード(2枚)の合計が「8」または「9」になること (バカラでは最強の勝ち方) |
ミニマムベット | ゲームで設定されている最低賭け金額 |
マキシマムベット | ゲームで設定されている最高賭け金額 |
フラットベット | 賭け金額をずっと同じにすること |
スクイーズ(絞り) | カードをめくること (バカラでは絞り場面が一番盛り上がる) |
バカラの基本用語について、表にまとめてみましたがどうでしょうか。
「初めてなのに覚えることが多すぎる!」と思った人も安心してください。
まずは『プレイヤー』『バンカー』、このふたつの用語を覚えていれば、とりあえずオンラインカジノでプレイできます。
ほかの用語は、ゲームを進めていくうちに覚えていけば大丈夫です。
バカラの配当はどれくらい?
先ほどバカラの基本用語で『プレイヤー』『バンカー』の2語をとりあえず覚えればいいと言いましたが、その理由はバカラの基本の賭け方はこの2択だからです。
そしてそれぞれの配当です。(実際に$100を賭けた時の受取金額を、賭け金の戻りも含めて並べてみました)
配当 | 賭け金$10の場合の配当 | |
プレイヤー | 2倍 | $20 |
バンカー | 1.95倍 | $19.5 |
『プレイヤー』と『バンカー』の配当に5%の差があるのは、基本用語で出てきた『コミッション(カジノ側への手数料)』分を引かれているからです。
バカラというゲームは、「プレイヤーが勝つか」「バンカーが勝つか」「両者引き分けか」を予想するゲームですが、残ったひとつ『タイ(引き分け)』に賭けたときの配当を見てみましょう。
配当 | 賭け金$10の場合の配当 | |
タイ(引き分け) | 9倍 | $90 |
配当だけ見ると、引き分けはかなり高く見えますね。
ただしバカラの統計上、『プレイヤー』と『バンカー』の勝率はおよそ五分五分なのに対して、引き分けとなる確率は10%にも満たない数値です。
堅実にプレイするのであれば、やはり『プレイヤー』『バンカー』の2択で間違いありません。
そこで疑問に思う人がいますよね。
「2択のゲームのどこがおもしろいの?」
ごもっともな意見です。
2択の堅実なゲームなんてつまらないと感じる人は多くいます。
そんなバカラを面白くしているのがサイドベットの存在です。
サイドベットは先ほどのバカラ用語にも出てきましたが、本来の賭け方とは別の賭け方で、かなりの高配当になっているものもあります。
ただし勝率はかなり低いので、初心者は手を出さないほうが無難です。
バカラに慣れてきたら、余興として楽しむ程度にしましょう。
サイドベットの配当
配当 | 賭け金$10の場合の配当 | |
プレイヤーペア | 12倍 | $120 |
バンカーペア | 12倍 | $120 |
イーザーペア | 6倍 | $60 |
パーフェクトペア | 26倍 | $260 |
ビッグ | 1.54倍 | $15.4 |
スモール | 2.5倍 | $25 |
サイドベットについてもっと詳しく知りたいという人は、こちらの記事も参考にしてください。
バカラの特徴/ルール
ここまで、バカラの基本用語や配当などについて説明してきましたが、これではイマイチゲームの特徴がわかりませんね。
ここからはバカラの特徴やルールについてわかりやすく解説していきます。
「9」に近いほうを当てる
バカラのルールを一言で表すと、どちらが「9」に近い数字を出すかを当てるゲームになります。
この「どちらか」というのが『プレイヤー』と『バンカー』を指していて、この2者のどちらに賭けるかを予想するのがバカラというゲームです。
「9」が出れば文句なしに勝者ですが、もちろん出ないこともあるわけで、その場合は「9」により近いほうが勝ちとなります。
トランプの数え方
バカラはトランプを使ったカードゲームですが、数字の数え方に特徴があります。
A(1)~9までの数字はそのままの数でカウントしますが、10・J・Q・Kについては0(ゼロ)としてカウントします。
バカラの勝敗は、2枚もしくは3枚のカードの合計で競いますが、それぞれのカードを合計した数が2桁になった場合、下1桁のみの数字で勝負をするというのがルールです。
少しわかりにくいかもしれませんので、実際のトランプを例に説明します。
バカラの計算は、大きな桁数になることはありませんから、誰でも簡単に覚えることができます。
スクイーズ(絞り)
バカラのルールや特徴と言っても、先ほど述べた『プレイヤー』『バンカー』の2択に賭けるという点と、カードの数え方くらいしかありませんから、そこさえ押さえておけば初心者でも問題なくゲームに参加できます。
それほどシンプルなゲームなのです。
それ以外に何か特徴はないの?と聞かれると少し困るくらいで、あえて言うならばスクイーズ(絞り)と呼ばれる行為があります。
基本的にバカラは、自分で何か事を起こすということが一切ないゲームで、ポーカーのように「このカードで大きな役を作ろうか」とか、ブラックジャックのように「あと2枚もらおうか」とか、自分でアクションを起こすことが一切ないのです。
なぜならバカラは勝者を予想するだけのゲームだから。
そんなバカラで唯一、ゲームの参加者がカードに触れることができる行為、それがスクイーズ(絞り)です。
通常、裏向きに配られたカードをアップカードするのはディーラーが行いますが、スクイーズが認められているテーブルでは、そのテーブルでの最高賭け金をベットしたひとりだけにカードをめくる権利が与えられます。
誰よりも先にカードの中身を知ることができる、そんな優越感に浸れるのがバカラの魅力だという人もいます。
バカラの遊び方/やり方(流れ)
では、実際のバカラの遊び方について見ていきましょう。
オンラインカジノでは、バカラは「テーブルバカラ」と「ライブバカラ」の2種類でプレイすることができます。
初心者がいきなりライブバカラで本番!というのはさすがに緊張するので、まずはテーブルバカラで流れをつかむのがおすすめです。
とはいってもバカラは本当にシンプルなゲームですから、そう難しく考えなくても大丈夫ですよ。
ここでは人気オンラインカジノ・カジノエックスにある3D BACCARATを参考に説明します。
(ほかのオンラインカジノのテーブルバカラでも流れは一緒です)
- 『プレイヤー』『バンカー』のどちらが勝つかを予想する
- チップを選び、予想した方の文字の上にチップを置く(カーソルを持っていくと文字が光るのでクリック)
- DEALと書かれたボタンをクリック
- カードが自動で配られ、合計の数がカードの下に表示されます
- 見事勝利すれば、配当のチップとともに、自分が賭けたチップが一緒に戻ってきます
- PEBETと書かれたボタンを押せば、もう一度同じ金額でチップがベット、取り消したいときは赤い×ボタンを押します。(以下、繰り返し)
とても簡単ですね。
この3DBACCARAT、結構ライブバカラのテーブルに近い雰囲気があって、個人的には好きなテーブルゲームです。
ほかにも、テーブルバカラでは画面にP(プレイヤー)とB(バンカー)の勝敗が表で示されていくタイプや、ライブバカラでは罫線と呼ばれるゲームの勝敗進行表が表示されるものもあります。
とにかく、オンラインカジノのテーブルゲームを数こなしていくことで、だいたいのルールを覚えることはできますよ。
バカラの勝ち方とは
バカラの遊び方はわかりましたよね。
でもバカラに興味を持った人が知りたいのは、そこではないはずです。
そう、ズバリ知りたいのは「バカラの勝ち方」。
バカラだけでなく、カジノゲームはギャンブルですから、約束された必勝法というものはありません。
けれども勝率を上げる攻略法と言われるものは、いくつも存在します。
その中でも、初心者が挑戦しやすい勝ち方(攻略法)についていくつか紹介していきましょう。
フラットベットシステム
カジノをやったことがない初心者におすすめしたい賭け方です。
結論から言うと、フラットベットは勝つことを前提とした賭け方ではなく、まずはゲームの流れを掴むための勉強法です。
名前の通り、常に一定の金額で賭け続ける($1ならずっと$1で賭け続ける)というシステムで、どんなカジノゲームでも応用できます。
特にバカラのように、勝率がほぼ5割というようなカジノゲームなら、最終的には損失はほとんどない状態で終わることが可能です。
ただし利益率がほとんど見込めない賭け方ですから、バカラに慣れてきた人はフラットベットからは卒業することをおすすめします。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、負けているときに使う攻略法です。
「勝ち方」を聞かれているのに、「負けたとき」のことを話すなんておかしいと思うかもしれませんが、ギャンブルは誰がやっても、勝つときもあれば負けるときもあります。
逆を言えば、負けたときのことを考えないでギャンブルをやるのは絶対にNGなのです。
マーチンゲール法の基本は「負けている間の賭け金は“倍”そして“倍”」というシンプルなものです。
では、わかりやすく説明していきます。
賭け金の基本が$1だったと仮定します。
勝ち続けているときは、ずっと賭け金は$1のままです。
1回目 $1(勝ち)➡2回目 $1(勝ち)➡3回目 $1・・・
そして負け続けているときの賭け方です。
1回目 $1(負け)➡2回目 $2(負け)➡3回目 $4(負け)➡4回目 $8・・・
これを応用してみると次のようになります。
1回目 $1(負け)➡2回目 $2(負け)➡3回目 $4(負け)➡4回目 $8(勝ち)➡1回目 $1(勝ち)➡2回目 $1・・・
ポイントは「勝ったときにまた1回目に戻る」ということ。
なんで負けているのに賭け金をどんどん大きくしていくんだ?と疑問に思うかもしれませんが、マーチンゲール法は何回も連続で負けてしまっても、たった1回の勝ちで今までの負け分を取り戻せるというメリットがある攻略法なのです。
ダランベール法
ダランベール法は、ローリスクローリターンの攻略法です。
理由は後で述べるので、まずは賭け方の説明をします。
このシステムのポイントは2つ。
- 負けたら次は賭け金を+1
- 勝ったら次は賭け金を-1
シンプルでわかりやすいですね。
実際にどのようになるのか例をあげてみましょう。
ダランベール法は、勝ったら-1というシステムなので、$1スタートということはできません。
ここでは$10スタートで説明していきます。
1回目 $10(勝ち)➡2回目 $9(負け)➡3回目 $10(負け)➡4回目 $11(負け)➡5回目 $12(勝ち)➡6回目 $11(勝ち)➡7回目 $10(勝ち)➡8回目 $9(勝ち)➡9回目 $8・・・
ダランベール法のメリットは、直前の負け分をなるべく早く取り戻すシステムだという点です。
大きな利益は期待できませんが、同時に大金を失うこともありません。
マーチンゲール法よりもローリスクローリターンな賭け方だと言えます。
ちなみに、ダランベール法で賭け続けていると、いつかはベット額がゼロになります。
$4(勝ち)➡$3(勝ち)➡$2(勝ち)➡$1(勝ち)
このようになったら利益確定ですから、その日は気持ちよく終わることをおすすめします。
パーレー法
「今日はツイてる!」というときに使いたいのがパーレー法です。
このシステム、別の名を逆マーチンゲール法とも言い、勝ったときに賭け金を2倍にしていく攻略法になります。
最大の特徴は、連勝が続くと大勝ちができるということ。
反面、負けた時の損失は大きいです。
1回目 $1(勝ち)➡2回目 $2(勝ち)➡3回目 $4(勝ち)➡4回目 $8(勝ち)➡5回目 $16(勝ち)➡6回目 $32(勝ち)➡7回目 $64(勝ち)➡8回目 $128(負け)
連勝しているときの利益は見ての通りかなり高いですが、負ければ1回で今までの利益を失うのがパーレー法の怖いところです。
ただツイていると感じるときには攻めていきたいのが人間の性です。
個人的には、3連勝したら一旦リセットするとリスクを少なくして楽しむことができると考えます。
パーレー法についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでください。
バカラをする際の注意点
これまでバカラの遊び方や攻略法について解説してきましたが、基本的にシンプルで、初心者でもすぐにプレイできるということ理解できたでしょう。
早速プレイしてみようという人のために、続いてオンラインカジノでバカラをプレイするときの注意点をいくつかあげておきます。
両建て禁止
バカラのように『プレイヤー』『バンカー』2択のゲームでは、両方にチップを置けば必ず勝利することが可能です。(引き分けは考慮しない)
この行為、ランドカジノでは当然禁止になっているのですが、オンラインカジノではソフトシステムの仕様上、一応両建てベットができてしまいます。
ところが、両建て行為をして勝利金を受け取った場合、運営側に勝利金没収や出金拒否といった対応をとられることがあり、最悪の場合アカウント凍結となる可能性もあるので、両建て行為は行わないようにしましょう。
勝ち逃げ・損切を設定しておく
初心者にありがちなのが、目先の利益を追い求めたり、損失を取り戻そうと必死になってしまったりすることです。
このような状態は、すでに冷静さを失っていて、正常な資金管理ができなくなっていることがほとんどです。
バカラのようなシンプルなゲームを行うときには、勝ち逃げ(勝っているときにあえてプレイを終了する)・損切(これ以上負けたら強制的にゲームを終了する)の数値は設定しておくことが大切です。
オンラインカジノは目の前にチップがあるわけではないので、自分がどのくらい賭けたのかわかりにくい一面があります。
必要以上に資金を流出させてしまうリスクもはらんでいるので、自身の資金管理はしっかりと行ってプレイしましょう。
バカラのまとめ
巷で話題のバカラについてわかっていただけましたか?
カジノの王様と聞くと、初心者は手を出してはいけないと思ってしまいがちですが、バカラはシンプルで誰でも楽しむことができるカジノゲームです。
基本のルールさえ覚えてしまえば、あとは勝手にディーラーが進行してくれますから、プレイヤーが意識したいのは「ベットを工夫して如何に資金を増やすか」という点になります。
ランドカジノではハイローラーがこぞって楽しむゲームとなっていますが、オンラインカジノでは$1以下でのプレイも可能で、多くの初心者がバカラを楽しんでいます。
シンプルが故に、資金管理が重要なポイントとなりますが、まずは基本をしっかりと押さえてバカラの魅力に気づいてください。