バカラがカジノ好きに選ばれている理由と言えば、「バンカー」or「プレイヤー」のどちらに賭けるかというシンプルさですよね。
勝率はほぼ5割、オンラインカジノの醍醐味と言えるライブカジノでも、多くのプレイヤーがバカラを楽しんでいます。
ただシンプルすぎるが故に、長く遊んでいるとマンネリ化してしまうのが玉に瑕。
「もうちょっと盛り上がりたいな~」と思っている人におすすめしたいのがサイドベットです。
サイドベットはハウスエッジが高くて、正直なところ、プレイヤーにとってのメリットは少ないです。
それでもバカラ上級者になればなるほど、サイドベットの魅力に憑りつかれる人が多いのは、当たったときのリターンが大きいからでしょう。
この記事では、そんなサイドベットについて次のことを紹介しています。
- サイドベットとは何か
- 種類や配当
- やり方と注意点
サイドベットは初心者にはおすすめしない賭け方ですが、「今日はツイてる!」と確信しているときには是非チャレンジしてほしい遊び方です。
バカラ初心者の域を脱したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
サイドベットとは
オンラインカジノでバカラを始めたばかりのころ、
「『プレイヤー』『バンカー』『引き分け』のどれかに賭ければいいから簡単だよ。」
と言われたことはありませんか。
バカラは初心者でも遊びやすいカジノゲームのひとつで、その理由は賭け方が非常にシンプルだということです。
『引き分け』は勝率が低いので、ほとんどのプレイヤーが『プレイヤー』『バンカー』の二者択一で賭けます。
勝率もほぼ5割ですから、運任せで気軽に遊べるというわけです。
ところがバカラテーブルを見てみると、『プレイヤー』『バンカー』『引き分け』以外にもベットする場所があることに気づきます。
これをサイドベットといいますが、バカラを面白くしている要素でもあるのです。
この賭け方、最近ではほとんどのカジノゲームで見ることができますが、本来のベットに付け加える“おまけ”的なものです。
当たれば高配当を期待できますが、外れる可能性のほうが断然高く、あまり初心者にはおすすめできない賭け方でもあります。
でも、いつものバカラにちょっと飽きてしまった…という人にとっては、より結果が待ち遠しいサイドベットにチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
バカラのサイドベットの種類
それではバカラのサイドベットを詳しく見ていきます。
サイドベットは、テーブルごとに用意されているものが異なりますが、代表的なものを表にまとめてみました。
サイドベットの種類 | 説明 |
ビッグ | プレイヤー・バンカー共に3枚ずつカードを配布して終了したとき(バンカーに賭けていて、実際はプレイヤーが勝ったときでも貰える) |
スモール | プレイヤー・バンカー共に2枚ずつのカードを配布して終了したとき(バンカーに賭けていて、実際はプレイヤーが勝ったときでも貰える) |
プレイヤーペア | 最初にプレイヤーに配られたカード2枚が同じ数字(ワンペア) |
バンカーペア | 最初にバンカーに配られたカード2枚が同じ数字(ワンペア) |
イーザーペア | プレイヤー・バンカーのどちらかにワンペアができると予想する |
パーフェクトペア | プレイヤーとバンカーのどちらかで、同じ数字&絵柄(例:「♦5」と「♦5」) |
パーフェクトツーペア | プレイヤーとバンカーの両方で同じ数字&絵柄(例:プレイヤー「♦5」「♦5」・バンカー「♦5」「♦5」) |
ドラゴン7サイドベット | 通常バカラから派生したEZバカラ(中国人に人気)のサイドベット。バンカーが3枚のカードで合計「7」をつくったとき |
3カードシックスサイドベット | コミッションなしバカラで一般的なサイドベット。プレイヤーとバンカーの両方が3枚のカードで合計「6」をつくる。 なお、どちらか片方だけが3枚で「6」をつくったときも配当はあるが低い。 どちらも3枚で「6」を作れなかったときはベット没収 |
ここにあげた以外にも、バカラにはさまざまなサイドベットが存在します。
また、同じ名前のところに賭けたとしても、配信しているプロバイダーによって配当が変わることがあります。
バカラは世界中にファンがいますから、その国特有のサイドベットが編み出され、定着していることも少なくありません。
オンラインカジノのバカラを楽しむときは、こうしたちょっと変わった賭け方に注目して選んでみるのもおすすめですよ。
サイドベットの配当はどれくらい?
サイドベットの魅力と言えば、やはり当たったときの配当の高さです。
もともとハウスエッジが高く、勝率はかなり悪く設定されていますから、堅実にプレイしたいならあまり手を出さないほうが無難でしょう。
それでも多くのバカラファンの注目を集めているのは、運よく当たったときの配当の高さにあります。
一般的なバカラでは『プレイヤー』に賭けた時の配当は2倍、『バンカー』は1.95倍、勝率が低いとされる『引き分け』ですら9倍です。
では実際の配当がどうなっているのかを見ていきます。(わかりやすいよう、サイドベットに$10を賭けていた時の払い戻し金額を一緒に表にしてみました)
サイドベットの種類 | 配当 | 払戻金額 (賭け金含む) |
ビッグ | 0.54:1 | $15.4 |
スモール | 1.5:1 | $25 |
プレイヤーペア | 11:1 | $120 |
バンカーペア | 11:1 | $120 |
イーザーペア | 5:1 | $60 |
パーフェクトペア | 25:1 | $260 |
パーフェクトツーペア | 200:1 | $2010 |
ドラゴンサイドベット | 40:1 | $410 |
3カードシックスサイドベット | 両方 100:1 片方 8:1 |
$1010 $90 |
どうでしょうか。
もちろん、ビッグなどのように配当が低いサイドベットもありますが、パーフェクトツーペアのように当たれば200倍となって返ってくる!という驚きの高配当があるのもサイドベットの魅力ですね。
バカラをやりながら、『プレイヤー』『バンカー』『引き分け』の周りにあるコレはなんだろう?と疑問に思っていた人は、ぜひこうしたやり方にも興味を持ってみましょう。
バカラでサイドベットを行う方法とは?
「サイドベット、なんだかおもしろそう!」と思った人のために、次は賭け方を見ていきます。
バカラのサイドベットは、通常のベットと同じ流れで進んでいきます。
- 『プレイヤー』『バンカー』『引き分け』のどれかにチップを置く
- 賭けたいサイドベットの場所にチップを置く
- ディール(DEAL)ボタンを押す(ライブバカラの場合は時間終了になったらDEAL開始です)
- 配られたカードによって勝敗が決まる
とても簡単です。
サイトベットというと、ゲームによっては単独ではベットできない場合も多いのですが、バカラの場合はサイドベットのみにチップを置くことができます。(一部ライブバカラでは通常ベットと併用)
ただしサイドベットは先ほども述べたように勝率が低いので、基本的には通常ベットと合わせて賭けることがほとんどです。
賭け方の組み合わせ例1:『バンカー』にベット、『ビッグ』にサイドベット
ー パターン1 ー
- セオリー通り『バンカー』にベット
- 『ビッグ』にサイドベット
プレイヤーよりも少しだけ勝率の高いバンカーに、まずチップをベット。
そしてビッグにサイドベット。バカラの進行を見ているとわかりますが、3枚目ルールが適用となり、両者ともに3枚目が配られることはよくあります。
この賭け方だと、『バンカー』勝利の場合はもちろん無条件で配当を受け取ることができますが、両者に3枚ずつ配られ、さらにバンカー勝利となると、通常の配当にプラスしてサイドベットの配当ももらえます。
もし『プレイヤー』勝利だったとしても、両者ともに3枚配布された場合はサイドベットの配当だけを受け取ることができます。
賭け方の組み合わせ例2:『バンカー』にベット、『イーザーペア』にサイドベット
ー パターン2 ー
- セオリー通り『バンカー』にベット
- 『イーザーペア』にサイドベット
『ペア』というのは最初に配られた2枚のカードが同じ数字であることを意味しています。
プレイヤーペアやバンカーペア、さらにパーフェクトペアを狙おうというのはハッキリ言って博打打ちのすることです。
しかし『バンカー』と『プレイヤー』のどちらかがペアというのであれば、意外によく目にするのではないでしょうか。
もちろんこの場合も、サイドベットは通常ベットの勝敗にかかわらず配当はつきますから、オマケだと思って賭ける分には面白いベット方法だと言えます。
賭け方の組み合わせ例3:『バンカー』にベット、『3カードシックス』にサイドベット
ー パターン3 ー
- セオリー通り『バンカー』にベット
- 『3カードシックス』にサイドベット(コミッションなしバカラの場合)
この賭け方はコミッションなしのバカラで、なお且つライブバカラでしか賭けることができないパターンです。(この方法がないライブバカラも少なくありません)
『3カードシックス』へのサイドベットは、配当が100倍とかなりギャンブル性の高い賭け方ですからあまりおすすめはしません。
『プレイヤー』と『バンカー』の両者ともに3枚のカードが配られていて、なお且つ合計数が「6」で引き分ける可能性はかなり低いです。
しかし『3カードシックス』は、どちらか片方だけが3カードシックスの状態になっていた時にも、低いながらも配当がありますから、大勝ちを狙わないサイドベットという賭け方もできるわけです。
バカラでサイドベットを行う際の注意点とは
バカラの基本ルールはとてもシンプルですから、サイドベットを少し勉強するだけでその面白さは何倍にも広がります。
しかし簡単だからと言って、誰もが手を出すようなものではありません。
その理由について詳しく見ていきます。
配当が高い=勝率が低い
バカラはギャンブルの一種ですから、当然勝ち負けがあります。
「ギャンブルだから損をしたっていい」
そんな考え方をしている人であれば、どこでも好きなように賭けてください。
バカラの基本配当はもちろん知っていますよね。
配当 | |
プレイヤー | 1:1 |
バンカー | 0.95:1 |
タイ(引き分け) | 8:1 |
バンカーは、コミッションが5%持っていかれますから配当は0.95となりますが、それでもほぼ勝率は5割です。
プレイヤーとバンカーの勝率が5割だとわかっているのに、引き分けに賭ける人は少ないでしょう。
だからこそ、バカラは2者択一のシンプルゲームだと言われるのです。
せっかく堅実に勝ちを狙えるゲームなのに、あえてリスクを冒す必要性はあるのかどうかをきちんと見極めることが大切です。
サイドベットを表示させる
バカラゲーム(特にライブバカラ)によっては、サイドベットがすべて表示されていないことがあります。
まずゲームの設定ボタン(≡)を開き、『全てのサイドベットを表示する』というような項目があればONにします。(ない場合は、表示されているものがすべてです)
サイドベットのルールについてはゲーム説明で紹介されているので、まずは一通り目を通してからプレイしましょう。
配当がゲームによって異なる
先の項目で、サイドベットの配当については表で紹介しました。
しかし、この配当がすべてのゲームで当てはまるというわけではありません。
例えばEvolution Gaming社のライトニングバカラは、一般のライブバカラよりも配当が低いです。
ライトニングバカラ | 一般のライブバカラ | |
タイ(引き分け) | 5:1 | 8:1 |
プレイヤーペア | 9:1 | 11:1 |
バンカーペア | 9:1 | 11:1 |
表にすると、かなり低くなっていることがわかりやすいですね。
これにはカラクリがあり、ライトニングバカラではベットが終了すると「配当倍率アップカード」というものが画面下に表示されます。
ゲームで配られたカードのなかに倍率アップカードが含まれていれば、上記の表からさらに倍率がアップするという仕組みがあるのです。
この「配当倍率アップカード」、表示される枚数は1~5枚でランダム、倍率も2・3・4・5・8倍でランダムとなっていて、ライトニングバカラの人気を押し上げている要因にもなっています。
このようにサイドベットはゲームによって、表示される種類と配当が異なりますので、プレイする前によく確認してください。
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「ここぞ!というとき」「流れを変えたいとき」に利用する
バカラはカジノゲームの中でも、運がかなり左右するゲームです。
自分の力ではどうすることもできないゲームで、さらに運まかせ要素が強いサイドベットを掛け合わせることは、堅実なプレイヤーのする行為ではありません。
しかしながら、ギャンブルには必ず波があるので、大きな波に乗る後押しとして利用するなら、サイドベットは選択肢のひとつともいえます。
これは好調の波が来ているときだけでなく、不調の波が来ているときにも応用できることです。
ただしあくまでチャンスメイカーとしての役割だということを忘れてはいけません。
高配当につられて、毎回毎回ベットを繰り返すと失うものも大きくなります。
バカラのサイドベットまとめ
『プレイヤー』と『バンカー』のどちらに賭けるか、シンプルだからこそ魅力があるバカラを、サイドベットという別の視点から眺めると、新たなる発見があることでしょう。
バカラは世界中にファンが多いカジノゲームであるがゆえに、サイドベットの種類も多いと言われています。
サイドベットの賭け方自体は難しいものではなく、通常のバカラに付け加える形で誰でも簡単に行うことができます。
ただしバカラは堅実に賭けることができるカジノゲームだということを忘れてはいけません。
基本は『プレイヤー』と『バンカー』の二者択一です。
この基本を忘れなければ、バカラは大きく負けることはありませんし、長期的に見れば勝ちに行くことだって可能です。
もしあまりにシンプルなバカラに少し飽きてきたというのであれば、ゲームに少しスパイスを効かせるような感覚でサイドベットを利用してみるといいでしょう。
いつも利用するのではなく、ここぞというときにぜひ活用してみてください。