バカラでピラミッド法を使う基本戦略と「改良型ピラミッド法」とは

少ない資金を元手にローリスクでコツコツと稼げる手法と言われるピラミッド法(別名ダランベール法)。

マーチンゲール法と同じく、単純なルールに基づく手法ということもありベッティングシステム初心者でもとっつきやすい手法として知られています。

ただ、資金の増減幅がそれほど激しいわけではないので少ない元手でコツコツと稼いでいくのに向いている手法ではあるのですが、ベット額が増やせない状況で連勝してしまうと利益が伸び辛かったり、場合によっては勝敗が五分五分であるにも関わらず収益がマイナスになってしまうなど欠点も目に付きます。

この記事ではピラミッド法のバカラへの応用の仕方、及び「ベット額が増やせない状況で連勝してしまうと収益がマイナスになることがある」という問題点を解決した「改良型ピラミッド法」について解説していきます。

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ピラミッド法(ダランベール法)の基本戦略とは

ピラミッド法(ダランベール法)

ピラミッド法はオッズが2倍前後のゲームに使えるベッティングシステム

ピラミッド法は、

  • オッズが2倍
  • 勝率がほぼ1/2

のゲームに使うことができます。

このことから一般に「ピラミッド法はルーレットの赤黒ベットに使われる手法」として認識されているようなのですが、バカラの「バンカー勝ち・プレイヤー勝ち」もオッズがほぼ2倍、勝率がほぼ1/2なので、バンカー勝ち・プレイヤー勝ちへのベットにも使うことができます。

ピラミッド法は勝ったらベット額を-1、負けたらベット額を+1するだけ

ピラミッド法のやり方はマーチンゲール法並に単純で「買ったらベット額を1減らし、負けたらベット額を1増やす」という作業を繰り返すだけです。

非常に単純ではあるのですが、数あるベッティングシステムの中ではトップ争いをするリスクの低さを実現しつつ、コツコツと収益を上げられる可能性を持った手法がこのピラミッド法です。

ではピラミッド法を使うとベット額がどのような変化するのか具体例を使ってみてみることにしましょう。

オッズ2倍、初期ベット額1ドルのゲームでピラミッド法を使用すると、

  • 1ゲーム目負け・・・負けたので2ゲーム目のベット額は1ゲーム目に+1して2ドル
  • 2ゲーム目負け・・・負けたので3ゲーム目のベット額は2ゲーム目に+1して3ドル
  • 3ゲーム目負け・・・負けたので4ゲーム目のベット額は3ゲーム目に+1して4ドル
  • 4ゲーム目勝ち・・・勝利したので5ゲーム目のベット額は4ゲーム目から-1して3ドル
  • 5ゲーム目勝ち・・・勝利したので6ゲーム目のベット額は5ゲーム目から-1して2ドル
  • 6ゲーム目勝ち・・・勝利したので7ゲーム目のベット額は6ゲーム目から-1して1ドル
  • 7ゲーム目勝ち・・・勝利したので8ゲーム目のベット額は7ゲーム目から-1して0ドル

このように「勝ったらプラス1、負けたらマイナス1する」というのをひたすら繰り返してるだけというのがよく分かるかと思います。

さて、このゲームの

  • ベット額の変化
  • 配当金の変化
  • トータル収支の変化

を表にまとめるとこのようになります。

ベット額 勝敗 勝ち配当 負け配当 トータル収支
1ゲーム目 1 × - -1 -1
2ゲーム目 2 × - -2 -3
3ゲーム目 3 × - -3 -6
4ゲーム目 4 +4 - -2
5ゲーム目 3 +3 - +1
6ゲーム目 2 +2 - +3
7ゲーム目 1 +1 - +4

この表を見るとわかることは、連敗が続くとベット額はどんどんと増えていくので連敗後の1勝でトータル収支はそこそこ回復するけど、マーチンゲール法のように一気に損失を取り戻すわけでもないということです。

また、トータルで2勝3敗になった5ゲーム目にしてすでにトータル収益は+1ドルになっているのも分かるかと思います。

つまり、勝ち負けではまだ負け越しの状態であるにも関わらず収益がプラスになっているのです。

今度は同じゲームでベット額の変化、配当金の変化、トータル収支の変化をマーチンゲール法と比べてみましょう。

※(マ)は「マーチンゲール法」(ピ)は「ピラミッド法」

ベット額(マ) ベット額(ピ) 配当(マ) 配当(ピ) トータル収支(マ) トータル収支(ピ)
1ゲーム目 1 1 -1 -1 -1 -1
2ゲーム目 2 2 -2 -2 -3 -3
3ゲーム目 4 3 -4 -3 -7 -6
4ゲーム目 8 4 +8 +4 +1 -2
5ゲーム目 1 3 +1 +3 +2 +1
6ゲーム目 1 2 +1 +2 +3 +3
7ゲーム目 1 1 +1 +1 +4 +4

マーチンゲール法に比べてベット額の増え方もベット額の減り方もかなり緩やかで、配当金の変化やトータル収支の変化も同じく緩やかだというのがわかります。

にもかかわらずトータル収支はマーチンゲール法と同じ+4ドルに落ち着いています。

「ピラミッド法はマーチンゲール法をマイルドにした手法」と言われるのも、このようにベット額の減り方も増え方も緩やかであるのにマーチンゲール法と収支はそこまで違わないからなのです。

ベット額が0ドルになった後はどうすればいいのか

さて、問題は8ゲーム目です。

勝ち続けた結果、8ゲーム目はベット額が0ドルになってしまいました。

このままではゲームを続けられません。

ここで考えられる対処法としては

  • 1ドルのままベットし続ける
  • また一から(初期ベット額から)ピラミッド法を始める

の二択です。

一般的には「1ドルのままベットし続ける」を採用してる人が多いようですが、後者の「また一から(初期ベット額から)ピラミッド法を始める」の方がメリットが大きいです。

この理由はピラミッド法の持つ「ベット額を減らせない状態から連勝が始まるとちょっと連敗しただけで収支がマイナスになる」というシステム上の欠陥のせいなのですが、詳しくは後述します。

ピラミッド法の偽情報に注意

ネット上にはピラミッド法について解説したブログやサイトがたくさんありますが、ピラミッド法とは異なる「逆ピラミッド法」をピラミッド法として紹介してたり、そもそも根本的にピラミッド法を勘違いして解説したりしてるものがあります。

ピラミッド法の偽情報その1:逆ピラミッド法をピラミッド法として紹介

ピラミッド法というのは勝った時はベット額をマイナス1し、負けた時はベット額をプラス1するというものですが、これを逆にして「勝った時はベット額をプラス1、負けた時はベット額をマイナス1する」という風に説明しているブログやサイトがいくつかあります。

しかし、このように「勝った時にベット額をプラス1、負けた時はベトナムをマイナス1する」方向は「逆ピラミッド法」と言われる全く別の手法ですので騙されないようにしましょう。

ピラミッド法の偽情報その2;そもそもピラミッド法を勘違いしている

ピラミッド法は勝った時はベット額をマイナス1しますが、そうではなく「勝った時はベット額を1に戻す」と勘違いして説明しているブログがあります。

しかもこのブログはピラミッド法で検索するとかなり上位にきてしまうので、この間違ったピラミッド法を実際のオンラインカジノで使ってしまう人が多いのではないかと思います。

そしておそらくこれは、ピラミッド法とマーチンゲール法をごっちゃにしてしまった結果、このような勘違いが生まれたのだと思います。

ピラミッド法は「勝ったらベット額を1に戻す」のではなく「直前のゲームのベット額からマイナス1だけベット額を減らす」のが正解です。

ピラミッド法(ダランベール法)のメリット

ピラミッド法(ダランベール法)

連敗してもベット額が増えにくいので少ない資金から始められる

マーチンゲール法がいい例ですが、連敗の損失分を一気に取り戻すスタイルのベッティングシステムの場合、かなり多くの手持ち資金が必要となります。

例えば10連敗に備えるならば初期のベット額1ドルで2000ドル以上が必要となってしまいます。

一方ピラミッド法の場合、ベット額の増え方がかなり穏やかなので10連敗をしても99ドルがあればベットを行えます。

その為、10連敗の段階で資金が枯渇してしまう可能性はかなり低いと言えます。

このピラミッド法の「小口の資金からでも始められる」というメリットは下の表のように他のベッティングシステムとの比較をするとよくわかります。

連敗数 マーチンゲール法 ピラミッド法 ココモ法 モンテカルロ法
0 1 1 1 4
1 3 3 2 9
2 7 6 4 15
3 15 10 7 22
4 31 15 12 30
5 63 21 20 39
6 127 28 33 49
7 255 36 54 60
8 511 45 88 72
9 1023 55 143 85
10 2047 66 198 99

上の表は「連敗した時にどれだけの資金が必要となるか」を示したもので、左から「マーチンゲール法」「ピラミッド法」「ココモ法」「モンテカルロ法」となっています。

マーチンゲール法は10連敗すると必要資金が2000ドルを超えるというとんでもないことになってしまいますが、ピラミッド法とモンテカルロ法は共に100ドル未満になっています。

そしてその両者の比較でもピラミッド法は「66ドル」とかなり小口の資金で済んでいることがわかります。

このようにピラミッド法はマーチンゲール法のようにベット額が急速に増えていくなどということはありませんので、小口の手持ち資金でもそれほど連敗を気にせずにゲームを進めることができます。

マーチンゲール法のようにテーブルリミットも考える必要はない

マーチンゲール法の場合連敗が続くとベット額が雪だるま式にどんどん増えていきます。

そしてベット額が大きくなりすぎて「テーブルリミット」、つまり「ベット額の上限額」に引っかかってしまいそれ以上賭けを続行することができなくなってしまい、それまでの損失分を回復できずに強制終了となってしまうことがあります。

そしてこのテーブルリミットはゲームの種類やカジノによって異なりますが、マーチンゲール法は概ね9連敗から10連敗するとテーブルリミットに到達してしまうことが多いようです。

一方、ピラミッド法は例え10連敗しても1ドルから始めた場合はベット額は11ドルで済みます。

マーチンゲール法で10連敗した時のベット額は1024ですから1/100程度しかベット額が増えていないことが分かります。

このようにピラミッド法ではベット額の増え方が極めてゆっくりなのでテーブルリミットを考える必要がないのです。

勝敗が五分五分、もしくは負け越しの状態でも利益が出ることがある。

ベット額を変化させない通常の賭けの場合は、オッズが2倍のゲームでは勝率が1/2を超えないと利益になりません。

しかしピラミッド法の場合は「勝ち負けが同数だとしても利益が出る」ことが多く、連敗した後に連勝という形の場合は「負けの数が勝ちの数を上回ったとしても利益が出る」という状況が発生します。

実例を使ってもう少し詳しく説明します。

ケース1:勝ち負けが交互にくる

下の表は勝ち負けが交互に来た場合、どのようにベット額と収支が変化するかを示したものです。

ゲーム 勝敗 ベット額 配当 トータル収支
1 × 1 -1 -1
2 2 +2 +1
3 × 1 -1 0
4 2 +2 +2
5 × 1 -1 +1
6 2 +2 +3
7 × 1 -1 +2
8 2 +2 +4
9 × 1 -1 +3
10 2 +2 +5

勝ちと負けの数が同数なので、ベット額を固定する普通の賭け方の場合は収支がプラスマイナス0で終わりますが、ピラミッド法を使った場合はこのようにプラス収支で終えることができています。

ピラミッド法はオッズが2倍、勝率1/2のゲームで行うのが普通です。

勝率1/2のゲームというのは長い目で見れば勝ちの数と負けの数が同数に近づいていくわけですが、この表が示すように「勝ち負けの数が同数でも収支はプラスで終える」ことができるのです。

ケース2:連敗のあとに連勝

下の表は連敗のあとに連勝が来た場合、どのようにベット額と収支が変化するかを示したものです。

ゲーム 勝敗 ベット額 配当 トータル収支
1 × 1 -1 -1
2 × 2 -2 -3
3 × 3 -3 -6
4 × 4 -4 -10
5 × 5 -5 -15
6 6 +6 -9
7 5 +5 -4
8 4 +4 0
9 3 +3 +3
10 2 +2 +5

最初は連敗していますからどんどん収支は悪化していきますが、連敗が止まった後の3連勝後には収支はプラスマイナス0になり、最終的にはプラス収支で終わっています。

そして勝ち負けの数が同数どころか、負けの数が勝ちの数を上回った段階ですでにプラス収支になってることに注目してください。

このように連敗した後に連勝がうまくはまってくれると、負けの数が勝ちの数を上回った状態でも収支はプラスになるのがピラミッド法なのです。

ピラミッド法(ダランベール法)のデメリット

ピラミッド法(ダランベール法)

大幅な連勝をしても資金の増え方が恐ろしいほどゆっくり

ピラミッド法は連敗してもベット額が急激に増えることはないので大きな損失を被る可能性の低いローリスクな手法ではあるのですが、それと引き換えに「大幅な連勝をしたとしてもそれほど利益は大きく伸びない」というデメリットがあります。

大きな連勝をしても利益はそれほど大きく伸びない理由としては「勝つたびにベット額を減らす」というピラミッド法の賭け方の特性が挙げられます。

勝つたびにベット額を減らすということは「勝てば勝つほど勝った時の配当金がどんどん減っていく」ということも意味します。

これは同時に「連勝が続けば続くほど手持ち資金の増え方が鈍化していく」ということも意味しているので「運良く大きな連勝が続いているのに思ったほど手持ち資金が増えていない」という事態が起きてしまうのです。

マーチンゲール法のように一気に手持ち資金が減ってしまうということもありませんが、一気に手持ち資金が増えることもないのがピラミッド法なのです。

ベット額を減らせない状態から連勝が始まるとちょっと連敗しただけで収支がマイナスになる

ピラミッド法最大のデメリットと言われるのがこの「ベット額を減らせない状態から連勝が始まるとちょっと連敗しただけで収支がマイナスになる」という点です。

しかしこれは文字だけで説明されてもいまいちピンとこないと思いますので具体例を使って説明してみます。

ゲーム 勝敗 ベット額 配当 トータル収支
1 1 +1 +1
2 1 +1 +2
3 1 +1 +3
4 1 +1 +4
5 1 +1 +5
6 × 1 -1 +4
7 × 2 -2 +2
8 × 3 -3 -1
9 × 4 -4 -5
10 × 5 -5 -10

上の表はベット額が1ドルの状態、つまり「たとえ勝ってもベット額をこれ以上減らせない」状態から連勝がスタートしています。

そして5連勝した後に5連敗をして、最終的には5勝5敗と勝ち数と負け数で同数となっています。

しかしトータル収支を見るとなんと「-10ドル」となってしまっています。

ベット額を変化させない普通の賭け方をしたのならこのような5勝5敗のケースではプラスマイナス0で終わることができるわけですから、これではわざわざピラミッド法を使用した意味が全くないと言えるでしょう。

このように連勝が初期ベット額の状態からスタートした場合、直後にほんの少し連敗がかさむだけであっさりとトータル収支がマイナスになってしまうというのがピラミッド法最大のデメリットだったのですが、実はこのデメリットは克服することができます。

それが次で説明する「改良型ピラミッド法」です。

ピラミッド法の欠点を克服した「改良型ピラミッド法」

改良型ピラミッド法

ピラミッド法最大のデメリットは「ベット額を減らせない状態で連勝した場合、直後の連敗で大幅に収支が悪化してしまう」という点です。

そのピラミッド法のデメリットを克服したのが「改良型ピラミッド」です。

改良型ピラミッド法の考え方は単純で「勝った時にベット額を減らせられないのであれば最初から減らせられるようなベット額にしてしまおう」というものです。

改良型ピラミッド法は初期ベット額を増やすだけ

改良型ピラミッド法のやり方はいたって簡単で「初期ベット額を増やすだけ」です。

ピラミッドを行う多くの人が初期ベット額を1ドルなど「それ以上ベット額を減らしようがない金額」から始めています。

これを初期ベット額を10ドルなど「たとえ1ゲーム目から連勝したとしてもベット額を減らせられるような初期ベット額にする」のが改良型ピラミッド法です。

1ゲーム目のベット額を10ドルにした場合、先ほどの5連勝後の5連敗のケースでは、

ゲーム 勝敗 ベット額 配当 トータル収支
1 10 +10 +10
2 9 +9 +19
3 8 +8 +27
4 7 +7 +34
5 6 +6 +40
6 × 5 -5 +35
7 × 6 -6 +29
8 × 7 -7 +22
9 × 8 -8 +14
10 × 9 -9 +5

この表のように、先ほどはトータル収支が-10ドルであったのに対してこの改良型ピラミッド法を使うとトータル収支が「+5ドル」とプラス収支で終わっています。

もちろん初期ベット額が10ドル増えているわけですから必要資金もそれに応じて増えてしまいますが、ベット額の増え方や減り方は通常版のピラミッド法と変わってはいませんので取り立ててリスクが上昇したわけでもありません。

このように改良型ピラミッド法を使うと「ピラミッド法のリスクの低さはそのままに、ピラミッド法の持つデメリットを克服」することができるのです。

初期ベット額の目安は「増減ベット額の10倍」

初期ベット額を増やすとピラミッド法のデメリットが克服できることは分かりました。

では初期ベット額は具体的にいくらに設定するのが良いのでしょうか?

一般には「増減ベット額の10倍を初期ベット額に設定」すると良いと言われています。

例えば1ゲームごとにベット額を+1ドル増やしたり減らしたりするなら、初期ベット額は1ドルの10倍の「10ドル」から始める、1ゲームごとにベット額を+2ドル増やしたり減らしたりするならば初期ベット額は2ドルの10倍の「20ドル」から始めるということです。

ピラミッド法(ダランベール法)をバカラで使うには?

改良型ピラミッド法

バカラでは「バンカー勝ち」か「プレイヤー勝ち」にピラミッド法が使える

ピラミッド法の使用条件は、そのゲームが「オッズがほぼ2倍」かつ「確率がほぼ1/2」というものですが、バカラでこれに当てはまるゲームがバンカー勝ちプレイヤー勝ちの二つです。

ただし、バンカー勝ちの場合はオッズが「1.95倍」ですから下の表のように同じ勝敗でもバンカー勝ちとプレイヤー勝ちとではトータル収支に差が生じます。

※(バ)は「バンカー勝ち」、(プ)は「プレイヤー勝ち」。初期ベット額は10ドル。

勝敗 ベット額 配当(バ) 配当(プ) トータル収支(バ) トータル収支(プ)
× 10 -10 -10 -10 -10
× 11 -11 -11 -21 -21
12 +11.4 +12 -9.6 -9
× 11 -11 -11 -20.6 -20
12 +11.4 +12 -9.2 -8
× 11 -11 -11 -20.2 -19
× 12 -12 -12 -32.2 -31
13 +12.35 +13 -19.85 -18
12 +11.4 +12 -8.45 -6
11 +10.45 +11 +2 +5

このようにバンカー勝ちに賭け続けた場合はトータル収支が+2ドル、プレイヤー勝ちに賭け続けた場合はトータル収支が+5ドルと+3ドルの開きがあります。

ではバカラでピラミッド法を使う場合はプレイヤー勝ちに賭け続けた方が有利なのか?といえばそうとは言えません。

なぜなら「バンカー勝ちの方がプレイヤー勝ちよりも勝率が高い」からです。

上の表ではたまたま勝敗数が同じになっていますが、実際のプレイではバンカー勝ちの方が勝ち数が多くなるのが普通です。

そのため、バンカー勝ちはオッズがプレイヤー勝ちよりも低いにも関わらず、期待値ではバンカー勝ちの方がプレイヤー勝ちよりも高くなっているのです。

短期的にはプレイヤー勝ちの方がトータル収支は良くなるケースが発生するのかもしれませんが、長期的に見ると期待値の差からバンカー勝ちに賭け続けるほうがトータル収支はプレイヤー勝ちに賭け続けるよりも高くなりやすいと言えるのです。

タイ(引き分け)はノーゲーム扱い

ピラミッド法はバンカー勝ちかプレイヤー勝ちのどちらかにかけるわけですが、バンカー勝ちやプレーヤー勝ちのどちらでもない「タイ(引き分け)」という結果になることがあります。

この場合はベットしたお金が全額戻って来るのでノーゲームとして考え、また同じ金額をベットし直します。

ベット額を減らせられなくなったらピラミッド法を一旦リセット

運良く連勝が重なるとベット額をそれ以上減らせられなくなる状況が発生することがあります。

このような場合「ベット額を最低ベット額(多くの場合は1ドル)にして連勝が終わるまで賭け続ける」というのが一般的な対処法のようですが、これは絶対にやってはいけません。

というのも、これをやってしまうとピラミッド法のデメリットで解説した「2、ベット額を減らせない状態から連勝が始まるとちょっと連敗しただけで収支がマイナスになる」にはまり込んでしまう危険性があるためです。

ベット額をそれ以上減らせられなくなった場合、一番良い対処法が「一旦ピラミッド法を止めてまた初期のベット額、つまり1ゲーム目からやり直す」というものです。

こうすることで連勝したのに結局大幅なマイナス収支になってしまった、という悲しい事態を避けることができます。

ピラミッド法(ダランベール法)を使用してバカラで勝つには

改良型ピラミッド法

必ず改良型ピラミッド法を使うようにする

すでに指摘した通りピラミッド法の最大の欠陥と言えるのが「ベット額を減らせられない状況で連勝をして直後に連敗が起こると大幅なマイナス収支に繋がる」という点です。

5連勝後に5連敗した場合は最悪でも収支がプラスマイナス0でなければ心情的に納得いかない人がほとんどでしょうが、ピラミッド法の場合はプラスマイナス0どころか大幅なマイナス収支になることさえあるのです。

ベット額を変えない普通の賭け方よりも状況が悪化するなら一体何のためにピラミッド法をやっているのかわからないというものです。

この腹立たしい事態を避けるためにも1ゲーム目はベット増減額の10倍を賭ける、つまりベット額の増減が1ドルなら初期ベット額を10倍の10ドルにするという改良型ピラミッド法を使うべきなのです。

ベット額を減らせられなくなったらそのまま勝ち逃げするのも一つの手

連勝が重なってそれ以上ベット額を減らせられなくなった場合、ベット額を初期に戻してまた一からやり直すというのが常套手段ですが、ベット額を減らすことができなくなったタイミングでゲームそのものをやめてしまう」というのも一つの手です。

この理由として「ピラミッド法はゲーム時間が長期化しやすいので止めるタイミングを失いやすい」という問題があります。

他のベッティングシステムを使った賭けを行った場合、「連勝して大儲けしてすっきりしたからこれでやめよう」とか「連敗して大損したから今日はこれでやめておこう」などと止めるタイミングを見つけやすいのですが、ピラミッド法の場合は連勝しようと連敗しようとそれほど資金が大きく増えたり減ったりというのがないのでどうしても「まだまだやれるな」と考えてしまい、だらだらとゲームを続けてしまいがちなのです。

長くダラダラと続ければ続けるほど結局はハウスエッジと大数の法則の罠に引っかかってしまい「時間をかけたのに大して儲からなかった」「むしろ収支がマイナスになってしまった」ということが起きやすくなってしまうのです。

このような事態を避けるためにも、ベット額をそれ以上減らせられないくらいの大幅な勝ち越しをした場合はそのままさっさと勝ち逃げするというスタイルが無難なのです。

バカラでピラミッド法(ダランベール法)を使用する際の注意点

改良型ピラミッド法

事前に止めるタイミングをしっかり決めておく

ピラミッド法はベット額の増え方・減り方も手持ち資金の増え方・減り方も非常にゆっくりとしたものです。

これは破産リスクが低いということでもあるのでメリットでもあるのですが、長時間だらだらとゲームを続けてしまい止めるタイミングを見失ってしまうという問題も生まれます。

しかしカジノのゲームというのは長時間続ければ続けるほどハウスエッジの関係で収支がマイナスになる可能性が高くなってしまうのです。

そのためカジノのゲームを行う際はできるだけ「短時間で勝ち逃げ」が理想なのですが、ピラミッド法は短時間のゲームでは儲けも損失も小さく止まってしまい

  • 儲かってはいるけどなんだか物足りない
  • 損失は出てるけど小さい額だからまだまだいける

などとゲームを続ける口実を生み出してしまい、結果的に長時間ダラダラと続けてマイナス収支で終わってしまうパターンになりがちなのです。

この長時間だらだらとゲームを続ける事態を避けるためにも「ゲーム開始前に止めるタイミングのルールを決めておく」必要があります。

やめるルールの例としては、

  • 1時間ゲームをしたら収支に関係なくやめる
  • 連勝が続きベット額を減らせられなくなったらやめる
  • 利益が50ドルを超えたらやめる
  • 損失が50ドルを超えたらやめる

などが考えられます。

バカラのピラミッド法(ダランベール法)のまとめ

ピラミッド法はマーチンゲール法のようなやり方を知ったらすぐに実践に移せるという単純さ、連敗が重なってもそこまで資金は急激には減らないというリスクの低さが特徴です。

それゆえに特にバカラ初心者におすすめの方法なのですが、マーチンゲール法のような派手さやドキドキ感が少ないためお世辞にも人気のある手法とは言えないのが現実です。

しかしここまでの解説を読んでいただいた方にはお分かりでしょうが、ピラミッド法は地味ではあるけれどコツコツと着実に利益を積み重ねていくには最高のベッティングシステムと言えます。

派手に大勝ちしたり大負けしたりというのもオンラインカジノの楽しみの一つでしょうが、このピラミッド法のようにコツコツと稼ぐ手法もまた新たな楽しみがあるのだというのをぜひ体験してほしいものです。

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