「バカラは丁半博打だ!」
確かに、一理ある意見です。
でも、2分の1の確率で当たるから『バンカー』というような賭け方をして、あなたは本当に結果が伴っていますか?
ハッキリ言っておきますが、バカラに必勝法はありません。
まあ、ギャンブルですから当然です。(必勝法があればカジノ運営は成り立ちませんからね・・・)
でもバカラには攻略法があります。
この記事では、バカラ攻略法のひとつと言われるツラについて紹介していきます。
「そもそもツラって何?」という疑問から、「ツラの効果的な使い方を教えて」という疑問まで、ツラについて詳しく解説していきますので、今後のバカラ戦略の参考にしてください。
バカラの『ツラ』とは?
「ツラって何?」
バカラのルールを知っている人であっても、このような疑問を持つ人は多いでしょう。
「ツラ」はバカラの罫線用語です。
ただツラについて話す前に、「罫線」について少し説明しておきます。
罫線とは?
オンラインカジノでバカラをやっているとき、このようなマス目に赤と青の○が書かれている表を目にした人は結構いますよね。
これがゲームの勝敗結果を残した表で、罫線と言います。
罫線にはいくつかの種類があり、大路(ダイロ)・大眼仔(ダイガンチャイ)・小路(シュウロ)・甲由路(カッチャロ)・珠盤路(チューチャイロ)などが有名です。
そのなかで最も初心者向け、そして基本中の基本が「大路(ダイロ)」。
この赤枠で囲まれているのが「大路」で、いわゆる出目表をもっとわかりやすく整理したものになります。
プレイヤー勝利が○、バンカー勝利が○で表されていますが、もともとの出目表はこちらです。
1回目 | P |
2回目 | P |
3回目 | B |
4回目 | B |
5回目 | P |
6回目 | P |
7回目 | B |
8回目 | T |
9回目 | B |
10回目 | P |
なぜ出目表や罫線を記録するのか、その答えは簡単です。
次に何が来るのか予想するためですね。
しかし正直なところ、出目表のようにただ単に勝敗を並べただけだと、一目見ただけでその傾向を読み取るのは難しいでしょう。
出目表から傾向を読み解くのに手間取っていると、肝心な予測の流れを逃してしまう可能性だってあります。
そこでパッと見てわかりやすく整理し直したのが「罫線」であり、その基本中の基本が「大路」なのです。
罫線(大路)の書き方
罫線(大路)を書くときには簡単なルールがあります。
- プレイヤーは赤○、バンカーは青○で表示(※欧米では逆になることも)
- 左上から書き始める
- 連勝したら下、違う側が勝ったら隣に列を移動(引き分けの場合はそのまま下に続ける)
難しくはないですよね。
罫線を書くのが面倒くさいと感じるプレイヤーも多いのですが、丁半博打状態のバカラプレイから抜け出したい!と思っているのなら必ず罫線をつける習慣をつけましょう。
ただし最近のオンラインカジノは、罫線が自動で画面表示されていることも増えてきましたから、こうした罫線が自動で表示されるゲームソフトを選ぶのもおすすめですよ。
バカラの罫線用語
さて本題、バカラの罫線用語です。
実はバカラにはいくつかの罫線用語があります。
バカラの攻略記事や動画には、この罫線用語が頻繁に登場しますから、一歩踏み込んだバカラプレイヤーになるためには知っておくといいでしょう。
以下に、代表的な罫線用語をいくつか紹介しておきます。
- 「落ちる」大路では連勝が続くと下に○を増やしていきます。
つまり「下に落ちる=連勝が続く」という意味です。 - 「横に走る」バンカー、プレイヤーが交互に勝つと、表は横に伸びていきます。
これを「横に走る」と表現します。 - 「面(ツラ)」連勝が続くことが「ツラ」です。
「ツラ」は応用頻度が高い罫線用語ですから、しっかり覚えておくことが大事です。
例えば、先ほどの表だと、1回目と2回目はプレイヤーの連勝ですから「縦ヅラ」。連勝ではないのですが、バンカーとプレイヤーが交互に勝利している状態(○○○○)を「横ヅラ」とも言います。
「ツラ」の意味が分かったところで、続いては使い方を紹介していきます。
バカラでツラ追いをするやり方は?
バカラの勝率が2分の1だからといっても、そうそう予想は当たりません。
ここで言う勝率は、バカラを何十回・何百回・何千回と繰り返したときの統計であり、たった2~3回程度のプレイに当てはめるものではないのです。
それよりも注目したいのは、ギャンブルの波。
特にライブバカラでは、使用しているデッキに偏りが出てくると、当然勝敗にも影響が出やすくなります。
私が実際にプレイした、ある日の罫線を見てください。
わかりますか?
初めのうちはプレイヤーとバンカーの勝利にさほど開きはなかったのですが、後半は明らかに○(プレイヤー)へ勝ち波が来ているのがわかりますよね。
ツラ追いとは?
バカラの攻略法として有名なのが「ツラ追い」です。
「ツラ=連勝」ですから、ゲームの流れを読んで勝敗の偏りを追うのがツラ追い、もっと言えばプレイヤー(もしくはバンカー)の勝ち波を探すことを指しています。
このツラ追い、大路の罫線だけでなく、大眼仔・小路・甲由路・珠盤路でも同様に予測することができます。
大路では偏りが見られないとき、小路には規則性が見られるなんてことも珍しくありません。
ただ大路以外のツラ追いは、初心者にはちょっと難しいかもしれませんから、まずは定番の大路でツラ追いを実践することをおすすめします。
ツラ追いのやり方
では、ここで質問です。
このようなゲーム展開になったとき、あなたは次にどちらに賭けますか?
表の右側を拡大するとこんな感じです。
赤○がバンカー、青○がプレイヤーですが、直近の勝敗を見てみると、バンカーが1勝した後にプレイヤーが連勝していることが見て取れます。
これがギャンブルの波です。
バカラは2分の1の勝率ですから、プレイヤーとバンカーの勝利はだいたい五分五分で現れるはずと考える人は多いのですが、実際は違います。
このように大きな偏りとなることは珍しくないのです。
このような現象はギャンブルの波と呼ばれていて、波が現れているときは波にうまく乗った方が勝利に近づくと言われています。
つまりツラ追いのやり方とは、勝敗の偏りを見つける(追う)ということ。
理由はわかりますよね。
次の勝敗予想が立てやすくなるからです。
ちなみに「ツラ」は連勝を表す専門用語なのですが、プレイヤーとバンカーが交互に勝利する場面でも使われます。
こんな感じです。
これは「横ヅラ」とか「テレコ」とか「横に走る」などと言われます。
これを見つけるのも立派なツラ追い。
ツラ追いはいろいろなパターンがありますから、まずはお気に入りのパターンを見つけるのがおすすめですよ。
バカラでツラ追いをする時のコツとは?
バカラのツラ追いにはいくつかの種類がありますが、オススメは『縦ツラ(連勝狙い)』です。
順張り
縦ツラは初心者でも罫線から読み取りやすく、気軽にチャレンジできるツラ追いです。
縦ツラの賭け方は2パターン存在しますが、オススメなのは順張り。
簡単に言うと、「ギャンブルの波に乗る賭け方」ですね。
プレイヤー(またはバンカー)の連勝が続くのが縦ツラですが、この時の罫線は○が下にどんどん伸びていきます。
赤枠の前を見ても、バンカー1勝に対してプレイヤーが4連勝していることからも、この場面ではプレイヤーに連勝の波が来ているなと予想することができます。
5~6連勝くらいは見込めると予想して、プレイヤーに賭け続けるのが「順張り」。
もしどこかでバンカー勝利となったら賭けるのはストップです。
なぜ「順張り」をオススメするのかというと、一番のメリットは精神的に楽だからです。
予想が当たればそのまま賭け続ければいいですし、外れてしまってもダメージは1回で済むので気が楽なんですね。
実はバカラには「順張り」と反対の「逆張り」という賭け方もあります。
縦ツラが続いているときに「そろそろ連勝がストップするだろう」と、逆側に賭けるのが逆張りです。
この場合、もし予想が外れると再び逆張りに賭け続けるのがセオリーですから、連勝がストップするまで負け続ける可能性もあります。
大路の罫線は縦に6マスなので、もしそれ以上に連勝が続くと、L字型に横へ○が移動(ドラゴン状態)していくことになります。
こうなってくると、逆張りしているときの精神状態はかなり落ち込むんです。
逆張りしているときはベッティング手法を組み合わせないと、ちょっとリスクが大きすぎます。
ツラ追い初心者であれば、まずは王道の順張りで行きましょう。
参加しないで見守る(ルック)
「ギャンブルの波は必ず来る」、このことは断言できます。
問題は「いつ来るか」ですよね。
まあ、いつかは来るのですから気長に待てばいいや…という人もいるかもしれませんが、大抵の人は波が来る前に資金が尽きてしまうことでしょう。
では、どうするか。
答えは簡単です。
「見る」
それだけです。
ランドカジノでは、テーブルに座っているのに自分は賭けず、他人のプレイを見ているだけの人を「ルックマン」と言います。
正直、ウザいですよね。
最悪の場合、ディーラーから注意が入ることもあります。
けれども、オンラインカジノの場合はこれがOKなのです。
オンラインカジノのライブバカラで、目を付けたテーブルに座りしばらく様子見しても何の問題もありません。
ライブバカラの画面上には、それまでの罫線が表示されています。
罫線をじっくり読み取って「ここだ!」というタイミングでゲームに参加してもいいですし、「ダメだな」と思えば、参加することなくほかのテーブルに移ってもいいです。
オンラインカジノでは、LOOK行為を大いに活用することは、重要な戦略のひとつなのです。
バカラでツラ切りする時はどんなタイミング?
バカラでツラ追いをするとき、一番迷うのはどのタイミングでツラ切りをするのかということです。
結論から言うと、「切れるまで乗り続ける」が王道です。
自分を信じて切れるまで乗る
ツラ追いをするなら、縦ヅラで順張りというのは今まで述べてきました。
ところがここで一つ疑問が湧きますよね。
「ツラはいつ切るの?」
大路の縦マスが6つ、それ以上連勝が続くと横移動が始まりドラゴンになります。
ドラゴンまでいかなくても、4連勝・5連勝となった時点で「えっ?そろそろ連勝も終わるよね?」という心理状態になるのは誰でも一緒です。
頭をもたげた連勝ストップの不安に飲み込まれてしまったら、それは大負けにどっぷりハマり込む可能性大です。
ギャンブルの攻略法としてのセオリーは「流れに逆らわない」ということ。
順張りをすると決めたら、自分で「切り時」の予想を立てるのではなく、流れに任せて自然に「切れる」のを待つのが正解です。
世の中、信じきれない人が多い
「縦ヅラのときは、順張りを続ければいい」と言うのは簡単です。
しかし、いざ自分がその立場になったときに信念を持ち続けるのは結構難しいということは知っておいた方がいいでしょう。
では、連勝中なのに順張りではなく逆張りしてしまう人はどのくらいいるのでしょうか。
実はこういった傾向は、自分の目で確かめることができます。
こんな感じです。
ライブバカラの中には、一緒のテーブルにいるプレイヤーがどこに賭けているかを数値で表してくれるゲームがあります。
これ、バンカー勝利が続いている場面なのですが、あえて「逆張り」している人がかなりの数いるのがわかりますよね。
連勝が続けば続くほど、逆張りの比率が上がっていきますが、これが人間の心理なのです。
何度も言いますが、順張りは外れるとき1回で済みます。
しかし逆張りは、何連敗もすることが珍しくありません。
バカラは運任せのゲームだという人は多いですが、実際には自分を信じ切ることができるかという点も重要だと言えるでしょう。
バカラでツラ追いをする時の注意点
バカラの攻略法の中で、ツラ追いはそこまで難しいものではありません。
バカラ初心者でも、わりと気軽に始めることができるでしょう。
ただしどのような攻略法でも注意すべき点はあります。
勝ち逃げ・損切を決める
これはバカラに限らずギャンブル全般に言えることなのですが、「勝ちたい=儲けたい」と思うなら資金管理はしっかりしておくことが大切です。
資金管理で最も重要なことが勝ち逃げと損切。
ギャンブルの波に乗ってツラ追いで連勝街道まっしぐら!という状態になると、ついつい熱くなってかなり突っ込んで賭けてしまう人は少なくありません。
今日は本当にツイているから大儲け!!という日もあるでしょうが、そんな日はめったに訪れないと思ったほうがいいです。
たとえ小幅でも儲けを出している時点で勝ち逃げしておけば、長い目で見た時にプラスで終わることも可能になります。
30,000円の軍資金で3,000円の勝ち逃げ、これで十分なのです。
当然、損切の設定も重要です。
ギャンブルの波は残念ながらいつ来るかはわかりません。
ツラ追いでヤマをはっても、波に乗り切れずに沈んでしまうことだってあります。
そんなときは深追いせずに諦めることが大切です。
バカラで勝てない…、そんな風に言っている人の多くは、勝ち逃げと損切をきっちり決めていないことがほとんどなのです。
短時間で勝負
ポーカーなど、じっくり時間をかけて勝負に挑むゲームもありますが、バカラの場合は長時間プレイすることは負ける可能性が高くなります。
バカラのように運がかなり勝敗に影響するようなゲームでは、熱くなりすぎて我を失うことは命取りです。
人間には理性がありますから、冷静にプレイしているうちは無理な賭け方をすることはありません。
しかしその冷静さを保てるのは、そう長い時間ではないのです。
人によっては1時間ほど冷静でいられる人もいますが、性格によっては15分ほどで熱くなりすぎてしまう人もいます。
バカラテーブルに着いてどのくらい冷静でいられるかは人それぞれですが、バカラはゲームの性質上、だれでも熱くなりやすいと言われています。(だからこそ世界中にバカラファンがいるのですが…)
極論ですが、バカラで熱くなりすぎて会社のお金を100億以上もつぎ込んでしまった社長さんがいましたよね。
一般人でそんな桁違いのお金を賭けることはありませんが、金額の大小に限らずバカラでは短時間で勝ち逃げすることを、常に念頭に置いておくことが大切なのです。
バカラのツラ追いまとめ
「バカラを始めたけど、わかりやすい攻略法が知りたい!」という人にオススメなのがツラ追いです。
ツラ追いとは、罫線を使ってプレイヤーとバンカーの勝敗の偏りを見つける攻略法を指します。
偏りを見つけたら、ギャンブルの波に乗っている方へ賭けるのがセオリー。
特に縦ヅラと呼ばれる、プレイヤー(バンカー)の連勝をツラ追いするやり方は初心者にもわかりやすく、縦ヅラと順張りの組み合わせはオススメです。
縦ヅラを追うなら、どんなに連勝が続いても、自分を信じて順張りを続けるのがポイント。
そしてうまく勝ち逃げすることが大切です。
「バカラで勝てない・・・」そんな悩みを持っている人は、運に頼るだけでなく、ツラ追いでバカラを攻略してみてはどうでしょうか。
たったこれだけで、劇的にバカラで勝てる人になることも夢ではありませんよ。