カジノで使われる戦術の一つにマーチンゲール法というものがあります。
マーチンゲール法は理論上は絶対に負けない戦術として有名で愛好者も多い戦術です。
しかし、マーチンゲール法は「払い戻しオッズが2倍のゲームにしか使えない」という欠点があります。
そして「オッズが3倍のゲームでもマーチンゲール法を使いたい」、そのような人に最適なのがこの記事で紹介する「ココモ法」です。
この記事では「オッズ3倍版マーチンゲール法」とも言えるココモ法の解説と、ココモ法をバカラに使うにはどのようにすればいいのかについて解説していきますので、ぜひ参考下さい。
ココモ法の基本戦略とは
ココモ法は「払い戻しオッズが3倍以上のゲーム」に使える戦術です。
やり方はマーチンゲール法と似ていて、「負けが重なる度にベット額をどんどん増やしていく」というものなのですが、マーチンゲール法が単純にベット額を2倍にしていくのに対し、ココモ法はオッズが3倍ということもあり、ベット額の増やし方はマーチンゲール法よりもやや複雑です。
※なお、ココモ法はマーチンゲール法を知っていると理解がよりスムーズに行きます。
マーチンゲール法について詳しく知りたい方は、マーチンゲール法について解説した「バカラでマーチンゲール法を使う方法(戦略)とメリット・デメリット」をご覧ください。
ココモ法のベット額は「1つ前のベット額+2つ前のベット額」
ココモ法も負けるたびにベット額をどんどん増やしていくという手法なので、この点はマーチンゲール法と似ています。
しかしマーチンゲール法と違うのは「3ゲームを1セットと考える」という点です。
ココモ法のベットルールは、
- 次のゲームのベット額=1つ前のベット額+2つ前のベット額
- まだ一回しか負けていない場合は前々回のゲームのベット額は0と考える
- 勝利した場合はベット額を初期ベット額に戻す
この3つのルールを原則にゲームを進めていきます。
ココモ法のルールは上記の通りなのですが、ただ、これだけではいまいちピンとこない人も多いと思いますので具体例を使って解説をします。
具体例を使ってココモ法を理解する
配当オッズが3倍のゲームで、最初のベット額1ドルから始めた場合のベット額の変化について考えてみます。
上に書いたココモ法のルールをチラチラと見ながら読み進めてください。
- 1ゲーム目勝ち・・・勝利したので2ゲーム目のベット額は1ゲーム目と同じ1ドル
- 2ゲーム目負け・・・負けたので3ゲーム目のベット額は(0ドル+1ドル)で1ドル
- 3ゲーム目負け・・・負けたので4ゲーム目のベット額は(1ドル+1ドル)で2ドル
- 4ゲーム目負け・・・負けたので5ゲーム目のベット額は(1ドル+2ドル)で3ドル
- 5ゲーム目勝ち・・・勝利したので6ゲーム目のベット額は初期の1ドルに戻す
このように「負けたら前々回と前回のベット額の和をベットする、勝ったら最初のベット額に戻す」というのを繰り返すのがココモ法です。
ではココモ法にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
上の5ゲームを収支という面で見てみると、
- 1ゲーム目勝ち・・・トータル収支+2ドル
- 2ゲーム目負け・・・トータル収支+1ドル
- 3ゲーム目負け・・・トータル収支0ドル
- 4ゲーム目負け・・・トータル収支-2ドル
- 5ゲーム目勝ち・・・トータル収支+4ドル
となり、2ゲーム目から4ゲーム目までの累積損失を5ゲーム目のたった一度の勝ちで一気に取り戻し、さらに利益まで上がっています。
つまり、勝敗では2勝3敗と負け越しているにもかかわらず結果的に「ココモ法を使わずに2勝0敗した時と同じ収支」になっているのです。
連敗が重なると買った時の利益はさらに大きくなる
上の例では3連敗の後の勝利でしたが、これがもし5連敗の後の勝利となるとどうなるでしょうか?
- 1ゲーム目負け・・・トータル収支-1ドル
- 2ゲーム目負け・・・トータル収支-2ドル
- 3ゲーム目負け・・・トータル収支-4ドル
- 4ゲーム目負け・・・トータル収支-7ドル
- 5ゲーム目負け・・・トータル収支-12ドル
- 6ゲーム目勝ち・・・トータル収支+4ドル
5連敗のあと1勝した場合、勝敗数で言えば1勝5敗です。
先ほどの例ではココモ法で賭けた場合(2勝3敗)とココモ法を使わずに賭けた場合(2勝0敗)と同じ+4ドルでしたが、今度は
- ココモ法での1勝5敗・・・+4ドル
- ココモ法を使わない1勝0敗・・・+3ドル
というように、ココモ法で賭けた時の方が得られる利益は大きくなっています。
これは「ココモ法というのは連敗を重ねれば重ねるほど勝った時の利益が大きくなる」という特性のためです。
マーチンゲール法の場合は2連敗で勝とうと10連敗で勝とうと勝った時に得られる利益に変わりはありませんが、ココモ法ではこのように連敗が長期にわたるほど勝った時のリターンが大きくなるのです。
ココモ法のメリット
何連敗しようとを一度でも勝てば負けた分は全てなかったことになる
マーチンゲール法同様、ココモ法も1回の勝利でそれまでの連敗の損失分を全てチャラにしてくれ、しかも利益まで得られるという効果があります。
ココモ法を使えばたとえ3連敗して一時的に収支が-4ドルになったとしても、次に1勝すればその-4ドル分が0になり、さらにそれに加えて1勝分の利益が上積みされるのでトータル収支は+2ドルとなるのです。
「何連敗しようとたった一度の勝利で全ての負けを取り戻せ、さらに利益まで得られる」これがココモ法のメリットのひとつです。
連敗すればするほど勝った時の利益がより大きくなる
ココモ法の最大のメリットはこの「連敗をすればするほど勝った時の利益が大きくなる」という点です。
3連敗の後の1勝よりも5連敗の後の1勝の方が利益がより大きくなるのです。
これは、マーチンゲール法にはないココモ法特有の大きなメリットです。
この「連敗すればするほどより大きく利益が上がる」という点はココモ法とマーチンゲール法、そして通常の賭け方とのトータル収支の比較をするとより明確になります。
ココモ法、マーチンゲール法、賭け方のトータル収支比較
1ゲームあたりのベット額は1ドルとすると、
◆ケース1:3連敗後に勝利した場合のトータル収支は、
- ココモ法・・・+2ドル
- マーチンゲール法・・・+1ドル
- 通常の賭け方・・・-2ドル
◆ケース2:5連敗後に勝利した場合のトータル収支は、
- ココモ法・・・+4ドル
- マーチンゲール法・・・+1ドル
- 通常の賭け方・・・-4ドル
◆ケース3:9連敗後に勝利した場合のトータル収支は、
- ココモ法・・・+22ドル
- マーチンゲール法・・・+1ドル
- 通常の賭け方・・・-8ドル
ケース1では、ココモ法とマーチンゲール法のトータル収支の差は1ドルしかありませんが、ケース3ではトータル収支の差は21ドルにまで広がっています。
このようにココモ法を使った場合、連敗の苦痛に耐えれば耐えるほどその分大きな見返りを得ることができるのです。
マーチンゲール法に比べれば勝ち逃げしやすい
手持ち資金1000ドルで1ゲームあたり1ドル賭ける行為を繰り返して手持ち資金を倍の2000ドルにしようとした場合、マーチンゲール法は勝率1/2ですから1ゲームあたりの期待値は0.5ドルとなり理論上は2000ゲーム必要になります。
ではココモ法の場合はどうでしょうか?
単純に考えれば勝率1/3ですから1ゲームあたりの期待値は0.6666…7ドルとなり、手持ち資金を2000ドルにするには理論上1500ゲーム必要となります。
この時点でもマーチンゲール法よりゲーム数が少なく済みますが、更にココモ法の場合は2で述べた通り「連敗を重ねると一気に大きく稼げる」という特性がありますので実際の必要ゲーム回数は1500ゲームよりもさらに少なくなります。
このようにマーチンゲール法よりも必要ゲーム回数が少なくなる分、手持ち資金が飛んでしまうというリスクが低く抑えられますのでココモ法は勝ち逃げしやすいと言えるのです。
ココモ法のデメリット
そもそもバカラではココモ法に適したゲームが存在しない
これはココモ法というよりもバカラでココモ法を使う際のデメリットなのですが、かなり重要なので先にここで解説してしまいます。
バカラでココモ法を使う時の最大のデメリットは「バカラにはココモ法に適したオッズ3倍、勝率1/3のゲームが存在しない」という問題があります。
これは致命的となりかねない大きなデメリットなのですが、このデメリットへの対策は三つあります。
対策その1:オッズ5倍のイーザーペアで代用する
オッズ5倍、勝率1/5のイーザーペアというバカラのサイドベットゲームでココモ法を使うというものです。
しかしオッズ3倍でやるべきココモ法をオッズ5倍のイーザーペアで行うわけですから、これではオッズ3倍のゲームを使ってココモ法を行うよりも資金の変動幅はかなり不安定になってしまいますのであまりお勧めできる方法ではありません。
対策その2:オッズ5倍用に改良した「5倍改良型ココモ法」を利用する
「オッズ5倍のイーザーペアしか使えないのならココモ法そのものをオッズ5倍に合わせて改良してしまおう」というのがこの方法です。
通常のココモ法は、
「ベット額=(1つ前のベット額+2つ前のベット額)」
というルールに基づいて毎回のベット額を決めますが、この5倍改良型ココモ法は、
「ベット額=(1つ前のベット額+2つ前のベット額+3つ前のベット額+4つ前のベット額)」
というように通常のココモ法に「3つ前のベット額+4つ前のベット額」を追加しています。
後ほどこの5倍改良型ココモ法のシミュレーション表をお見せしますが、通常のココモ法同様にかなり安定した収益を上げることがよく分かるかと思います。
基本的にはこの5倍改良型ココモ法の使用が一番のお勧めになります。
対策その3:オッズ3.5倍のウイニングトータル9に賭ける
ウイニングトータルとは「ノックアウトバカラ」というバカラで採用されているもので「バンカー側もしくはプレイヤー側のいずれか勝った方の数字を当てる」というバカラのサイドベットの一種です。
そしてウイニングトータル9はどちらかが9で勝利を収めれば見事的中となり3.5倍の払い戻しとなります。
このウイニングトータル9というのはココモ法使うにはオッズが高すぎ、かつ、勝率が低すぎるわけですが、ギリギリなんとかココモ法を使える範囲の差とも言えます。
しかし問題があります。
このウイニングトータルは採用しているカジノがまだまだ少ないのです。
現在のところ、このウイニングトータルを採用しているカジノはメタルカジノぐらいしかないので実際にはイーザーペアで5倍改良型ココモ法を使うことになるでしょう。
ただ数は少ないとはいえ、ウイニングトータルを採用しているカジノも存在しているのは事実ではあるので、そのようなウイニングトータルを採用しているカジノで遊ぶことになった場合は通常のココモ法を使ってみるのも良いでしょう。
連敗をしすぎるとテーブルリミットや手持ち資金の上限にかかってしまい強制終了となる
ココモ法はマーチンゲール法とよく似た手法でありますが、デメリットという点でもマーチンゲール法とよく似ています。
ココモ法はいくらでも賭け続けることができる、という条件のもとでは「絶対に負けない、損をしない賭け方」なのですが、実際にはどのバカラでも「テーブルリミット」というベット額の上限額が設定されているのでそのテーブルリミットに達してしまうと損失を確定、つまり損切りせざるを得なくなってしまいます。
テーブルリミットは、ギャンブラーがゲームテーブルで行うことができる最小および最大の賭けです。これは、ゲームテーブルからの利益を最適化するために制限を変更できるという点で、収益管理の形式です。
これに加え、テーブルリミットにかからない場合でもベット額が手持ち資金を超えてしまい強制終了になってしまうという問題もあります。
これらの問題を避けるためにも「1ゲームあたりのベット額はそのテーブルの最低ベット額で賭け続ける」のが原則ですが、それでも15連敗ぐらいするとテーブルリミットにかかるように設定されているカジノがほとんどなのが実情です。
オッズが3倍未満だと使えない
ココモ法はオッズが3倍以上であるゲームにのみ使うことができ、3倍に満たないゲームでは逆に損失が広がってしまいます。
下の表はオッズが2倍のゲームでココモ法を行った時にどのような収支になるのかを示したものです。
ベット回数 | 1ゲームベット額 | 累計ベット額 | トータル利益 |
1 | 1 | 1 | +1 |
2 | 1 | 2 | 0 |
3 | 2 | 4 | 0 |
4 | 3 | 7 | -1 |
5 | 5 | 12 | -2 |
6 | 8 | 20 | -4 |
7 | 13 | 33 | -7 |
8 | 21 | 54 | -12 |
9 | 34 | 88 | -20 |
10 | 55 | 143 | -33 |
表を見ると分かりますが、オッズ2倍のゲームでココモ法を使うと「3連敗以上ではトータル収支ではマイナス」になってしまうということがわかります。
このようにココモ法はオッズが3倍未満のゲームでは全く使い物にならないので、使用できるゲームが限られてしまうというデメリットがあるのです。
連敗した際のベット額の増え方が緩やかなようで実は緩やかではない
(※ここでの説明は通常のココモ法の一般論で、イーザーペアで使う5倍改良型ココモ法には当てはまりません)
下の表は連敗回数と必要ベット額を(通常の)ココモ法とマーチンゲール法で比較したものです。
連敗回数 | マーチンゲール法ベット額 | ココモ法ベット額 |
0 | 1 | 1 |
1 | 2 | 1 |
2 | 4 | 2 |
3 | 8 | 3 |
4 | 16 | 5 |
5 | 32 | 8 |
6 | 64 | 13 |
7 | 128 | 21 |
8 | 256 | 34 |
9 | 512 | 55 |
10 | 1024 | 89 |
これだけを見ると同じ連敗数ならココモ法の方がベット額は低いので、むしろココモ法の方がリスクが低いように感じるかもしれません。
しかし忘れてはいけないのが、ココモ法で使うゲームは勝率が1/3、マーチンゲール法で使うのは勝率が1/2のゲームだということです。
マーチンゲール法で3連敗する確率はココモ法で5連敗する確率とほぼ同じですし、マーチンゲール法で6連敗する確率はココモ法で10連敗する確率とほぼ同じなのです。
マーチンゲール法で3連敗した場合に必要なベット額は8ドルですが、ほぼ同じ確率のココモ法で5連敗した時のはベット額は12ドルもかかります。
また、マーチンゲール法で6連敗した時のベット額は64ドルですがほぼ同じ確率のココモ法で10連敗した時のベット額は89ドルもかかってしまいます。
このようにココモ法は一見するとマーチンゲール法よりもベット額の増え方が緩やかに見えてしまうのですが、実際のところはマーチンゲール法と大差ないベット額の増え方をしてしまうということがわかります。
マーチンゲール法もココモ法も損失リスクという面では実は大差ないのです。
実際にココモ法をバカラで使うには?
さてここからはココモ法をバカラに使うには具体的にどうすればいいのかについて解説していきます。
バカラでのココモ法の実践の前に確認すべき3つのこと
1.ココモ法を使う時はイーザーペアかウイニングトータル9に賭ける
ココモ法のデメリットの項目で説明しましたが、ココモ法はオッズ3倍、勝率1/3の条件を満たすゲームがいいのですが、現実にはそうピッタリとハマるゲームがバカラには存在しません。
このためココモ法をバカラで行おうとすると、
- オッズ5倍のユーザーペアで5倍改良型ココモ法を行う
- ウイニングトータル9で通常版ココモ法を行う
の2択となります。
ただ、ウイニングトータル9は採用しているオンラインカジノがほとんどないので、実際にはイーザーペアで5倍改良型ココモ法を行うことになるでしょう。
2.1ゲームあたりのベット額はそのテーブルの最低ベット額(ミニマムベット)にする
バカラでココモ法を行う場合、1ゲームあたりのベット額はそのテーブルの最低ベット額(ミニマムベット)にします。
これはベット額が小さければ小さいほど連敗によるベット額の増加に耐えやすくなるからです。
もちろんミニマムベットにしてしまうと1ゲームあたりの利益は小さいものになります。
資金の増え方があまりにもちまちまとしたもになるのでイライラするかもしれませんが、ココモ法というのはマーチンゲール法同様コツコツと気長に賭け続ける手法なのでその辺は割り切るしかありません。
3.シミュレーション表を使い何連敗で強制終了(損切り)となってしまうかを確認する
ココモ法はテーブルリミットがベット額の上限に達してしまうか、もしくは資金の上限に達してしまうといやおうなしに強制終了させられて損切りせざるを得ないという問題があります。
そのため事前に次で紹介する「5倍改良型ココモ法シミュレーション表」を使って事前に「何連敗するとテーブルリミットにかかってしまうのか、もしくは連敗するとどれくらいで資金の上限にかかってしまうのか」を調べてください。
バカラでのココモ法の実際のやり方
事前確認の次は実際にバカラでココモ法を試してみることにしましょう。
バカラでのココモ法のやり方は難しいものではなく、
- 賭ける対象は「イーザーペア」か「ウイニングトータル9」のどちらか
- イーザーペアの場合は負けたら次のベット額は5倍改良型ココモ法(「ベット額=1つ前のベット額+2つ前のベット額+3つ前のベット額+4つ前のベット額」)を使う
- ウイニングトータル9の場合は負けたら次のベット額は通常のココモ法(「ベット額=1つ前のベット額+2つ前のベット額」)を使う
- 勝ったら次のゲームのベット額は初期金額に戻す
この四つのルールを守って機械的に賭け続けるだけです。
主観による余計な予想などは一切入れてはいけません。
ココモ法シミュレーション表(2種類)
通常版ココモ法シミュレーション表(ウイニングトータル9で使用)
※下記の表はベット額1ドルから開始、オッズは3.5倍で計算。
ベット額の計算式は「1つ前のベット額+2つ前のベット額」
連敗回数 | ベット額 | 合計必要資金 | 勝利時の配当 | 勝利時のトータル収支 |
0 | 1 | 1 | +3.5 | +2.5 |
1 | 1 | 2 | +3.5 | +1.5 |
2 | 2 | 4 | +7 | +3 |
3 | 3 | 7 | +10.5 | +3.5 |
4 | 5 | 12 | +17.5 | +5.5 |
5 | 8 | 20 | +28 | +8 |
6 | 13 | 33 | +45.5 | +12.5 |
7 | 21 | 54 | +73.5 | +19.5 |
8 | 34 | 88 | +119 | +31 |
9 | 55 | 143 | +192.5 | +49.5 |
10 | 89 | 232 | +311.5 | +79.5 |
11 | 144 | 376 | +504 | +128 |
12 | 233 | 609 | +815.5 | +206.5 |
13 | 377 | 986 | +1319.5 | +333.5 |
14 | 610 | 1596 | +2135 | +539 |
5倍改良型ココモ法シュミレーション表(イーザーペアで使用)
※下記の表はベット額1ドルから開始、オッズは5倍で計算。
ベット額の計算式は「1つ前のベット額+2つ前のベット額+3つ前のベット額+4つ前のベット額」
連敗回数 | ベット額 | 合計必要資金 | 勝利時の配当 | トータル収支 |
0 | 1 | 1 | +5 | +4 |
1 | 1 | 2 | +5 | +3 |
2 | 1 | 3 | +5 | +2 |
3 | 1 | 4 | +5 | +1 |
4 | 4 | 8 | +20 | +12 |
5 | 7 | 15 | +35 | +20 |
6 | 13 | 28 | +65 | +37 |
7 | 25 | 53 | +125 | +72 |
8 | 49 | 102 | +245 | +143 |
9 | 94 | 196 | +470 | +274 |
10 | 181 | 377 | +905 | +528 |
11 | 349 | 726 | +1745 | +1019 |
12 | 673 | 1399 | +3365 | +1966 |
13 | 1297 | 2696 | +6485 | +3789 |
14 | 2500 | 5196 | +12500 | +7304 |
ココモ法を使用してバカラで勝つには
事前に目標金額を設定してできるだけ早く勝ち逃げすることを考える
ココモ法はマーチンゲール法同様に「理論上は」負けない、確実に勝てる方法なのですが、前述のように実際にはテーブルリミットや手持ち資金の上限という問題があります。
そのため、稀に発生する長期連敗に運悪く当たってしまうと簡単に資金を飛ばしてしまうのです。
そのような事態を避けるためにできることは「事前に獲得目標金額を設定して、もし目標金額に到達したらきっぱりとその場でゲームをやめる」ということです。
「目標金額を達成したけど、今日はなんか調子がいいからこのまま勢いに乗って賭け続けてみよう」などとという行為はご法度です。
そのようなことを言った途端、直後に長期連敗にはまってしまい稼いだお金のみならず元からあった資金まで飛ばすなどということになりかねないのです。
「目標金額を稼いだらとっとと勝ち逃げ!」
これがバカラでココモ法を行う上で大切なことなのです。
ココモ法は連敗しやすいゲームだと覚悟した上でバカラに挑む
マーチンゲール法は勝率が1/2なのでそれほど連敗をせず、勝ったり負けたりを繰り返します。
ところがココモ法の場合は勝率が1/3、つまり1勝2敗のペースでゲームが進んでいきます。
つまり「2連敗以上するのが当たり前」の手法、及びゲームなのです。
このため、賭けが外れて賭け金が没収される光景をたくさん見ることになってしまい、メンタル的にかなりきつくなってしまいがちです。
このメンタル面のダメージを少しでも軽くするためにも「ココモ法は事実上2敗が1敗なんだ」と事前に何度も何度も自分に言い聞かせ、頻繁に訪れる6連敗や8連敗でストレスを溜め込んだり動揺してミスを犯したりなどということがないようにしなくてはなりません。
ココモ法はただでさえベット額の計算を間違えやすい手法ですので、集中力を欠いた状態でココモ法を使うとベット額を間違えるというミスにつながりやすいのです。
バカラでココモ法を使用する際の注意点
ココモ法ではシミュレーションは特に大事
ココモ法はマーチンゲール法など他の手法以上にシミュレーションが大きな意味を持ってきます。
というのもココモ法は、
- ベット額の計算をミスしやすい
- 6連敗8連敗が当たり前のように来るので精神的に動揺しやすい
という2つの問題があるからです。
事前にシミュレーションしていないと制限時間に焦ってしまい間違ったベット額を賭けてしまったり、長期連敗に動揺してしまいココモ法のルールを崩した賭け方をしてしまって余計に傷口を広げてしまったりという事態が起こりかねません。
これらを避けるためにも実際にバカラでココモ法を使う前に何度もシミュレーションし、機械的に流れ作業でココモ法のルール通りにベットを行えるように体に覚えこませてください。
損切ラインを決めておこう
ココモ法は「テーブルリミットめいいっぱいまでベット額を増やし続ける」もしくは「資金が尽きるまでベットし続ける」というやり方をする人が多いようです。
これは「たった1勝で一気に形勢逆転できる可能性があるんだからギリギリまであきらめきれない」という心理が影響しています。
もちろんこれも一つのスタイルと言えるのでしょうが、できればそのようなギリギリのラインで損切りをするのではなく、もう少し早い段階で損切りするというやり方の方が賢明といえます。
というのも、手持ち資金めいいっぱい、もしくはテーブルリミットいっぱいまで賭ける癖がついてしまうと金銭感覚が麻痺してしまい、手持ち資金をすべて失っては入金し、また手持ち資金をすべて失っては入金しを繰り返してしまい、バカラが遊びの範疇を超えて生活がかかったギャンブルになってしまうからです。
実際このようにバカラに大ハマりした結果、会社の金およそ100億円に手をつけて特別背任で経営トップが逮捕された大王製紙事件はまだ記憶に新しいところです。
大王製紙の創業家経営者である井川意高が、2010年4月から2011年9月までの総額で、100億円を超える金銭(正確には106億円)を不正に引き出していた事件で、経営者辞任から刑事事件に発展した。
上場企業の創業家経営者が、個人的なカジノの賭け金のために、子会社から多額の資金を引き出し、それを横領する形で私的に流用したことで、会社に損害を与えた事件として注目された。
引用:Wikipedia
普段から冷静に手を引く癖をつけておかないと、この事件起こした経営トップのように手を付けてはいけない金に手を出してしまいかねません。
オンラインカジノにしろバカラにしろ、あくまでもお遊び、気晴らしに過ぎないんだということを忘れないようにしてください。
バカラのココモ法のまとめ
ココモ法はマーチンゲール法によく似ていますが「マーチンゲール法にはない、一気に爆発的に資金が増える」という楽しみも味わえるとても魅力的な手法です。
マーチンゲール法に比べると計算がやや複雑だったり使用できるゲームが限られているなど制約はありますが、それらデメリットを考慮しても長期の連敗後に来る「ドカンと大儲け」する感覚はかなり気持ちがいいものがあります。
ココモ法特有の「長期連敗後のビッグウィン、爽快感」を皆さんも是非味わってみてください。