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新アルゴリズムで盗まれたビットコインの追跡が可能に

イギリスの名門、ケンブリッジ大学で教授を務めるRss Anderson氏と、その研究チームは、

仮想通貨のトランザクションプロセスを追跡しうる新アルゴリズムを開発したと発表しました。

アルゴリズムは「Tainchain」と名付けられ、資金洗浄などの犯罪行為のパターンも導き出すことが可能になる技術だということです。

新たなアルゴリズムは、19世紀にイギリスで採用された法律の中の「FIFO」というメソッドが基盤となっています。

FIFOとは、預金を引き下ろす際、新しく振り込まれた預金から順に引き下ろすというメソッドで、この考え方を利用すれば犯罪行為を導き出すことが可能になるといいます。

直近の仮想通貨ハッキング被害

仮想通貨のハッキング事件は後を絶ちません。

日本においても、2018年中にはCoincheckZaifの大手取引所2社がハッキング事件により巨額の損失を計上しました。

そして、直近で話題になっているハッキング事件は、「仮想通貨取引所クリプトピアの4億円流出事件」です。

 

クリプトピアはニュージーランドに拠点を置く仮想通貨取引所で、2019年1月現在はすべての取引提供を停止しています。

日本語訳

1月14日、仮想通貨取引所Cryptopiaへの「重大な損失」を伴うセキュリティ被害が判明しました。

被害状況確認のため、現在は緊急メンテナンスを行っています。

警察当局にもすでに通報しており、捜査結果が判明するまでメンテナンス状態を継続し、すべての取引サービスを中止する予定です。

ご迷惑をおかけしますが、解決に向け全力で取り組み、最新状況は逐一お知らせいたします。

1月24日現在、Crypotopiaは被害状況を調査中であり、その詳細について公式の発表はなされていません。

ただ、現地メディアStuffの報道によると、被害に遭った仮想通貨は合計で2つ、被害額合計は360万USD(約4億円)に上ります。

流出通貨額の内訳は以下の通りです。

ただ、これはあくまでも「推測」であり、正確な被害額はクリプトピアの発表を待つほかありません。

 

1月20日には、ブロックチェーンインフラ企業のエレメンタス(Elementus)が、「計1600万USD(17億5,000万円)相当の仮想通貨が流出している」と調査結果を報告しました。

流出通貨額の内訳は以下の通りです。

  • イーサリアム(ETH):約28,500ETH(360万USD)
  • デンタコイン(DCN):約220億DCN(約240万USD)
  • その他複数銘柄:約500万USD

被害額合計は約1,100万USD(約12億円)に上り、先述した現地メディアStuffの報道とは異なる調査結果になります。

 

どちらの調査結果が正しいのかは不明ですが、現地メディアStuffがハッキング被害を調査した期間が2日だったのに対し、

エレメンタスは1週間近くかけてトランザクションや取引情報を調査しています。

 

よって、より正確なのは時間をかけて調査したエレメンタス社の調査結果であるという見方が強いです。

ハッキング犯追跡の現状

仮想通貨のハッキング犯を特定するのはきわめて難しいとされています。

 

例えば、ビットコインのような仮想通貨は、すべてのトランザクションが記録・公開されています。

よって、ある口座から別の口座へ送金された際、その送金金額を確認することが可能です。

しかし、ビットコインが細分化された場合、追跡することは難しいといわれています。

 

ビットコインには、特別・匿名性に長けた技術が採用されているわけではありません。

ただ、公開されているトランザクションから「どの口座が誰のものか」を特定することはできず、ビットコインを含めほとんどの通貨はある程度の秘匿性を保っています。

 

ハッキング捜査においてはその「秘匿性」がネックポイントとなり、犯人特定の進展を妨げる要因となります。

つまり、今回ケンブリッジ大学で教授を務めるRss Anderson氏とそのチームが開発する新アルゴリズムは、現在起きているハッキング被害を緩和できる可能性があるとして、注目されています。

【参考文献】

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