アメリカの大手クレジットカード企業であるアメックスが、11月9日に中国の中央銀行から中国国内におけるクレジットカードによる決済の承認を受けたことが明らかになりました。

米American Express Co(AXP.N)は2020年までに、世界最大の銀行カード市場になるための直接的なアクセスを得るため、中国でのカード決済を承認した。

引用:REUTERS

今回の報道はロイターによるものですが、報道によるとアメックスは中国国内の決済大手企業であるLianLianのネットワークを利用するということです。

アメックスの中国進出の狙い【中国EC市場との関係】

中国元

ロイターの報道によると、アメックスは中国決済大手のLianLianのネットワークを利用し、中国元(YYuan)の国内決済システムを構築することとなります。

アメックスが中国に進出した背景として考えられるのは以下の2点です。

  • EC(電子商取引サービス)市場の拡大
  • 2020年には100億枚のクレジットカードが使われるという予測

中国におけるEC市場の発展が目覚ましく、iReserchがまとめた中国EC市場の成長率と総流通額が以下になります。

中国のECサイトとしてメジャーなのはアリババグループとJD.comであり、この2つで中国のEC市場の8割以上を占めています。

そして、アメックスが中国に進出した背景には以下の3点があります。

  • EC市場の拡大理由とクレジットカード需要の高まり
  • アメックスの狙いとリップル社の関係
  • リップル社のメリット

では、1つずつ見ていきましょう。

EC市場の拡大理由とクレジットカード需要の高まり

中国のEC市場が拡大した理由は2つあります。

まず1つ目に挙げられるのは「デジタルペイの発展と普及」です。

中国のデジタルぺイメント化(キャッシュレス化)は世界でもトップレベルで、日常の決済場面でもほとんど現金が使われることはありません。

デジタルぺイメント化が進んだことで、インターネット上の決済を現金で行うことがなくなり利便性が飛躍的に向上したことが、結果的に中国人のECサイトへの流入を増やした要因の一つとなりました。

そして、もう一つの要因として中国における「中・上流階層人口比率の増加」があります。

つまりは裕福な中国人が増えたことで、消費量も増加したということです。

中国の産業は発展を続け、ここ10年の経済成長率は世界トップレベルを保っており、今後もその勢いは続くと予想されています。

そして、中国が発展すればするほど中国国内の消費が増加し、結果的にはEC市場も拡大を続けます。

EC市場の拡大が続けば、それに伴いクレジットカードの需要も増えるというわけです。

アメックスの狙いとリップル社の関係

先述した理由から、中国国内で利用されるクレジットカードの数は2020年までに100億枚を超えるといわれており、そこに目を付けたのがアメリカクレジットカード企業大手の「アメックス」でした。

アメックスにネットワークを提供した中国決済大手のLianLian社はすでに1億5,000万をこえるユーザーを抱えています。

そして、今回の承認は、アメリカの決済企業が初めて中国におけるECへの直接アクセスを確保し、LianLianという巨大なネットワークを確保しつつ、同じアメリカ大手企業であるVISAやマスターカードよりも早く中国市場へ進出できたことになります。

ライバル企業よりも早く中国のEC市場というおおきな戦場で優位に立つことが、アメックスの狙いだだったと考えられます。

実はアメックスとLianLianはどちらもリップル社の提携企業で両社ともリップルの送金サービスxCurrentを利用しています。

つまり、アメックス(米)とLianLian(中国)の手をリップル社が握らせたということですね。

両企業の手を握らせたリップル社のメリットは?

先述した通り、アメックスとLianLianはリップルネットに加入しています。

つまり、両社が提携するという今回の報道はリップル社にとって、中国の国内決済において他の海外決済サービスよりも早く優位なポジションを取ることが出来たいう大きなメリットがあると考えて良いでしょう。

【参考文献】

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