Kraken(クラーケン)取引所のwiki的基本情報・特徴・手数料・登録方法・比較・利用するメリット・デメリットまとめ

仮想通貨取引をしているなら一度は耳にしたことがあるであろうKraken(クラーケン)取引所。

Kraken(クラーケン)取引所はセキュリティが高いと評価を受けており、海外では多くの人が利用しています。

また、過去には日本にも参入していた時期もあることから、日本人で知っている人は多くいるかもしれませんね。

では、Kraken取引所はどんな特徴を持っている取引所なのか、特徴や利用するメリット、デメリットを交えながら紹介しますから、ぜひ海外取引所を利用する際には検討してみて下さいね。

Kraken(クラーケン)取引所のwiki的基本情報

KrakenFX

仮想通貨取引所名 Kraken(クラーケン)
独自トークン有無 -
設立日 2011年
運営会社 Payward.Inc
CEO
  • Jesse Powell(ジェシー・パウエル)
  • 日本事業代表者:宮口礼子
取引所がある国 アメリカ
公式ホームページ kraken.com
日本語対応
日本人対応
取扱銘柄数 17種類
公式ニュース(ブログ) プレス
公式Twitter @krakenfx
Facebook KrakenFX
YouTube -
TelegramID -

Kraken(クラーケン)取引所とは/歴史

Krakenは2011年にアメリカのサンフランシスコで設立された取引所です。

ユーロ市場での利用が多いため、ユーロでの取引がメインになりますが、米ドル、カナダドル、イギリスポンドでも取引が可能で、海外取引所では珍しい日本円での取引も可能です。

またKrakenは、セキュリティランキングの中で最も安全なビットコイン取引所だと評価を受けたこともあり、そのセキュリティ体制にはユーザーも安心して利用できるとの声もあります。

そんなKrakenですが、2014年10月に日本へ進出したこともあります。

2015年7月には日本の証券会社マネーパートナーズグループと業務提携をしたこともあり、日本での活躍が期待されていましたが、2018年6月ビジネスコストの増加により、日本から徹底しています。

とはいっても、一旦日本から廃止するということであって、今後も日本市場への再参入も検討しているとのことです。

Kraken(クラーケン)取引所の基軸通貨一覧

以下はKrakenで取り扱われている基軸通貨一覧です。

日本円のみならず、ドルやユーロにも対応している点はKrakenの特徴とも言えますね。

BTC CAD ETH JPY USD
USD EUR

Kraken(クラーケン)取引所の上場通貨一覧

Krakenが取り扱っている通貨は17種類です。

海外取引所の中では比較的取り扱い通貨数が少ない印象がありますが、ビットコインはもちろんイーサリアム、ライトコイン、ダッシュなどの主要通貨は取り扱っています。

BTC XRP ETH BCC DASH EOS
ETC GNO ICN LTC MLN REP
USDT XDG XLM XMR ZEC

Kraken(クラーケン)取引所の特徴

では続いてKrakenの特徴を見ていきましょう。

Krakenで押さえておきたいポイントは以下の3つですので、1つずつ見ていきましょう。

  • 取引手数料が安い
  • 日本語対応
  • セキュリティが高い

取引手数料が安い

Krakenの取引手数料については、国内取引所と比較すると非常に安いです。

Krakenの取引手数料は0~0.26%に設定されています。

国内取引所の多くは取引手数料に加え、スプレッドを支払うことがあるため、その分手数料がかかります。

ですから、Krakenの取引手数料が低い点は仮想通貨取引を行うユーザーにとって魅力的ですね。

日本語対応している

Krakenは過去に日本に参入したこともあり日本語に対応しています。

海外取引所の多くは日本語に非対応のため、日本人にとっては貴重で使いやすい取引所だと言えるでしょう。

ただしKrakenのアプリについては日本語に対応しておらず、英語のみです。

取引するだけであればそれほど難しい単語は出てこない為、特に問題はないでしょう。

セキュリティが高い

最後にKraken最大の特徴は、セキュリティが非常に高いことでしょう。

Krakenが行っている主な対策として、

  • コールドウォレットで保管(オフライン上に保存しているためハッキング不可)
  • 二段階認証の導入
  • パスワードの複雑化(単純パスワードは登録できない)
  • 個人認証(IDセルフィーなど提出)しないと取引できない

日本では金融庁による厳しい審査の上、認可された取引所しか国内では運営できなくなりましたが、その日本の取引所と比較してもトップクラスのセキュリティレベルを誇ります。

対策の一つでも挙げましたが、個人認証レベルによって利用できるサービスが異なります。

個人認証レベルは段階に応じて内容も異なる為、セキュリティ性が高いKrakenならではの取り組みと言えるでしょう。

以下の表は、認証レベルに応じた登録内容でしたり、Kraken取引所で使える機能を記載しています。

認証レベル 内容
認証レベル0 登録がメールアドレスのみ。ウェブサイト閲覧のみ可能
認証レベル1 個人情報の登録。仮想通貨の入出金・売買が可能。限度額あり。
認証レベル2 限度額アップ
認証レベル3 身分証・住所確認・IDセルフィーの承認が必要。法定通貨の入出金も可能。限度額あり。
認証レベル4 署名の申込書の提出により限度額アップ。

Kraken(クラーケン)の手数料について

では、次にKrakenの手数料を見ていきましょう。

先にお伝えしておきますが、先述した通り申請内容によって認証レベルが異なり、それによって手数料も変動します。

すべてをこの記事だけでお伝えすることは難しいので、今回は基本的な手数料のみを挙げていきます。

まずは入金手数料です。

入金手数料はビットコイン入金でも日本円入金でも無料になります。

ただし注意すべきは各取引所もしくは各銀行が定める振込手数料が発生します。

ちなみに海外取引所の中で日本円を入金できるのは珍しいですね。

とはいっても認証レベル3以上の申請が認可されていなければなりませんが...

取引手数料については、0~0.26%に設定されています。

これは認証レベルと取引額によって変動をします。

Kraken取引所には非常に細かく手数料が定められている為、直接Krakenの公式サイトで確認した方が良いですね。

Kraken(クラーケン)を利用するメリット

様々な通貨ペアでの取引が可能

Krakenは世界中で利用されているため、様々な法定通貨と仮想通貨の取引が出来ます。

国内取引所では原則日本円と仮想通貨の取引になりますが、トレンドに乗っている通貨ペアの取引をすることで思わぬ利益を得る可能性があります。

取引量が世界トップクラス

Krakenのビットコイン取引シェアは世界でも上位にあります。

そのため流動性があり、安定的な取引が行えます。

クラーケンがヨーロッパ進出

アメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコに本拠を置く大手仮想通貨取引所のクラーケン(Kraken)が2月4日、イギリスで仮想通貨交換業と先物取引を展開しているクリプト・ファシリティーズ(Crypto Facilities)を買収したことがクラーケンの公式ブログより明らかとなりました。

今回の報道により、大手仮想通貨取引所であるクラーケンが、正式にヨーロッパ進出を果たしたことになります。

公式ブログには9桁という発表がされていますが、1億ドル(約110億円)を超えると一部では想定されています。

そして、今回の買収金額は2019年における仮想通貨業界の最多額の買収金額です。

欧州初となる仮想通貨先物取引を開始

今回、先物取引を展開しているクリプト・ファシリティーズを買収発表をした数時間後に、クラーケンのTwitterでは欧州初となる「仮想通貨先物取引」を開始することを発表しています。

日本語訳

Krakenは4憶ドルの評価で資金調達を完了し、100人の開発者と共に成長し、顧客に優しいブランドを明かし、クリプト・ファシリティーズの仕組みを使用して、先物取引を開始します。

そして、先物取引として開始される主要銘柄5つは以下の5銘柄です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

各銘柄のレバレッジ率などについては下記の表をご覧下さい。

尚、XRPについては、ドル建て、BTC建ての両方が存在しますが、最大レバレッジは25倍にまで設定されています。(詳しくはこちら

通貨ペア レバレッジ率
BTC/USD 50倍
ETHUSD 50倍
LTCUSD 50倍
BCHUSD 50倍
XRPUSD 25倍
XRPBTC 25倍

クラーケンの買収をアナリストが言及

クリプト・ファシリティーズを買収したことで、先物取引を開始することになった大手仮想通貨取引所クラーケンですが、今回の買収で「現物取引及び先物取引」両方を取り扱う仮想通貨取引所になりました。

このことについて仮想通貨アナリストであるJoseph Young氏は、Twitterで次のことをツイートしました。

日本語訳

KrakenがCrypto Facilitiesを1億ドル以上で買収したことで、同社はヨーロッパの投資家にBitcoin先物およびインデックス商品を提供できるようになります。

2019年最大の取引、ヨーロッパの暗号化市場に大規模。

・価格=弱気相場
・インフラ構築=強気相場

また、クラーケンの創設者であるJesse Powell(ジェシー・パウエル)氏は、欧州で提供される初の仮想通貨先物商品が他の仮想通貨取引所から差別化を図るのに有益だとして、次の様に語っています。

Jesse Powell氏

これらの業界をリードする先物商品やインデックス商品に適格なクライアントを紹介できることを嬉しく思います。

今後数カ月間、私たちのチームはこれらの製品を強化し拡大していきます。

2019年には、トレーダーや機関投資家向けの優れた商品を販売していることでしょう。

クラーケンは、買収によって「仮想通貨のスポットと先物取引における世界的なリーダー」ができると発表しており、アメリカのクラーケンとイギリスのクリプト・ファシリティーズが手を組んだことで、世界にどのような影響を与えていくのかに注目が集まっています。

今後、仮想通貨界で、今回のような国をまたいでの買収は増えてくるかもしれませんが、これが相場や仮想通貨の普及にどのような影響を与えていくのか。

クラーケンの今後の展開が、世界の各企業に与える影響は大きなものになったことは確かです。

クラーケン取引所の仮想通貨先物取引は順調な滑り出し

イギリスで仮想通貨交換業と、仮想通貨先物取引事業を展開しているクリプト・ファシリティーズ社が先月の買収の影響で、

仮想通貨先物取引のみの取引量が10億ドル(約1,119億円)に到達したことが明らかになりました。

クリプト・ファシリティーズとは?

クリプト・ファシリティーズ/Crypto Facilitiesは、イギリスにて仮想通貨取引事業を展開している企業です。

主に仮想通貨交換業と仮想通貨先物取引事業を行っており、先物取引にかんしてはイギリスの金融規制当局であるFCAから認可を取得しています。

同社は2019年2月4日、アメリカの大手仮想通貨取引所 クラーケン/Kraken に買収され、クラーケンは「現物取引及び先物取引」の両方を取り扱う、欧州初の企業となったことを報告しています。

クリプトファシリティーズ社の傘下企業幹部の Sui Chung氏は、今回のニュースを報じた仮想通貨メディア 「コインデスク/coindesk」 の取材に応じ、

クラーケンによる買収がプラスに働いていること、滑り出しが順調であることなどについて次のようにコメントしました。

私は、アメリカの大手仮想通貨取引所であるクラーケンによる支援(買収)が、クラーケンのコモディティを忠実なユーザーベースにするのに役に立っていると考えています。

また、「クラーケン」というブランディングは非常に重要な役割を果たしている。

クラーケンが欧州の仮想通貨先物取引企業を9桁で買収

アメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコに本拠を置く大手仮想通貨取引所のクラーケン(Kraken)は2月4日、

イギリスで仮想通貨交換業と先物取引を展開しているクリプト・ファシリティーズ(Crypto Facilities)を買収したことをクラーケンの公式ブログによって明らかにしました。

日本語訳
Krakenは4憶ドルの評価で資金調達を完了し、100人の開発者と共に成長し、顧客に優しいブランドを明かし、クリプト・ファシリティーズの仕組みを使用して、先物取引を開始します。

クラーケンに買収されたクリプトファシリティーズ社は、以下5銘柄を仮想通貨先物取引に対応させています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

詳しいことは以下の記事をご覧いただきたいが、クラーケンによるクリプトファシリティーズ社の買収額は9桁ドル(約110億円)を超えていると報道されており、

の買収金額は2019年の仮想通貨業界における最高額の買収金額となります。

クリプト・ファシリティーズ:買収前後の比較

コインデスクの取材に応じた、(クリプトファシリティーズ社傘下企業)幹部のSui Chung氏によると、クラーケンの買収により、同社の取引額、ユーザー数などに大幅な変化が見られたといいます。

大幅な変化が見られたとされるポイントは以下の通りです。

  • 先物取引の取引額が10億ドルに到達
  • 取引量が565%増加
  • 発表前と後の5日間で、流動性が200%増加
  • マイナーコインに限れば、流動性が1,000%増加

Sui Chung氏によると、買収前後の月(1月と2月)における「新規ユーザー数」を比較すると、ユーザー数は先月比で400%増加しており、

これは2月4日(買収発表日)以降に登録した新規ユーザー5,000人以上に相当する数だとといいます。

また、同氏が注目しているのは、新規ユーザーのほとんどがイギリス(クリプトファシリティーズの拠点)ではなく、アメリカ(クラーケンの拠点)に籍を置いている点です。

この理由についてChung氏は次のように分析しており、「クラーケンユーザーからの支持がクリプトファシリティーズにとって有用である」とも語りました。

アメリカでは、仮想通貨の先物取引がアメリカ商品先物取引委員会によって禁止されているため、アメリカを拠点とするユーザー・企業は国内で先物取引を行うことができない。

その結果、(特にクラーケンユーザーは)こちらに流れてくる。

クラーケンのユーザーは、非常に大きな声で「どんな製品を見たいのか」「どんな機能が欲しいのか」ということを伝えてくれる。

このようなフィードバックは、我々のような商品開発者にとって非常に有用です。

Kraken(クラーケン)を利用するデメリット

スワップ手数料が高い

スワップ手数料とは、簡単に言うと「金利」のことです。

国内取引所でスワップ手数料がかかる取引所はあまり聞きませんが、Krakenでは保有している時間に応じてスワップ手数料が発生します。

4時間ごとに0.02%かかります。

日本円入金は銀行振込のみ

Krakenに日本円を入金する場合、銀行振込のみ対応しています。

国内取引所の多くは、クレジットカード決済やコンビニ入金などにも対応していますが、Krakenでは対応していません。

海外銀行への振込は送金手数料が高く、事前の登録や窓口でないと送金できない銀行もあります。

Kraken(クラーケン)を他の取引所と比較!

Krakenと国内取引所の比較を簡単な表にしてみました。

主な取引手数料、ユーザー数、取り扱い通貨数の3点を比較しています。

取引所名 取引手数料 ユーザー数 取扱通貨(主要通貨)
Kraken 0~0.26% 400万人 16種類

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • ダッシュ
ビットフライヤー 0.15% 200万人 7種類

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リスク
ザイフ 0% 73万人 14種類

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リスク
ビットバンク 0.15% 40万人 6種類

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル

Kraken(クラーケン)の登録方法

ここからはKrakenの口座登録方法を書いていきます。

まずはKraken公式サイトにアクセスします。

「新規登録」を選択すると新規登録用フォームが現れますので、ここに「メールアドレス」・「ユーザー名」・「パスワード」を入力します。

ユーザー名はニックネームでも構いません。

利用規約を確認し同意できればチェックをし、新規登録ボタンをクリックします。

すると「アカウントの確認」という画面に移ります。

先程入力したメールアドレスに確認コードが届きます。

この確認コード・ユーザー名・パスワードを入力するとログインできるようになります。

ここまで行うと、先述した「認証レベル0」という段階になります。

よってこのままでは入出金や取引を行うことは出来ません。

認証レベル1の申請方法

入出金や取引を行うために認証レベル1の申請を行います。

認証申請ページに移り、氏名・生年月日・居住国・電話番号を入力し、申請します。

注意点は登録後に変更が出来ないということです。入力間違いや虚偽の入力をすると、今後の認証を受けられない可能性が非常に高くなります。

正確に慎重に入力しましょう。

認証レベル2の登録方法

続いて、認証レベル2の申請です。

ここでは住所の入力となります。入力が終わったら申請します。

認証レベル3の登録方法

次に認証レベル3の申請です。

認証レベル3では、まず口座開設目的や職業を選択します。

その後、本人確認書類をアップロードして提出します。

書類は全部で3つ提出します。

  1. 身分証明書
  2. 現住所確認ができる書類
  3. ID確認写真

それぞれ有効な書類は以下の通りになります。

身分証明書

  • パスポート
  • 運転免許証
  • 在留カード

現住所確認ができる書類

  • 住民票
  • 公共料金の請求書
  • 銀行明細
  • クレジットカード明細書

ID確認写真

  • 身分証明書と一緒に自身の顔がはっきり分かるように撮影

全てアップロードが完了したら申請します。

認証レベル4の登録方法

最後に認証レベル4です。

認証レベル4は高額個人用アカウントか法人アカウントとなります。

作成したい場合はカスタマーサポートへ問い合わせをする形になります。

登録方法は以上になります。

自身がどのレベルで入出金や売買をしたいかによって、申請する段階も変わってくると思います。

公式サイト内にも認証レベルの詳細が記載されているので、確認しながら進めることをおすすめします。

Kraken(クラーケン)で購入できるおすすめコイン3選

Krakenが取り扱っている通貨の中で、おすすめの通貨とその特徴を簡単に挙げていきます。

リップル(XRP)

リップルは送金・決済に特化した仮想通貨と言われています。

送金もしくは決済が完了するまでの時間は約4秒です。

仮想通貨の中で最も有名なビットコインは約10分かかります。これと比較をすると相当早いことが分かると思います。

また世界の銀行や世界的企業とも業務提携を結んでいて、実用化に向けた実験が進められているとされています。

本格的な実用化に向けた仮想通貨の一つであると言えるでしょう。

ライトコイン(LTC)

ライトコインはビットコインの補助的な役割を果たすコインとして注目を集め、ビットコインの欠点を補うコインとされています。

ビットコインの大きな欠点は2つあります。

一つは決済スピードが遅いということです。

リップルの部分でも書きましたが、ビットコインの決済スピードは約10分かかります。これに比べてライトコインは約2.5分で完了します。

もう一つはスケーラビリティ問題です。

仮想通貨に関する取引は、その情報量が膨大なため、短時間に多くの取引が集中すると処理しきれなくなり、取引が停止したり、サーバーに接続できなくなるということがあります。

ビットコインでは実際にスケーラビリティ問題が発生しました。

ライトコインはこれを防止するため、処理データの容量を少なくして、処理できるように改善しました。

ライトコインはビットコインをベースにした進化版だと言えそうです。

モネロ(XMR)

モネロの大きな特徴としては匿名性が高いことです。

ステルスアドレスと呼ばれる技術を採用しています。

送金するときに一時的にワンタイムアドレスを作り、それを経由して取引します。

閲覧用アドレスと送金用アドレスの2種類存在し、送金アドレスについては取引ごとにワンタイムパスワードが発行されるため、実質1回きりのアドレスになります。

よって外部から追跡されることが出来なくなります。

また一般的な仮想通貨の取引では公開鍵を発行し、取引をします。

これにより誰が公開鍵を発行したか、要は誰が送金したかが特定できます。

(個人が特定されることはありませんが、、)

モネロはリング署名という技術を用いて、複数名が公開鍵に署名をして、発行します。

よって複数名のうち誰かが送金したというところまでしか特定できません。

このステルスアドレスとリング署名の2つの技術で、匿名性の高さを確保しています。

Kraken(クラーケン)取引所のまとめ

一般的な海外取引所と比較をすると扱っている仮想通貨の種類は少なく感じますが、主要通貨は扱っていますし、日本語にも対応していて、かつ日本円の入金もできる数少ない海外取引所なので、日本人も馴染みやすい取引所だと個人的に感じます。

セキュリティレベルも高く、安心感のある取引所という印象ですが、やはり認証レベルの点が少し複雑に感じます。

申請しなければならない内容や認証レベルによって何が可能なのかをあらかじめ理解しておく必要があると感じます。

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