bellcoin_banner600-500_1 (1)
bellcoin_banner600-500_2 (1)
bellcoin_banner600-500_3
bellcoin_banner600-500_3
bellcoin_banner600-500_1 (1)
bellcoin_banner600-500_2 (1)

イーサリアムクラシックへの51%攻撃の発生をCoinbaseが報告

アメリカ最大の仮想通貨取引所Coinbaseは2019年1月8日、仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)のブロックチェーン上で51%攻撃によるReorg(※1)を確認したことを明らかにしました。

※1.

Reorgは分岐したチェーンを1つに統合する作業を意味します。

チェーンが分岐する要因はいくつかありますが、今回のReorgは「51%攻撃」という悪意を持ったマイナーによるものです。

以下がCoinbaseによる報道をまとめたものになります。

On 1/5/2019, Coinbase detected a deep chain reorganization of the Ethereum Classic blockchain that included a double spend. In order to protect customer funds, we immediately paused interactions with the ETC blockchain.we detected 12 additional reorganizations that included double spends, totaling 219,500 ETC (~$1.1M).

引用:Coinbase

重要項目を日本語訳で
  • Coinbaseは2019年1月5日にReorgを確認
  • Coinbaseは、ETCのブロックチェーン上で行われた2重支払いを含む12のReorgを確認
  • Coinbaseは顧客の資産を守るために、直ちにETCブロックチェーンとのやり取りを停止
  • 被害額は219,500ETCで約110万ドル(約1億2,000万円)

イーサリアムクラシックの公式デベロッパー団体は当初、Coinbaseの報告を否定していましたが、

中国のセキュリティ企業SlowMistと協力し、攻撃の状況を確認しているのが現状です。

日本語訳

私たちはSlow Mistなど多くの人々と協力し、攻撃の状況を確かめています。

各取引所とマイニングプールにブロックの「確認数」を大幅に増やすことを勧めています。

イーサリアムクラシックの相場への影響

今回攻撃の情報を受けたETCの価格は前日比9.06%の下落を記録していたものの、1月8日12時を過ぎた当たりから価格を戻しています。

仮想通貨イーサリアムクラシック(ECH)とはそもそも何か?

では、今回攻撃を受けたとされるイーサリアムクラシックですが、そもそもどんな仮想通貨なのか?

イーサリアムクラシックは、イーサリアム(ETH)からハードフォークした仮想通貨で、CoinMarketCap上では時価総額ランキング上位に位置している有名なコインです。

そして、イーサリアムクラシックは分散型アプリケーション(※2.)構築のためのプラットフォームとして開発された仮想通貨で、以下2つの特徴があります。

  • コインの発行上限、発行枚数の減少期の設定(発行上限は2億1,000万枚~2億3,000万枚)
  • IoTアプリへの活用に特化

イーサリアムには発行上限が設定されていませんが、イーサリアムクラシックには発行上限があるのが特徴です。

また、イーサリアムクラシックの技術は、IoTの課題として挙げられる セキュリティの虚弱性、データの寡占化などのソリューションとしても期待されています。

※2.
分散型アプリケーションとは、国や会社の介入が無くても自律的に機能するアプリケーションのことで、日中央集権化での稼働を可能とします。

イーサリアムクラシック以外にもこれまでに行われた51%攻撃

今回はイーサリアムクラシックが51%攻撃を受けたとされますが、51%攻撃の被害は今回が初めてではありません。

そもそも51攻撃とは、悪意のあるマイナー(グループ)によってブロックチェーン上のハッシュレート(51%以上)が支配され、データの改ざんやDouble Spend(2重支払い)などの行為が不正に行われることを意味します。

そして、51%攻撃は2018年においても数回行われており、特に話題となったのは2018年3月~5月にかけて立て続けに行われた、ビットコインゴールド(BTG)とVerge(XVG)における51%攻撃です。

通常51%攻撃は、コンセンサスアルゴリズムPoWを採用している仮想通貨に対して行われます。

PoWを採用いる仮想通貨は極めて多く、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)もPoWを採用しています。

51%攻撃などによって、システムの虚弱性が露呈すると相場にもマイナスな影響が及びますので、PoWを採用する仮想通貨に投資する際はそれらのリスクも把握しておく必要があります。

事実、イーサリアムクラシックの相場は2019年1月8日現在、前日比9.06%の下落を記録しており今後もさらなる下落が予想されます。

また、各取引所の今後の対応にも注目が集まります。

【参考文献】

イーサリアムクラシックとコインベースの関連記事

bellcoin_banner600-500_2 (1)
bellcoin_banner600-500_3
bellcoin_banner600-500_1 (1)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

仮想通貨情報をお届けします

Twitterでフォローすると良い事あるかも!

おすすめの関連記事