ICO割れ
ICO割れ

Bithumb(ビッサム)の株式がシンガポールの投資会社に譲渡される

2018年10月12日に韓国の大手ニュースサイト「About Yonhap News」によると、韓国の大手仮想通貨取引所であるBithumb(ビッサム)が、自社保有の株式の内、約38%もの株式をシンガポールの投資会社であるBKグローバルコンソーシアム(BK Global Consortium)に売却したことが明らかになりました。

BKグローバルコンソーシアムは、シンガポールの整形外科医療グループBKメディカルグループの投資会社として知られています。

これまでBithumbの筆頭株主はBTCホールディングスカンパニー(BTC Holdings Company)であり、Bithumbの株式のおよそ76%を保有していました。

しかし、今回BTCホールディングスカンパニーがBKグループコンソーシアムに、Bithumbの株式の50%プラス1株を4,000億ウォン(約395億円)で譲渡しています。

つまり、Bithumbの筆頭株主は今後、BKグループコンソーシアムになります。

また、株式の譲渡を受けたBKグローバルコンソーシアムの経営者キムビョンゴン氏は、ブロックチェーン関連のスタートアップ企業への投資家として知られている人物でもあります。

Bithumbが譲渡した理由は次の3つが挙げられます。

  • ブロックチェーン開発に熱心なシンガポールが注目
  • 韓国仮想通貨取引所の多くはコングロマリットの財政支援を受けている
  • Bithumbの利益が1年ほど前から大幅減していた

では、1つずつ見ていきましょう。

ブロックチェーン開発に熱心なシンガポールが注目

今回このような譲渡に至った経緯として、1つ目にシンガポールがブロックチェーンに注目している点が挙げられます。

理由は、シンガポール政府が独自にブロックチェーン産業への発展を支援する政策をしている為です。

その為、大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)や韓国の取引所UPbit(アップビット)も、シンガポールでの取引所の新設に動いています。

つまり、Bithumbがシンガポールの投資会社であるBKグローバルコンソーシアムに譲渡にしたことも、シンガポールのブロックチェーン産業への発展支援に注目して行ったことも言えるでしょう。

韓国仮想通貨取引所の多くはコングロマリットの財政支援を受けている

Bithumbが譲渡した2つ目の理由に、Bithumb以外の韓国の仮想通貨取引所の多くがコングロマリットによる財政支援を受けている点が挙げられます。

💡コングロマリットとは?

コングロマリットとは、直接関係を持たない多種類の事業をいくつも営む企業のことです。

日本企業で例えると、株式会社楽天のように、ショッピングサイトや旅行、そして金融など、様々な事業を行なっている企業をコングロマリットと呼びます。

Bithumbは韓国の仮想通貨取引所の中でもUPbit(アップビット)と並んで、韓国内で最有力のデジタル資産プラットフォームとして位置してきました。

取引所UPbit(アップビット)は、2017年末に韓国のコングロマリットであるカカオがBithumbに対抗するために作った取引所です。

そして、韓国の取引所である、新韓銀行(Shinhan Bank)支援のゴパックス(Gopax)やオンラインゲームのネクソン(Nexon)支援のコルビット(Korbit)なども、コングロマリットの支援を受けている仮想通貨取引所であったため、単独の取引所であるBithumbには、多くの投資家が注目していました。

しかし、コングロマリットの支援を受けている企業がセキュリティや開発に力を入れる中で、Bithumbは2018年6月にハッキング被害を受け、320万ドル(35億円)の損失を出しているという背景があります。

>>>2018年6月取引所Bithumb(ビッサム)でハッキング事件!ハッキングされた原因は?

Bithumbの利益が1年ほど前から大幅減していた

Bithumbが譲渡した3つ目の理由に、Bithumbの利益が1年ほど前から大幅に減少していることも影響していると考えられます。

Bithumbは、2017年に純利益が3億5000万ドルを記録し、前年の171倍になったとされ、多くのニュースに取り上げられていました。

Bithumbの事業報告書によると、同社の昨年の売上高は3334億ウォン(約340億円)、当期純利益4272億ウォン(約436億円)を記録しています。

2016年の売上高43億ウォン(約4億3,870万円)、当期純利益25億ウォン(約2億5,500万円)だった点を勘案すれば、Bithumbは1年ぶりに売上高77倍、当期純利益171倍を達成しています。

引用:BITTIMES「Bithumbの純利益は昨年の171倍」

しかし、2018年6月の純利益はハッキングなどの影響もあり、3500万ドルと、2017年に比べておよそ10分の1まで減少しています。

ICO割れ

8月末、上場企業子会社であるBithumbは財務諸表を明らかにしていました。

今年6月の約350億ウォン(約34億円)のハッキング被害にもかかわらず、今年上半期に約3,500万ドル(約38億円)の純利益を計上しました。

引用:コイン東京(cointokyo)

さらに、Bithumbの1日の取引量はハッキング前は3億5000万ドルほどであったが、ハッキング後は2億5000万ドルほどまで減少しています。

そして、8月にBithumbはNH農協銀行との契約の問題により、「一時的に新規ユーザーアカウント開設を停止」すると発表したことにより、取引量が減少しています。

 

その後、BithumbはNH農協銀行との再契約を結び、手数料還元キャンペーンを仕掛けて、取引量は大幅に上昇し、8月30日には24時間の出来高は前週比400%増加して3億5900万ドル(約400億円)を観測し、市場5位にまで回復しました。

【最新】Bithumbの取引量が世界1位に返り咲く

10月12日にBithumb(ビッサム)が、シンガポールの投資会社であるBKグローバルコンソーシアム(BK Global Consortium)に売却した後、24時間の取引量が増加し、10月19日には世界1位にまで返り咲きました。

Bithumb(ビッサム)は、大手ICO評価サイトICOrating.comが調査したセキュリティランキングでは、上位100位にはランキングされていないものの、多くの投資家から人気のある仮想通貨取引所の為、今後も注目すべき取引所であるといえるでしょう。

>>>仮想通貨取引所セキュリティランキングが発表された!

【参考】

【関連記事】

ICO割れ
このエントリーをはてなブックマークに追加
仮想通貨 バナー

LINE@に登録して㊙の仮想通貨情報を手に入れよう!

仮想通貨トリビアでは、明日使える無駄知識的な仮想通貨情報を発信中!

近年、大手メディアは主要銘柄に関する情報しか発信してません。

しかし、仮想通貨トリビアではアルトコイン独自情報も満載で発信しています。

登録無料ですから今すぐ登録しましょう⇩

※購入を進めるような投稿は一切致しません。

チャッティネス
ICO割れ
仮想通貨 美人

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

仮想通貨最新情報をお届けします

Twitterでフォローすると良い事あるかも!

あなたにおすすめの仮想通貨記事