仮想通貨市場の時価総額は将来1000%以上上昇する!とパンテラキャピタルトップが提言!

仮想通貨市場の時価総額は将来1000%以上上昇する!とパンテラキャピタルトップが提言!

ブロックチェーン技術、デジタル通貨、暗号資産などの投資会社であるパンテラキャピタルの投資部門トップであるJoey Krug(ジョーイ・クラッグ)氏が17日、アメリカ大手メディアブルームバーグのインタビューに応じ、以下のコメントを残し、仮想通貨市場の今後を理由付けで予想しました。

仮想通貨市場の時価総額はこれから1000%上昇する。

引用:bloomberg公式サイト

以下は、ブルームバーグで実施したインタビュー動画の日本語版です。(動画の長さ:2分43秒・日本語字幕無し)

ジョーイ・クラッグ氏の予想とその理由

今回このような予想を立てたのは、パンテラキャピタルの投資部門トップであるジョーイ・クラッグ氏です。

ジョーイ・クラッグ氏は、「次の上昇相場で仮想通貨市場の時価総額は2兆ドル(約220兆円)を超える」と予想しました。

理由として挙げたのは以下の2点です。

  • ウォール街の大手金融機関(フィディリティやICE)の仮想通貨業界参入
  • ブロックチェーン技術はダイアルアップ接続前のインターネットと酷似している

1つずつ見ていきましょう。

ウォール街の大手金融機関(フィディリティやICE)の仮想通貨業界参入

ジョーイ・クラッグ氏はウォール街(※1)の大手金融機関である投資会社フィディリティやインターコンチネンタル取引所(ICE)が仮想通貨業界に参入することを最も重要視しています。

後述する「ブロックチェーンとインターネットの類似性」の話と絡めながら説明しますが、仮想通貨市場は今現在「普及面での具体的な進展」を待っている状態だとし、普及を促進するためにはスケール拡大(規模の拡大)がカギになるとジョーイ・クラッグ氏は語っています。

つまり、仮想通貨市場が拡大する為の重要なカギである、「スケール拡大(規模の拡大)」を大手金融機関のフィディリティやICEが担うことで、仮想通貨市場の時価総額上昇が実現するということですね。

※1ウォール街とは?
ウォール街とは、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタンの南端部に位置するストリートの1つです。
通常、世界の金融センターを指す用語として使われます。(ニューヨーク証券取引所などがある為)

ブロックチェーン技術はダイアルアップ接続前のインターネットと酷似している

コンピューターとネットワークを接続する方法はいくつかありますが、今主流のADSLや光ファイバーが登場する以前は、電話とおなじ周波数帯でデータを送信する「ダイアルアップ接続(※2)」が主流でした。

※2.ダイアルアップ接続とは、コンピューターからネットワークへ接続する方式の1つです。ダイアルアップ接続の登場でインターネットの普及が加速しました。

ダイアルアップ接続は、ADSLや光ファイバーに比べ送信速度はかなり遅いですが、当時はネットワークとコンピュータをつなぐ革新的な通信方法として利用され、インターネットの普及に貢献しています。

ジョーイ・クラッグ氏はブロックチェーンの現状をその「ダイアルアップ接続前のインターネットと似ている」としています。

つまり、インターネットを普及させる決め手となった「ダイアルアップ接続」のような技術がブロックチェーンには無いというわけです。

ジョーイ・クラッグ氏が予想する上昇相場の時期

ジョーイ・クラッグ氏が語る通り、現状多くの仮想通貨は1秒間の取引処理量が、ビザカードやマスターカードなどのクレジットカードに比べ大幅に少ないです。

取引量の違い

例えば、クレジットカードでは世界一の処理能力を持つVISAカードのシステムで平均スループットは4000~6000tps(トランザクション/秒)と言われています。

しかし、仮想通貨の主要銘柄であるビットコイン(BTC)が約7トランザクション/秒、イーサリアム(ETH)が約15トランザクション/秒、リップル(XRP)が約1,500トランザクション/秒と言われています。

そこで、ジョーイ・クラッグ氏は、スケーラビリティ問題(※3)を解決することで道が開けると語っていますが「仮想通貨のネットワークがビザやマスターカードなみの取引量を達成するのには1、2年かかる」としています。

つまり、ジョーイ・クラッグ氏が予想する上昇相場は、2019年以降ということですね。

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