ネム(NEM)のカタパルト実装日は10月?評判・将来性まとめ

2018年に大きな話題を呼んだ仮想通貨がネムで、プラスニュースだけでなく仮想通貨取引所からの流出事件というマイナスなイメージがついてしまいました。

しかし、仮想通貨自体の脆弱性などの問題があったわけではなく、大型アップデートのプロジェクトがあることから再び注目を集めるようになっています。

実装が予定されているのが「カタパルト」で、カタパルトの実装によってネムはヨリ実用性の高い仮想通貨になるとみられています。

他の仮想通貨に比べた際の優位性が高いことや、知名度が高いことを含めて仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性があるのです。

ネムのカタパルトとは

カタパルトはネムのアップデートプロジェクトのことです。

カタパルトはネムの機能向上のために発表されていて、早ければ2018年度中には実装されると噂されていました。

2018年5月にはネムのプライベートチェーンを利用したmijinにカタパルトが実装され、大きな話題を呼びました。

一方でネム自体へのカタパルト実装には期間が開いてしまい、開発状況が不透明なことからさまざまな憶測を呼んでしまったのです。

しかし、2019年にNEM財団が再編されると、3月29日にカタパルトのロードマップが発表され、投資家や開発者の不安を払拭する形になったのです。

カタパルトが実装されるとネムはどうなるの?

ネム カタパルト

カタパルトを実装することでネムの処理速度が飛躍的に上昇します。

処理速度が飛躍的に早く、手数料の安い仮想通貨が誕生する

主要な仮想通貨と知られているビットコインは1秒間に7件の取引が承認される状態になっています。

しかし、1秒間に7件の速度ではショッピングなどに利用することは困難で、さまざまなアップデートが繰り替えされている状態です。

金融取引を視野に開発されたリップルは1秒間に1500件と、かなり高速で取引ができますが、ネムがカタパルトを実装することで1秒間に3000件から4000件の取引が承認されるといわれています。

クレジットカード会社で有名なVISAの承認が1秒間に4000件から6000件と言われていることから、いかにその速度が速いかがわかります。

カタパルトを実装することでショッピングに利用してもストレスを感じず、しかも取引手数料が安い仮想通貨が誕生する可能性があるのです。

セキュリティ面も強化されより安全な決済手段となる

また、カタパルトにはセキュリティの強化も盛り込まれているため、より安全な決済手段として利用できる可能性が高まります。

特定のトランザクションのブロックや、ホワイトリスト、ブラックリストの使用など取引相手を絞ることも可能になる予定です。

多くの仮想通貨が処理速度などで課題を抱える中、実用に向けて前進する可能性があるのです。

【最新情報】ネムのカタパルトが実装されるのはいつ?

ネムのカタパルトの実装

新たにNEM財団が発表したロードマップによると、カタパルトの実装は2019年の10月前後になる見込みです。

ロードマップには「2019年Q3後半〜Q4初期」にカタパルトがメインネットにアップロードされるとされており、事実上の実装になっているためです。

Q3が7月から9月、Q4が10月から12月に相当するため、実装が早ければ9月、遅ければ10月以降にずれこむ可能性もあります。

Q4にはローンチ(実装)後のさまざまなアップデートが予定されていて、年内中に大きな動きがある可能性が高くなっています。

2020年以降はIoTのサポート、ライトニングネットワークへの対応、ステーブル化なども予定されていて、更に高性能な仮想通貨に生まれ変わる可能性もあるのです。

カタパルト実装後にどのように実用化に結びつけるのか、価値向上のための改善を続けられるかも注目のポイントになります。

ネムのカタパルトが実装された場合のネムの将来性

カタパルト実装後のネムの将来性

ネムのカタパルトが実装された場合、ネムは高速で決済処理ができる仮想通貨として地位を得ることになります。

ビットコインやイーサリアムは知名度の面などで優位に立つ一方、拡張性や処理速度などの面で限界があることが指摘されています。

問題を解決するためのアップデートやさまざまな取り組みが行われていますが、より後の世代の仮想通貨を上回る速度などを確保できていない状態です。

構造上の問題や開発者の思惑の衝突などからハードフォーク(仮想通貨の分裂)が起きた例があるほどで、改善を行うのも一筋縄ではいかないのです。

実用的な仮想通貨として一気に注目が集まる

そのため、ネムのカタパルトを実装することで、実用的な仮想通貨として一気に注目を集める可能性もあります。

ビットコインやイーサリアムが注目され、金銭的に大きな投資を集めながらも実用化が進まないのは、不便の解消のために大きな研究開発費用がかかり続けているためです。

手軽に使える仮想通貨としてネムの実用化が進めば、一気に仮想通貨業界の主役になる可能性もあります

ただし、ネムのようにビットコインやイーサリアムの課題を見つけ、その克服から誕生した仮想通貨は他にもあります。

仮想通貨の主役になるにはカタパルトを実装して終わりではなく、ライバルとの開発競争に勝ち続ける必要があるのです。

ネムのカタパルトが実装されると価格はどうなる?

カタパルト実装後のネムの価格

ネムのカタパルトが実装されれば実用化に対する思惑が働くことになります。

需要以上に投資目的のお金が入る可能性も存在し、一気に価格が上昇する可能性が高くなります

相場は水物であり100%上がる保証はない

注意したいのは価格が上がると必ず逆張りをする人がいるということです。

価格があがった状態でネムを手放し、儲けを確定しようとする人が現れます。

また、急激な価格差を利用して大量に売買を繰り返すことで差益を得ようとする人や、価格が高くなることで全てのポジションを解消しようとする人も出る可能性があります。

急激な価格上昇の気配があればそれに対抗するように利益を出そうとする人が増え、一気に価格が急上昇して下落する、あるいは材料で尽くしで大幅に下がる可能性もゼロではありません。

ネムに限らず相場は水物であり、100%上がるという保証はないのがポイントになってきます。

早めに購入すれば利益を得られるチャンスがある

ただし、早めにネムを購入しておけば、実装が近くなるにつれ期待相場になり、全体的な高値になる可能性もあります。

実装が発表される前に売ってしまうのも方法で、価格の乱高下に巻き込まれない方法の一つになっているのです。

また、それを見据えて大量に売却する投資家などが現れる可能性があります。

相場は一人で作れるものではなく、自分と同じような考え方をする人、全く逆の考えをする人がいることに理解が必要です。

大量保有を目指す場合は一部を売却して利益を確保し、価格が下落する場面があったら買い増しをするなど工夫をするのも方法になります。

ネムのカタパルトについての評判

ネムのカタパルト 評判

市場の注目度は非常に高い

ビットコインを含む仮想通貨関連の専門サイトやアカウントはカタパルトの実装タイミングに熱い視線を向けています。

どのような形にせよ、実装が決まれば大きく値動きが起きる可能性が高く、それだけ収益に繋げられるチャンスが増えるからです。

確実に来ると断言できる状況ではないものの、開発の進捗状況などで事前期待が高まればさらに値動きがダイナミックになる可能性があります。

ロードマップには実装前のテストなども織り込まれているため、公式情報を頼りに早めにポジションを増やす人が増える可能性もあります。

逆に遅れがあればポジション解消が起こるなど、下落が起きる可能性もあるのです。

事前の期待で相場が上がっていること自体に注目をする人も多い

ネムはロードマップ公開から事前期待で上昇相場に転じており、ビットコインの価値自体の見直しとあわせて目だった値動きを見せています。

カタパルト実装になれば更に価格が上がると予測している人も多く、それだけ期待度が高いということになります。

過去のビットコインの価格上昇相場になぞらえ、価格が急騰するのではと予測する人もいます。

2017年からカタパルト実装を待っていた人も

カタパルト自体を評価していて、2017年頃からネムに投資していた人もいます。

実装に向けて着実に進んで欲しいという声も多く、これ以上延期してほしくないという声が混じることもあります。

開発が順調に進むとは限らないため、うまくいって欲しいと願っている人もいるのです。

それだけカタパルトに対する期待が高いということでもあります。

期待はしても日程がしっかりと判明しないことがポイントに

ネムの価格が急上昇した際にも、あくまで期待による上げで本格的な上昇相場はこれからだと考える人もいます。

実装の日程などが決まれば更に強気相場になると見ていて、長期でホールドしている人も珍しくないのです。

年単位で実装を待っている人がいるため、直近の値動きで売買をしている人ばかりではないのです。

ネムのカタパルトのまとめ

ネムにカタパルトが実装されれば、高速で取引が可能なセキュリティ性の高い仮想通貨が誕生します。

他の仮想通貨のアップデートと比べてもかなり画期的なものであり、実装されれば強気な価格相場が展開されると読んでいる人が多いのです。

実用化に向けたサービス開発も進んでいるため、仮想通貨界隈に大きな影響を与える可能性もあります。

早めに投資をしたいのであれば購入して損がない仮想通貨である一方、開発が遅れる可能性などにも注意が必要です。

仮想通貨などに関するお得な情報を発信中!

仮想通貨トリビアでは、まだ知られていない仮想通貨の情報を随時発信しています。

銘柄や取引所はもちろん、話題になりかけのゲームの情報などが満載!

上場のニュースも届きますから、ぜひ登録して下さいね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

仮想通貨情報をお届けします

Twitterでフォローすると良い事あるかも!

関連情報