SBIVCも採用のナスダック市場監視技術SMARTS:新たに2社が採用

全米証券業協会(NASDAQ)によって開設された世界最大のベンチャー株式市場NASDAQ(ナスダック)が、仮想通貨取引所に対し市場監査技術を提供する際、

取引所を判断する監査プロセスが、関係者の話によって明らかになりました。

ナスダックの取引・監査部門のディレクターであるTony Sio氏は、監査プロセスについて次のようにコメントしています。

Tony Sio氏

歴史的には、我々の顧客は知名度の高い企業が多かったため、大掛かりな審査プロセスは必要なかった。しかし、スタートアップなどと連携するなかで、確立された確認プロセスの必要性が明確になった。

仮想通貨はこれから伸びる資産クラスだと見ているからこそ、今私たちは、仮想通貨に技術提供などの形で携わっている。

我々の顧客(仮想通貨取引所)が、マッチングや監視などを通して市場規模の拡大を提供することができるよう、我々のSMARTS技術を提供している。

SMARTS技術とは?

SMARTS技術とは、取引所、ブローカー、および規制当局によって利用されている市場操作の可能性を検出するための技術です。

リアルタイム及び過去データから検出されるパターンを相関させ、見せ玉注文や なれ合い取引 を追跡することができる「クロスマーケット監視技術」とも呼ばれます。

SMARTSの利用企業には、インターコンチネンタル取引所(ICE)や香港取引所(HKEx)など世界最大の取引所が含まれます。

Tony Sio氏によると、ナスダック(NASDAQ)のSMARTS技術を利用している企業は、2018年7月時点で5社、2019年2月時点では7社に増加しています。

また、7社の中には、SBIグループの仮想通貨取引所SBIVCや、ウィンクルボス兄弟が運営している仮想通貨取引所Geminiが含まれます。

ナスダックの審査プロセス

ナスダックがSMARTSを顧客に対して提供するかどうかの審査基準が公表され、次のような項目が重要視されています。

  • 取引所のビジネスモデル
  • KYC/AMLの確認
  • 取引所の統治プロセスと管理権限
  • 取引されている通貨の評判
  • 取引所の組織構造
  • 創設者の技術系、金融系の職務履歴
  • 仮想通貨上場基準の有無

これらの審査基準を公表したナスダックは、仮想通貨関連に対して2015年にChain社に3000万ドル(約33億円)を出資し、2019年1月にはブロックチェーン企業Symbiont.ioに2000万ドルの出資(約22億円)を行っています。

ナスダックとVanEckの先物取引にも注目

ナスダック(NASDAQ)といえば、2018年12月に「仮想通貨の先物取引所開始」を正式に発表したことでも注目を集めています。(主な発表内容は以下の通り)

  • 先物取引の開始時期は米規制機関(CFTC)などにゆだねられている状態
  • 2019年の第一四半期(1月~3月)には開始する予定
  • ナスダックは以前から、先物取引実現に向け多大なエネルギーと資金を投入していた

ナスダック(NASDAQ)は、最有力ビットコインETF申請企業であるVanEck社と提携を結んだり、STOプラットフォームの立ち上げを検討するなど、

仮想通貨に対して積極的な動きを見せています。

相場・市場への影響力をもつ、世界最大のベンチャー株式市場NASDAQの動きからは今後も目が離せません。

【参考文献】

ベルコインなどお得な情報を発信中!

仮想通貨トリビアでは、ベルコインを含むまだ知られていない仮想通貨の情報を随時発信しています。

銘柄や取引所はもちろん、話題になりかけのゲームの情報などが満載!

上場のニュースも届きますから、ぜひ登録して下さいね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

仮想通貨情報をお届けします

Twitterでフォローすると良い事あるかも!

おすすめの関連記事