仮想通貨を取扱う国内会社16社の特徴まとめ

仮想通貨を取り扱っている会社の特徴をよく知っておくことで、実際に取引を行う際に良い決め手になることがあります。

「この会社は有名だから」「この会社と取引している人が多いから」などという曖昧な理由や、周囲の意見に流されて決めてしまうと痛い目に合うこともあります。

そうならないためにも仮想通貨を取り扱っている会社の特徴をしっかりと知っておくと自分にもプラスになり行動しやすくなります。

本記事では国内ですでに仮想通貨交換業者と認められている16を紹介しますので、今後の参考にして下さいね。

仮想通貨を取扱う国内会社16社の特徴

仮想通貨の取引を行うためには取引所の口座やウォレットが必要です。

現在日本にも取引所やウォレットなど仮想通貨を取り扱う会社は複数あり、それぞれ扱ってる通貨の種類や特徴が大きく異なります。

インターネット上で取引や管理を行う仮想通貨はセキュリティーが非常に重要で、それぞれの会社の特徴をしっかりと把握して信頼できる会社で仮想通貨の取引や管理を行っていきましょう。

株式会社bitFlyer

株式会社 bitFlyerは東京都港区赤坂９丁目のミッドタウンタワーの８階にある会社です。

会社の事業内容としては仮想通貨交換業およびブロックチェーン開発・サービス事業を行っています。

株式会社bitFlyerの特徴としてはビットコインの取引高が日本一ということ、海外にも勢力を拡大中であるということです。

これらをもっと詳しく説明をすると、仮想通貨の取引は“取引高“と“流動性“が非常に重要になります。

これらがイマイチな会社は取引をしてもあまり良い方向には行きません。

そのため「ビットコインの購入なら株式会社 bitFlyerが良いよ！」と勧める方が多いほど取引高が優秀です。

株式会社 bitFlyerは2017年11月にアメリカでの仮想通貨交換業者としてのライセンスを取得し、事業を始めるなど積極的に海外での事業展開を進めています。

そして約１年後の2018年1月にはEUでのライセンスを取得し、仮想通貨交換業を始めました。

これらがどういうことなのかと言うと、日本国内だけではなく海外でも仮想通貨交換業のライセンスを取得して、事業展開しているということは安全性はもちろん信頼性も高いということです。

株式会社 bitFlyerは仮想通貨投資初心者もしくは、取引を始めてからまだ日が浅い人におすすめの会社になります。

GMOコイン株式会社

GMOコイン株式会社は東京都渋谷区の渋谷インフォスタワーにある会社です。

会社の事業内容としては仮想通貨交換業のみとなっています。

ちなみにGMOコイン株式会社の特徴としては“販売所“ということです。

販売所というのはユーザーと販売所の間で取引が行われるシステムになっていて、価格が固定されているため数量さえ指定すれば売買が成立します。

そして手数料が他の販売所に比べて圧倒的に安いのも特徴になります。

GMOコイン株式会社は、「仮想通貨はよく分からないけれどやってみたい」「使いやすくて分かりやすいサービスが良い」と思っている方におすすめの会社です。

SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社

SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は東京都港区六本木の、六本木ティーキューブ19階にある会社です。

主な事業内容は仮想通貨の交換・取引サービスやシステム提供を行っています。

SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社の特徴としては、大手金融会社のSBIグループ傘下の安心感、誰でも簡単に扱うことができるインターフェース、取引手数料が無料ということです。

もっと詳しく説明をすると、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は仮想通貨業界で最も金融業の知見が豊富と言われています。

そしてSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社の創業者でもある北尾吉孝氏は国内の多くの仮想通貨関連団体を取り仕切っていて運営はもちろんセキュリティー面では業界１と言われている程安心感があります。

インタフェースについては、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社はNASDAQの取引システムを利用しているので低遅延な取引環境でシステムエラーが起こりにくい状況です。

SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は、初心者の方はもちろんスムーズな取引を行いたい方におすすめの会社になります。

QUOINE株式会社

QUOINE株式会社は東京都中央区京橋の京橋エドグラン19階にある会社です。

主な事業内容は仮想通貨取引所の開発と運営、ブロックチェーンを基盤とした金融サービス事業、仮想通貨取引システムのB2B展開事業を行っています。

QUOINE株式会社の特徴としては、各種取引手数料が０円ということです。

取引手数料が０円の会社はよくありますが、QUOINE株式会社では取引手数料はもちろんロスカット手数料、口座開設手数料、口座維持手数料が全て０円になります。

ですが、BTCJPY以外の現物取引とレバレッジ取引、ETH以外の手数料になります。

QUOINE株式会社はこうした手数料が０円のため、「初めてだから費用は抑えたい」「賢く仮想通貨をやりたい！」という方におすすめの会社です。

株式会社Xtheta（シータ）

株式会社Xtheta（シータ）は大阪府大阪市中央区南船場にある郵政福祉心斎橋ビルにある会社です。

主な業務内容は株式会社Xthetaの運用を行いながら信頼性や性能を向上させるためのソフトウェア開発とシステム構築を行っています。

株式会社Xthetaの特徴としては仮想通貨の取り次ぎサービスとお得なキャンペーンがあるということです。

もっと詳しく説明をすると、株式会社Xthetaには機械が苦手な方でも簡単に取次ぎが行えるサービスがあります。

簡単に言えば株式会社Xthetaに購入依頼をして、購入してもらうことが可能だということです。

購入依頼をすることで株式会社Xthetaが国内の認定取引所のレートを比較し、より良い取引所で購入してくれるという画期的なサービスがあるため安心して取次ぎを任せることができます。

取次ぎを利用するメリットとしては、株式会社Xthetaがレートの良い取引所を探してくれることで自分でレートを探す必要がなくなる。

またどこでどの仮想通貨を取り扱っているのかを知らなくても株式会社Xthetaが全て行ってくれるということ、色んな取引所に登録する必要がないということになります。

取次ぎは全体的に面倒がなく、ストレスフリーで仮想通貨を利用することができるということです。

得なキャンペーンについては、オープン記念や何かの記念、キャンペーン時などにキャッシュバックキャンペーンをよく行っています。

アカウントを登録して、仮想通貨の購入申し込みをした人がキャッシュバックキャンペーンの対象になりますが、株式会社Xthetaにアカウント登録をして取次ぎを行えば誰でも簡単にキャンペーン対象になります。

株式会社Xthetaは、「仮想通貨をやりたいけれど時間に余裕がない」「初心者だから何が何だか分からない」などという方に非常にオススメの会社です。

テックビューロ株式会社

テックビューロ株式会社は大阪府大阪市西区靭本町のミフネ本町ビルにある会社になります。

主な事業内容は暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発提供するクリプト・フィンテック・ラボを行っています。

テックビューロ株式会社の特徴としては、高い技術のプロジェクトになります。

もっと詳しく説明をすると、一定時間当たりの取引数が多くても安定した動作を実現できるため高性能のブロックチェーンコアとして大いに期待されています。

そして近い将来、テックビューロ株式会社の代表が財団の理事を務めているNEMにも実装される予定でもあるため将来性の高いことも特徴と言えます。

テックビューロ株式会社は日々進化する高い技術に興味があるもしくは賭けたいと思っている方におすすめの会社です。

株式会社フィスコ仮想通貨取引所

株式会社フィスコ仮想通貨取引所は東京都港区南青山にある会社になります。

主な事業内容は仮想通貨関連業です。

株式会社フィスコ仮想通貨取引所の特徴としては、取り扱い通貨が取引所で購入できるということです。

これがどういうことなのかと説明すると、フィスコ仮想通貨取引所は販売所と取引所の両方を利用することができます。

取引所は販売所よりも手数料が安く、価格変動により差益を生み出すことが可能です。

ちなみにフィスコの取引手数料は国内産通貨の手数料が無料だということと、トークンの取引も0.1～0.3％前後の手数料で取引が行えるということになります。

他にはセキュリティが強いということも株式会社フィスコ仮想通貨取引所の特徴と言えます。

インターネット上で通信されるデータは全て暗号化されるためプライバシーの保護はもちろん、取引に関する情報の盗難や流出を防いでくれます。

そのためハッキングによる盗難被害や資金の府営運用などの心配もなくアカウントロックによる厳重なセキュリティ強化の他、不正な入金や送金も防ぐことができます。

株式会社フィスコ仮想通貨取引所は、取引時の手数料を抑えたい方や、厳重なセキュリティに期待したい方に非常にオススメの会社です。

株式会社ビットポイントジャパン

株式会社ビットポイントジャパン は東京都港区六本木にある住友不動産六本木グランドタワー36階にある会社になります。

主な事業内容は様々あり、

• 仮想通貨交換所の運営
• 仮想通貨交換サービス(現物取引)
• 仮想通貨レバレッジ取引
• FX取引(証拠金取引)
• 仮想通貨の送金・受金サービス
• 仮想通貨による店舗決済サービス
• ホワイトラベルによる仮想通貨取引システム導入支援
• その他仮想通貨周辺サービス

を行っています。

株式会社ビットポイントジャパン の特徴としては基本的な手数料が無料ということと、高機能トレードプラットフォームを採用していることです。

基本的な手数料が無料というのは、口座管理料、取引手数料(現物取引・レバレッジ取引・ビットコインFX取引)、送受金手数料が無料になります。

高機能トレードプラットフォームの採用というのは、豊富な分析機能や取引シグナルを使って他のトレーダーの取引をコピーすることができる機能になります。

外国為替取引で圧倒的に人気のある機能です。

株式会社ビットポイントジャパンは、「手数料をかけずに仮想通貨の取引を行いたい」という方に非常にオススメの会社です。

株式会社DMM Bitcoin

株式会社DMM BitcoinはDMMビットコインという仮想通貨取引所を運営する会社です。

関東財務局に仮想通貨を取り扱う会社として登録されており、FX証券や動画コンテンツなどを提供するDMM.comのグループ企業であるため信頼性が非常に高い会社です。

株式会社DMM Bitcoinが運営する取引所DMMビットコインは取引にかかる取引所内の手数料が無料で、ほかの取引所と比べても手数料が非常に安いです。

現物取引での手数料も無料で魅力的ではありますが、現物取引できるのはビットコインとイーサリアムのみしかできないのが現状です。

その他にもネムやリップルなどアルトコインと呼ばれるものも扱ってはいますが、これらは信用取引のみになっています。

多くの取引所ではビットコインのFX取引のできるところは多くありますが、アルトコインのFX取引のできる国内の取引所は非常に少ないです。

しかし、株式会社DMM Bitcoinが運営する取引所DMMビットコインではアルトコインを使ったFX取引が可能です。

DMM.comのグループ企業であることから信頼度が高く運営する取引所内の手数料も安い株式会社DMM Bitcoinですが、マイナスな面としてはスプレッドが広いということが挙げられます。

スプレッドとは売値と買値の差のことですが、スプレッドが広いため現物取引の手数料が無料でもほかの取引所と実質的な手数料はほかの取引所と大差がありません。

株式会社マネーパートナーズ

株式会社マネーパートナーズは東証一部に上場している個人向けの外貨FX取引を得意とした会社です。

株式会社マネーパートナーズの社長は現在仮想通貨を取り扱う業者が集まる仮想通貨事業者協会の会長を務めており、関東財務局で仮想通貨取引業者として認可されています。

しかし、まだ仮想通貨の取引サービスを提供していないのが現状です。

ですが、仮想通貨取引のサービスを提供する子会社の設立を行っており、今後今まで培ってきた外貨FX取引のノウハウを活用したビットコインのFX取引などのサービスを展開するのではと予想されています。

フォビジャパン株式会社

フォビジャパン株式会社はもともと中国系の仮想通貨を取り扱う会社で、2018年にビットトレードの運営会社を買収して日本での仮想通貨取引所のサービス提供を始めました。

元々はフォビという世界各国に展開する中国系の仮想通貨取引所を運営していましたが、日本に展開するにあたって設立された会社でもあります。

日本の法律に乗っ取って取引所は運営されており、国内取引所と海外取引所の良さを掛け合わせた取引所を運営してします。

また、セキュリティーの安全性も高く安心して取引が行えますが、現状認知度が高くないのが現状です。

主にビットコインやイーサリアム、リップル、モナコインなどが取引されています。

TaoTao株式会社

TaoTao株式会社はヤフーグループが出資している会社で、2019年の夏以降に仮想通貨取引所TAOTAOを開設して運営を行っていく会社です。

現在取引などは開始されていませんが、口座開設の申請は始まっています。

現物取引ではビットコインとイーサリアムの売買、FX取引ではビットコインとイーサリアムの他にリップルやビットキャッシュなどの取引が行える予定になっています。

コインチェック株式会社

コインチェック株式会社は取引所コインチェックを運営する会社で、2018年に『コインチェックNEM流出事件』があった会社として有名です。

ネム流出事件以降口座の開設や仮想通貨の取引などすべての取引所としての機能は停止していましたが、現在運営する取引所コインチェックは仮想通貨の売買など取り扱いを再開しています。

また、ネム流出事件以降は認可を受けていないみなし業者でしたが、現在では財務局で仮想通貨交換業者として認可を受けています。

コインチェック株式会社の一番の特徴として挙げられるのが貸仮想通貨事業を展開しているということです。

コインチェックの口座を持っていれば誰でもすぐに利用できるサービスで、持っている仮想通貨をコインチェックに一定期間預けることによって最大年率5％で計算された利用料が仮想通貨でコインチェックから支払われるサービスです。

現在ビットコインのみの対応ですが、今後対応する仮想通貨は増えていく予定になっています。

コインチェック株式会社の運営するコインチェックはアルトコインの取り扱いが多いのも特徴です。

アルトコインの中でもリップルやイーサリアム、ネムなど今後の発展が期待されているアルトコインを中心にさまざまな種類を扱っています。

コインチェック株式会社が運営する取引所コインチェックは初心者でも簡単に操作ができるのも特徴の一つです。

コインチェックは現在アプリとサイトで取引所としてのサービスを展開していますが、見やすいサイトやアプリづくりを意識しているだけではなく直感的に操作ができるようになっています。

そのため、仮想通貨初心者でも簡単に操作がしやすく、初心者でも簡単に仮想通貨の取引を行えます。

楽天ウォレット株式会社

楽天ウォレット株式会社は楽天グループの連結子会社で、2019年夏より仮想通貨取引所としてのサービスの提供を開始する予定になっています。

仮想通貨交換業者としての登録は関東財務局で済んでおり、今後新たな仮想通貨取引所として開設予定です。

現在新規口座開設の申し込みが始まっており通常仮想通貨の取引所の口座を開設する場合は本人確認書類の提出が必要ですが、楽天銀行の口座を持っている場合は本人確認書類の提出は必要ありません。

そのため楽天銀行の口座を持っている場合はその日のうちに仮想通貨の取引所の口座を開設できます。

株式会社ディーカレット

株式会社ディーカレットは今年から仮想通貨に関するサービスの提供を始める会社です。

仮想通貨交換業者としての認可も受けており、電通や伊藤忠商事、JR東日本といった大企業が出資している会社でもあります。

サービスの提供が始まって間もないディーカレットですが、現在の取り扱ってる仮想通貨はビットコイン、ビットキャッシュ、ライトコイン、リップルの4種類です。

円建ての他にビットコイン建てでの取引が可能です。

数々の大企業が株式会社ディーカレットに出資していますが、JR東日本もそのうちの一つです。

現在は仮想通貨の取引のみのサービスですが、今後JR東日本が提供するサービスSuicaへの仮想通貨のチャージができるサービスを提供できるように検討していることが発表されています。

また、今後も他の出資企業と協力して新たな仮想通貨事業を展開することが予想されています。

ビットバンク株式会社

ビットバンク株式会社は取引所bitbank.cc (ビットバンク)を提供する会社です。

ビットバンクは国内最大の取引量を誇る取引所として有名で、ユーザーの資産はすべてオフラインのコールドウォーレットに保管しているため、ハッキングでの資産流出の心配が少ない取引所です。

また、bitbank Infoやブロックチェーン大学校といったサービスで仮想通貨に関する情報や技術的な部分の情報などを提供しています。

ビットバンク株式会社の提供しているサービスを利用しているユーザーは非常に多く、どこの取引所の口座を開設するか迷った場合はビットバンク株式会社の口座を持っていれば問題ありません。

仮想通貨の国内会社まとめ

仮想通貨を取り扱っている会社の特徴によって得や損に大きく影響してきます。

例えば取引は成功しやすいけれど、使いにくい機能や面倒なことが多い会社の場合その分損をしてしまっている部分が大きかったりします。

ですが、頻繁に成功はしないけれど使いやすい機能で面倒なことの少ない会社であれば効率が非常に良いことで成功しやすく得をしやすい状況になります。

成功する確率も大切ではありますが、機能面やその他の特徴を踏まえたうえで会社を選ぶと仮想通貨の取引を行いやすいです。